【注目】創成館・酒井駿輔(投手)「第五の男」が怪我乗り越え復活果たす!

「第五の男」が怪我乗り越え復活果たす!

センバツ優勝候補に名乗りをあげる創成館。秋の明治神宮大会では名門・聖光学院や大阪桐蔭を次々と撃破し、準優勝を果たした。

原動力となったのは川原陸、戸田達也、伊藤大和、七俵陸の四投手だった。しかしこの創成館には「第五の男」がいた、その名は「酒井駿輔」だ。最速136キロの直球と7種の変化球を操る技巧派。

5人目の投手としてセンバツ大会直前にメンバー登録された男である。

センバツ直前に選手登録された酒井

3月に入って選手登録された右腕の酒井駿輔(3年)。昨秋の長崎大会に背番号18でベンチ入り。ところが昨年9月、初戦の島原農戦の後、体育の授業でバレーボールをした時に左すねの骨にひびが入ったため、ベンチから外れた。

スタンドから声援を送る酒井の目の前で、チームは九州大会を初めて制し、初出場の明治神宮大会で準優勝。「酒井は外れても、その影響で伊藤(大和)や七俵(陸)が伸びた」。稙田龍生監督が語るように、チームには思わぬ効果もあった。ただ酒井の心境は複雑だった。

冬にトレーニングを重ねた

明治神宮大会では、「みんなが勝つのはうれしかったけど、半分悔しかった」と素直に喜べなかったという。冬の間、酒井は「春は絶対ベンチ入りする」と汗を流した。

心が折れそうになった時、「投げ出したらいかんぞ」と励ましてくれたのは稙田(わさだ)龍生監督(54)だった。トレーニングの成果もあって、体重は8キロ増え、上半身の筋力がついた。

センバツ直前の練習試合、3イニングを1失点に抑える好投を見せ、背番号17をつかんだ。「メンバー入りできるなんて」と喜ぶとともに「背番号以上の活躍を見せる」と意気込む。

酒井駿輔のプロフィール

さかい・しゅんすけ
2000年6月20日生まれ。長崎県島原市の三会中では野球部で投手と中堅、遊撃を兼任し、3年時にエースとして県3位。高校1年秋の県大会に背番号10でベンチ入り。130キロ台中盤の直球に加え、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、スプリット、シンカー、ツーシームと多彩な球種を持つ。好きな投手は金子千尋(オリックス)ダルビッシュ有(カブス)。176センチ、71キロ。右投げ右打ち。

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