仙台育英・佐々木監督が辞任直前、シンポジウムで語っていたこと「全員が最後に卒業してよかったと思えるよう」

仙台育英・佐々木監督が辞任直前、シンポジウムで語っていたこと「全員が最後に卒業してよかったと思えるよう」

飲酒、喫煙が発覚した仙台育英・野球部。2017/12/10、仙台育英は記者会見を開き、佐々木監督の辞任を発表した。

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佐々木監督は、問題発覚前の11/30にシンポジウムに出席し、自身の仙台育英における野球哲学を語っていた。

佐々木順一朗監督のプロフィール

宮城・東北高-早大出。社会人野球のNTT東北から仙台育英高のコーチを経て95年秋から監督に就任。甲子園出場は夏12度、春6度で2001年春と15年夏に準優勝。多賀城市の自宅で妻、1男1女と4人暮らし。仙台市出身。57歳。

佐々木監督がシンポジウムで語ったこと

野球をテーマにした「第13回スポーツシンポジウム」(仙台市、仙台大、河北新報社主催)が11月30日にせんだいメディアテークで開催された。

仙台大の宮西智久教授がコーディネーターを務め、仙台大硬式野球部の森本吉謙監督、仙台育英高の佐々木順一朗監督、侍ジャパン女子代表・履正社高女子硬式野球部の橘田恵監督がパネリストになり、トークを行った。

仙台育英には優勝するという目標はない

皆さんは本当かよ、と思うかもしれないが、ウチには勝つとか、優勝するといった目標がない。

あるのは
(1)いい親父になる
(2)ウェルカム仙台育英「仙台育英ディズニーランド構想」
(3)飛脚プロジェクト〈全員で達成しようとした時、奇跡が起こる〉

勝つ、優勝するといった目標を立てると、メンバーとメンバー外の間に溝が生まれる。

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全員が最後に卒業してよかったと思えるようにするにはどうすればいいかを考えている。

一度、問題があって監督を辞め、戻ってきた時には部員がゼロ。
戻ってきてから、森本監督が言うように勝つことをやめ、選手も見にいかないようにして、仙台育英で野球をやりたいという子たちだけでやるようになった。

弱くなったら辞めようと決意を持って、最終的には全員に当てはまる目標にしました。

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将来、自分の子どもが悩んだ時に俺もこうやって悩んだぞと話せるように“いい親父になれ”。これは人生の最大目標。

そして、ディニーランドに行って嫌な思いをしたことがある人は少ないはず。思いやりを持っていろんなことをしていけば楽しい高校生活を送れるだろう、と。

グラウンドでは『歩くな。走れ!』と言われるけど、走っていない時に『飛脚プロジェクト、やめたの?』と言った方が走りやすい。言葉の綾なんです。

優勝するという目標だと、優勝できなかった時に負け組のようになる。でも、人生では負け組ではない。最終的にはいい親父、かっこいい親父になれるように。いい伴侶を見つけて、幸せな家庭を築いてほしいと思っています。

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試合前の円陣でどんな話をしているのか、どういう作戦が出ているのか、ピンチではどんな表情をしているのか。

そういったことでチームを比較して見ていくと、チームの特徴が表れる。ピンチで難しい顔をしているのか、笑顔でいるのか。

橘田さんが『キャー! キャー!』と言っていると話していたが、仙台育英もどちらかというとそのタイプに似ている。ピンチになればなるほど、笑顔でやれるように普段からやっている。

そういう姿勢も見ていただき、ピンチでも動じていないな、楽しんでいるなと思っていただくととても嬉しい。いろんなチームのスタイルを応援する感じになるといいのかなと思います。

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