【インタビュー】清宮が今年の漢字一字に「道」を選ぶ、その意味とは。

清宮が今年の漢字一字に「道」を選ぶ、その意味とは。

早実・清宮幸太郎が2018年に向けた抱負を語りました。今年の漢字に「道」を選びましたが、そのわけをインタビューで明かしています。スポニチから。

清宮 大打者への道語る

1/1(月) 6:00配信
スポニチアネックス

2018年。高校通算最多とされる111本塁打をマークした日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)がプロの門を叩く。同じ日本ハムに在籍した大谷翔平投手(23)が大リーグのエンゼルスに移籍。同じように将来的にメジャー挑戦を目指すスラッガーは「メジャーで本塁打王」という超ビッグな夢を抱くなど、大打者への「道」を熱く語った。

 ――いよいよ、プロ野球選手としての1年が始まる。

 「できることなら、ずっと1軍にいて、チームの日本一に貢献するということが自分の中にあります。栗山監督も、“年齢関係なく、力になれるやつの力を借りていく”とおっしゃっているので、日本一を目指していますし、勝ってなんぼなので、そこを大事にしたい」

 ――大谷選手と入れ替わりでの入団。その大谷選手はエンゼルスに移籍した。

 「自分も(中学3年時に)アナハイムに行ったことがあって、凄いきれいな球場でエントランスとか特徴的なので、あそこで入団会見をしていて、“あー、行ったことある場所だ”と。同じチームでそういう方がいたというのは、本当に道しるべじゃないですけど、目指しやすい目標が近くにあると思った。自分もいずれはああいう感じで入団会見して、ということになれればという思いが凄くありました」

 ――大谷選手のプレーは見ていたか。

 「もちろんです。ワンプレー、ワンプレー、格好いいというか、二刀流をやるにあたって、いろんなことを言われて、本人も課題にぶつかることとか、いくつかあったと思う。それでも自分の信念を曲げないというか、有言実行じゃないですけど、どんなことがあっても、自分のスタイルを貫き通す姿が素晴らしいなと思っていました」

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 ――メジャーはいつからの夢か。

 「初めてメジャーリーグを見に行ったのは小6の時にリトルリーグの遠征でアメリカに行っていて、その時に初めて見てからですね。リトルの世界大会にも行って、それが大きかった。身をもって本場のベースボールを体感できたことが一番ですね」

 ――初めて見たメジャーの試合は。

 「小さいときには(日本で)行っているんです。東京ドームで松井さんがやっていたじゃないですか、開幕戦で」

 ――メジャーで凄いなと思った選手は。

 「いやー、いすぎて(笑い)。バリー・ボンズは凄いなと思います。(自身と)打ち方はちょっと違うかなと思うんですけど、やっぱり凄い」

 ――日本人選手がメジャーで本塁打王になるのは日本人の夢。

 「自分の夢でもあります、メジャーでホームラン王を獲るというのは。それは今年もスタントンが凄かったですし、やっぱりあれくらい規格外じゃないとやっていけないのは分かっているんです。それでも日本人ですし、技術もある。ああいう人たち(メジャーの強打者)に劣らないくらいのパワーをつけて戦っていきたいという気持ちがあるので、目指したいと思っています」

――メジャーに挑戦するためにも、日本で実績を残さないといけない。最初の課題は木製バットへの対応か。

 「そこが凄く今までと違うところだと思っている。金属だと打てたというのが、U―18でも凄くあったので。いろいろ試行錯誤しながらですけど、自分に合ったバットというか、早く木のバットに慣れるということが大事かな思います」

 ――プロの投手は球威も切れも違う。不安はあるか。

 「やっぱり、そこじゃないですか。打席に入ってプロの球を見て、自分がどう感じるかが凄い気になっている。もしかしたら“到底及ばない”と思うかもしれないし、“意外といけるな”と思うかもしれない。そこはまだ分からない」

 ――プロで通用するという声もあれば、しないという声もある。どう受け止める。

 「面白いなと」 ――キャンプに臨むにあたって、準備しておきたいことは。

 「走ったり、体づくりももちろんしていますけど、やっぱり打撃ですかね。木に慣れるというか。キャンプでもたくさん打ったりできると思うけど、そこを一番大事にしてやっていきたい」

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 ――中村選手や安田選手もドラフト1位でプロ入り。その中で「清宮世代」と言われるのは。

 「どうなのかなと思うんですけど、先頭に立ってやっていきたいという思いはある。これから次第かなと思っています」

 ――今年の漢字1字に「道」を選んだ。

 「大事にしている言葉でもあるんですけど、自分がこれからやっていくにあたって、あらゆる試練とか苦難があると思う。自分に与えられた道というのが必ずあると思っていて、いろんな“登り方”もあったりすると思うけど、希望を持って進むことで進む道を切り開いていければという思いがあります。あと、北海道の“道”です。松下幸之助の言葉で“道”というのもありました」

 ――大谷選手は「誰もやったことがないようなことをやりたい」と言い、二刀流で成功した。清宮選手も「ポスト誰々は嫌」と言っている。

 「唯一無二の存在でいたいというか、やっぱり今までの素晴らしい選手の方々はその人、その人が凄く輝いていて、その人その人によって色があるというか、特長があると思っている。大谷さんだったら、二刀流とか球の速さだと思うんですけど、自分は打者なので飛距離、本塁打の数、打率とかいろんな面で、“やっぱり清宮しかできない”ということができればなと思っています」

 ――王貞治氏が持つプロ野球記録の通算868本塁打であったり、シーズン記録の60本を目指している。

 「やっぱり、王さんは早実の先輩ですし、高校の時から応援してくださっていた方なので、やるからには自分も一番がいいと思っているので、目指さなきゃいけないと思います。やるからにはそこまでやりたいと思っています」

 ――1年目から試合に出続けたいか。

 「もちろん出たいです。出たくない人はいないと思う。(2軍の)鎌ケ谷にずっといるんじゃなく、北海道でという思いは強い。やっぱり、1軍で活躍してなんぼだと思っています」

 ――新人合同自主トレが始まる。大谷選手も鎌ケ谷で自主トレをする予定だが、見てみたいことや聞いてみたいことは。

 「バッティングを見たい。聞きたいことは1年目で困ったこととか。プライベートや野球のこともそうですし、人付き合いとかいろいろ。そういうのを聞けたら」

 ――その大谷選手と同じように、栗山監督からの許可が出ないと外出できない。

 「自分はそんなに遊びたいというのはない。野球をやっていればそれでいい感じなので、そこはあまり気にしていない。むしろそうしてくれた方がありがたいです」

 ――栗山監督の印象は。

 「会う前と会ってからで印象が変わったというのはないんですけど、自分がイメージしていた通りというか。個人個人を凄く尊重してくれていて、かつ、チームとして勝つためにどうしていくかというのを考えていらっしゃる方。本当に枠にはまらないというか、そういうところが自分も凄く合っているというか、伸び伸びやっていけそうだなと。本当にいい監督に出会えたなと思っている」

 ――その栗山監督が2020年の東京五輪までに中軸を打てるくらいに育てたいと言っている。

 「自分も出たいと思っていますし、やっぱり東京でやるので、出たくない人はいない。少なくとも自分にはチャンスがあるので、しっかりやれることはやって。3年目のシーズンですけど、1、2年で本当に頑張って、自分を中心に回るような選手になっていければと思います」

 ――長嶋茂雄氏も東京五輪で4番を打てるだけの素材だと言っている。

 「これから次第だと思うんですけど、早く木に慣れて、球に慣れて、たくさん経験を重ねながら成長できればなと思います」

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