【大阪桐蔭で初】福井主将が慶応大学へ進学。エース徳山は早稲田、六大学野球で激突。

大阪桐蔭・福井主将が慶応大学へ進学。エース徳山は早稲田、六大学野球で激突。

大阪桐蔭のエース徳山壮磨投手が早稲田大学、主将の福井章吾捕手が慶応大学に合格したことが分かった。

大阪桐蔭の野球部では、早稲田に進学した選手は過去に数人しかいない。

今年は徳山ともう一人、捕手兼外野手だった岩本久重も難関に合格。慶応大学の合格は福井主将が初めてだという。

以下、朝日新聞から

(スポーツ好奇心)大阪桐蔭バッテリーがライバル対決?

2017年12月20日15時10分
朝日新聞

高校野球で今春の選抜大会を制した大阪桐蔭のエース徳山壮磨投手が早大、主将の福井章吾捕手が慶大に合格した。高校の頂点を目標に支え合った2人が目指すのは、90年以上の歴史がある東京六大学リーグでライバルとして対決し、大学日本代表として再び「仲間」になることだ。
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「あいつ、相当気合が入っとるな」

西谷浩一監督ら大阪桐蔭のスタッフがほほえんだ。今月17日の同校グラウンド。視線の先には、「決戦」の1時間半前から入念にウォーミングアップをする徳山の姿があった。
おそらくこれが、「TOIN」のユニホームを着て福井と組む最後のバッテリーになる。大阪桐蔭の1、2年生がメンバーの大半を占める「大阪選抜」を相手に、最速147キロの3年生エースがマウンドにのぼった。
今春の選抜優勝校として、今月末に台湾である親善大会に招待された大阪桐蔭。25日から5日間で最大5試合を戦う過密日程を踏まえ、府内の学校から2人の投手を招き、選抜チームとして大会へ臨む。その壮行試合の相手が、徳山―福井のバッテリーを中心とした大阪桐蔭1~3年生の混合チームというわけだ。
結果は――。徳山の球は走っていたが、野手陣の失策やバッテリーエラーが絡む。選抜ですでに主力だった2年生の根尾や山田健らが並ぶ打線に、3回で5点を奪われた。
「あかん、鈍ってる!」。出番を終えて苦笑いしたのは、捕手の福井だ。夏までなら考えられないような捕球ミスもあって失点に絡んでしまった。
その姿を見ると、夏よりもふっくらしている。福井は慶大のAO入試の合格発表が11日にあったばかり。書類選考や面接の準備に明け暮れ、練習ができずにいたのだ。
それでも、久しぶりにコンビを組んだ2人は充実した表情を見せた。徳山が「コミュニケーションをしっかり取れるし、やっぱり投げやすい」と言えば、福井も「球が速かった」とうれしそうだった。
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甲子園で春夏計6度優勝している大阪桐蔭の野球部だが、早大に進学した選手は過去に数人しかいない。今年は徳山ともう一人、捕手兼外野手だった岩本久重も難関に合格した。慶大の合格は福井が初めてだという。
発表の日、福井はグラウンドで練習中で、結果を確認したコーチが西谷監督に伝えた。すると、監督はわざと不機嫌な声で1、2年生を「集合」と集めた。福井は下級生が叱られるのかと思って心配して眺めていたが、「福井が合格した。胴上げしよう!」と「サプライズ」な祝福をしてくれた。
福井は言う。「徳山と『敵』になる実感はまだありません。やるからには打ちたいけど、徳山にも頑張ってもらいたい。お互い、4年間高め合って、大学ジャパンでまたバッテリーを組みたい」
徳山も思いは同じ。「福井が慶大に受かったのはめっちゃうれしかった。ずっと、早慶戦で戦おうって言い合ってきたので。早大でエースになって、大学でも代表に入り、ドラフト1位でプロに行くのが目標」。来年1月20日の卒業式までは桐蔭のグラウンドでともに汗を流す。そこから先は、それぞれの道へ進む。(山口史朗)

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