高校野球【汗と涙】

俺たちの夏は終わらせない。

【誰だ?】大阪桐蔭の新主将は、あの中川卓也に決定。一塁ベース踏み忘れの悪夢、あの悔しさ胸に。

【誰だ?】大阪桐蔭の新主将は、あの中川卓也に。一塁ベース踏み忘れの悪夢、あの悔しさ胸に。

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大阪桐蔭の新キャプテンは「中川卓也」に決定した。

 

第99回大会(2017)、仙台育英に9回2死で一塁ベースを踏み忘れた中川。その直後に、大阪桐蔭はサヨナラ打を打たれ、敗れた。

 

その中川、朝日新聞の取材によると、仙台育英戦から一夜明け、こうコメントしている。

「気持ちは夜のうちに切り替えた。来年の夏、忘れ物(夏の優勝旗)を必ず取りに帰る。先輩たちのためにも、春夏連覇の夢を必ずかなえる。 」

 

大阪桐蔭の新キャプテンは誰?中川卓也

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中川卓也のプロフィール(出身シニア、兄は八戸学院光星)

中川は、中学時代は福島シニア(大阪)に所属。関西選抜に選ばれ、大阪桐蔭入学後も、さっそく6月の沖縄遠征メンバーに藤原、根尾とともに参加した。1年生ではこの3人だけだった。

中川には、3歳上の兄がいる。名前は、中川優。八戸学院光星(青森)のエースとして、2年生の春から3季連続で甲子園の土を踏んだ。「野球選手として尊敬している」という兄と同じ道を歩む選択肢もあったが、「地元の強豪から甲子園に出たい」という思いが勝り、大阪桐蔭の門をたたいた。

 

 

主将候補の中川、福井主将から「折れたらダメだぞ」とアドバイスされたそうだ。

 

大阪桐蔭 新チームが始動 福井主将 中川へ「絶対折れたらアカンぞ」(スポニチ)

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3回戦で仙台育英に敗れた大阪桐蔭の新チームが20日、同校グラウンドで始動した。逆転サヨナラ負けから一夜明けたこの日、守備や打撃練習など約3時間精力的に動いた。仙台育英戦の9回に一塁ベースを踏み忘れた中川卓也内野手(2年)は「昨夜のうちに気持ちを切り替えました。1日も無駄にせず、1からチームをつくり直したい」と決意を語った。

試合後は一滴の涙も出なかったが、帰りのバスや宿舎で泣きじゃくった。

昨夜は福井章吾主将(3年)の部屋を訪ねると、「しんどい思いをすると思うけど、絶対折れたらアカンぞ」と言葉をかけられたという。次期主将の有力候補に挙がる中川は「先輩が果たせなかった夢を実現させます」と前主将に誓った。新チームの公式戦初戦は秋季大阪大会。9月18日の2回戦から登場する。

 

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大阪桐蔭の「最強世代」始動 「山積みの課題がある」(朝日新聞)

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仙台育英に九回逆転サヨナラで敗れ、春夏連覇の道が断たれた大阪桐蔭が、敗戦から一夜明けた20日、新チームの練習をスタートさせた。

「甲子園に行けたのは3年生のおかげ。良いところを学べたのはチームとしてプラスです。ただ、自分たちはほかの大阪のチームよりもスタートが遅れていて、山積みの課題がある」。午後2時ごろに始まった練習。前日の試合で4番に座った根尾は言った。

捕手以外のポジションを全てこなせる根尾や1番中堅の藤原、3番一塁の中川、6番三塁の山田に、前日完投した柿木……。2年生には能力の高い選手が多く、「最強世代」の呼び声も高い。

しかし、中川は「まだ3年生の足元にも及ばない」と言う。建前ではない。事実、4月に「2年」対「3年」で紅白戦を2試合やると、いずれも3年が大量点を奪って圧勝した。最速148キロの根尾らが登板しているにもかかわらず、だ。

3年生にあったのは「一体感」。チームとして全員が日本一という目標に向き、練習から日常生活まで一切妥協しない心の強さがあった。

前日に打者走者と接触し、右足を痛めた中川はこの日、ジャージー姿でベンチから練習を見守った。「外から見ると、声や動きがばらばらで、弱そう。今の2倍も3倍も声を出さないといけない」と感じた。

前夜は宿舎で主将の福井の部屋を訪れ、「ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。そこで福井からこんなことを言われたという。

「しんどいこともあるけど、(リーダー的立場になる)お前が折れたらダメやからな」

主将候補は中川や根尾ら。この日の練習では、この2人がキャッチボールやシートノックの前に円陣の中心で話をした。

西谷監督は言う。「3年生は福井を中心にいいチームができた。こういうチームで勝ちたいと思えた。いかに良さを引き継いで、その上で2年生の強みを出していけるか。もっとたくましいチームになれるように」

新チーム最初の公式戦となる秋の大阪府大会は9月2日に開幕する。(山口史朗)

 

仙台育英戦から一夜、大阪桐蔭のメンバーが心のうちを明かしている。

 

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大阪桐蔭、ベンチ入り19人の心の内(朝日新聞)

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春の選抜「王者」として甲子園に臨んだ大阪桐蔭の夏。史上初となる2度目の春夏連覇の夢は、3回戦、あと1アウトのところで断たれた。野球への思い、甲子園への思い、先輩・後輩への思い——。ベンチ入りしたメンバーと記録員の計19人に、心の内を聞いた。

 

徳山壮磨君①(3年) 甲子園で投げることができ、いい仲間に囲まれ、幸せな2年半だった。後輩たちには、自分たち以上のチームワークで春夏連覇を目指してほしい。

 

福井章吾主将②(3年) 悔いはないけど、ある。勝ちたかった。主将として人との関わり方、まとめ方など色々学んだ。人の先頭に立ち、今後も何でもやっていきたい。

 

中川卓也君③(2年) 気持ちは夜のうちに切り替えた。来年の夏、忘れ物(夏の優勝旗)を必ず取りに帰る。先輩たちのためにも、春夏連覇の夢を必ずかなえる。

 

坂之下晴人君④(3年) 桐蔭の野球で学んだのは頑張れば運がついてくること。「日本一の二遊間」を目指した泉口君に「最高の遊撃手。安心感しかなかった」と伝えたい。

 

山田健太君⑤(2年) 坂之下さんに「不動の4番になれよ!」と言われた。グラウンドで伸び伸びできたのは3年生がいたから。今度は自分が春夏連覇へチームを引っ張る。

 

泉口友汰君⑥(3年) 春夏連覇できなかったことは悔しいけど、後輩たちはきっとやってくれる。坂之下君には「最高の二塁手で、二遊間だった。ありがとう」と言いたい。

 

山本ダンテ武蔵君⑦(3年) 19日はひたすら悔しかったけど、今は開放感もある。後輩に託したい思いはあるけど、プレッシャーになるのであえて何も言いません。

 

藤原恭大君⑧(2年) 九回2アウトからでも負けるときは負ける。野球の難しさを感じた。いつも気楽に打席に入れたのは先輩たちのおかげ。感謝の気持ちしかありません。

 

岩本久重君⑨(3年) 外野に抜けていった最後のヒットが目に焼き付いている。後輩たちには、僕たちの良いところを盗み、悪いところは捨てて、春夏連覇してほしい。

 

根尾昂君⑩(2年) 最後のサヨナラヒットを打たれた瞬間の声援が忘れられない。忘れちゃいけない。勝って、3年生に感謝の気持ちを伝えられなかったのが悔しい。

 

柿木蓮君⑪(2年) 九回に打たれた時、自分の弱い所が出てしまったと思った。苦しくなったらあの瞬間を思い出して練習する。大好きな3年生。お疲れさま。ありがとう。

 

西島一波君⑫(3年) 高校野球は何が起こるか分からないと痛感した。春の選抜決勝で放った本塁打は今後の人生に生かせる一本。後輩たちなら必ず春夏連覇できる。

 

加藤大貴君⑬(3年) 春の選抜で優勝し、マウンドのみんなの輪の中にいる風景が一番の思い出。「1球の重み」を大切にし、後輩たちには春夏連覇に挑戦してほしい。

 

宮崎仁斗君⑭(2年) 試合後、メンバーを外れた3年生が「ありがとう」と言ってくれた。自分が一番悔しいはずなのに。迷惑かけた分、恩返しをしたい。

 

香川麗爾君⑮(3年) 勝つために個が束になり、固まりになったチームだった。この夏、柿木と中川は特にやり残したことがあるはず。また必ず甲子園に行ってほしい。

 

横川凱君⑯(2年) 試合が終わって、3年生が泣いていた姿を絶対に忘れない。先輩たちの最高のチームを超えるチームをつくって、今度こそ夏の甲子園で優勝したい。

 

小林大介君⑰(3年) 毎日の練習が一番の思い出。ノックを受けたり、トレーニングをしたり。自分たちができなかった夏の甲子園優勝は後輩たちに成し遂げてもらいたい。

 

東本直樹君⑱(3年) 大阪大会決勝の九回を乗り切れたから、甲子園でも粘りの野球ができた。柿木、中川は悔しさを忘れず、中心になって新チームを引っ張ってほしい。

 

記録員・福浦勇斗君(3年) 試合後、整列しながら福井が「ごめんな」と言ってきた。全然ごめんじゃないのに。最高の仲間だった。2年生は悔しさを秋にぶつけてほしい。