【注目投手】大阪桐蔭のエース柿木蓮、黄金世代の新チーム「背番号1」。仙台育英戦の悔しさをバネに。

 

【注目投手】大阪桐蔭のエース柿木蓮、黄金世代の新チーム「背番号1」。仙台育英戦の悔しさをバネに。

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2017年夏の甲子園、多くの高校野球ファンの脳裏に刻また試合がある。「大阪桐蔭と仙台育英」の試合だ。

2017年選抜王者の大阪桐蔭は、仙台育英(宮城)に1-2で9回サヨナラ負けを喫した。その9回裏のマウンドに上がっていたのは、柿木蓮だ。新チームでは、この柿木が「黄金世代」と呼ばれる大阪桐蔭の背番号1を背負う。佐賀県出身。

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大阪桐蔭の背番号1は柿木蓮

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2017年秋、エース右腕・柿木蓮が背番号1の存在感を示している。 新チームの公式戦11試合中5試合に先発。38回を投げ、わずか「2失点」と抜群の安定感は発揮している。「1番をつけている自覚はあります。信頼されるピッチャーにならないとあかん」。

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大阪桐蔭の新チームの投手陣争い

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17年夏以降の新チームの投手陣では、2年生の横川凱(かい)や根尾昂(あきら)も活躍し、競争が激しくなっている。背番号1の柿木は、「横川、根尾がやっているなら自分も、という思いがある。認めてもらうにはどうすればいいかを常に意識している」と語る。夏以降、悔しさをバネに走り込みなどを重ねて、太ももを一回り大きくした。体重も3キロ増えて85キロに。

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大阪桐蔭vs仙台育英で先発した柿木蓮

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大阪桐蔭と仙台育英戦を振り返る。

2年生の柿木は、仙台育英戦の試合直前に先発登板を告げられた。序盤から得意の140キロ台の速球がさえわたった。ベンチに戻るたびに、3年生のエース徳山から「腕がちゃんと振れていない」「体が突っ込んで投球姿勢が崩れている」とアドバイスを受け、修正を繰り返した。

エース徳山は9回、柿木をマウンドに送り出すとき、「自分が後ろにいるから、思い切って行ってこい」と声をかけた。徳山には甲子園のマウンドはもう訪れることはなかった。

試合終了後の整列で、3年生エース徳山は柿木の肩に手をかけ「この悔しさを忘れず、お前がエースとして引っ張っていけ」と、背番号1を託していた。

捕手の福井章吾主将は「投球内容は100点」とかばった。

徳山は「試合で投げられなかったのは残念だったが、柿木の成長を見られたので良かった」と涙した。

柿木は甲子園の土は持ち帰らなかった。「絶対に戻ってくる。3年生の分まで春夏連覇して恩返ししたい」とはっきりと口にした。

徳山に対しては「感謝することしかありません」「3年生と野球ができないと思うと悔しいです」と語り、止まらない涙に何度も天井を見上げながらスポーツ紙の取材を受けていた。

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柿木蓮のプロフィール・出身中学・最速球速

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    • かきぎ・れん
    • 2000年6月25日生まれ
    • 佐賀県多久市出身
    • 多久北部少年野球部で野球を開始。
    • 多久市立中央中学
    • 佐賀東松ボーイズ
    • 2015年の日本代表
    • 大阪桐蔭では17春センバツからベンチ入り。
    • 右投右打
    • 身長 181cm
    • 体重 85kg
    • 17夏の甲子園で最速147キロ


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決勝で登板なし 大阪桐蔭のエース柿木、悔しさ胸に夏へ

<選抜高校野球・決勝 大阪桐蔭5―2智弁和歌山>

(朝日新聞から)
九回2死、マウンドの大阪桐蔭の根尾昂(あきら)君(3年)が140球目を投げると、ゴロが一塁方向に転がった。自身がベースカバーに入り、トスを受け取ってゲームセット。大会連覇、2年連続の優勝投手だ。マウンド上で広がる歓喜の輪に、外から加わった背番号「1」がいた。柿木蓮(かきぎれん)君(3年)。この日は登板機会はなかった。

 根尾君は背番号「6」で、遊撃手と投手をこなす「二刀流」。今大会、打者としては9安打8打点を稼ぎ、投げては準決勝でも五回から延長十二回まで投げて無失点、迎えた決勝でも9回を投げ抜いた。

 柿木君はベンチから根尾君の投球を見て、「ピンチでも落ち着いて堂々と投げていた」と感心した。だが、決勝の舞台で自分が投げる場面がなかったのは悔しかった。

 自分がエースとしてチームを引っ張ると決めてきた。原点は昨夏の甲子園での経験だ。大阪桐蔭が仙台育英(宮城)と戦った3回戦。九回2死まで1点をリードしながら逆転サヨナラ負けした試合で投げていたのが柿木君だった。「先輩の夏を終わらせた。取り返しがつかない思いで頭が真っ白になった」。それ以来、自信のある直球を生かすために変化球を磨いたり、ブルペンでほかの投手と並ぶ時は、少しでも自分の方が良い球を投げようとしたりしてきた。

 今大会は初戦と準々決勝で先発して無失点。だが、準決勝で四回で降板すると、続く決勝の先発は根尾君に譲った。根尾君には「いつでも行ける」と伝えた。西谷浩一監督(48)は、柿木君の調子がこの日ブルペンでよかったのを知りつつも根尾君の続投を選んだ。試合後、「根尾の投手の度合いが今後はちょっと上がったかな」とライバルを評価した。

 柿木君は、このまま終わるつもりはない。「今のエースナンバーはたまたま付けているだけだと思い知らされた。ピンチで『柿木しかいない』と言われる本物のエースになって、夏にまた帰ってくる」

 一方、根尾君も優勝インタビューで投球について問われると、「後ろにエースが控えていたから、初回から飛ばして投げられた」と答えた。

 春を制した投手二枚看板は100回記念大会の夏に向け、さらに互いを高め合う。

 

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