《試合結果》東海大相模 8-0 福岡大大濠 準々決勝 センバツ2021

東海大相模 vs 福岡大大濠 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 東海大相模 vs 福岡大大濠(準々決勝)試合のみどころ・結果を特集する。

3月29日(月) 準々決勝  [第9日目]
11:10 東海大相模 8-0 福岡大大濠 [見所]
 東海大相模|241|000|010|=8
 福岡大大濠|000|000|000|=0

✍️試合結果コメント
東海大相模が8-0で福岡大大濠に勝利。エース石田隼都(2年)が先発し、被安打3・四球1・奪三振14で完封(116球)。初回に3番・小島大河(2年)と5番・百瀬和真(1年)のタイムリーで2点を先制すると、2回表には1番・門馬功(2年=門馬監督の息子)の2ラン本塁打など、序盤から試合の主導権を握った。

一方の福岡大大濠は、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)が先発し、1回1/3を投げて4失点。その後、エース毛利海大(2年)に継投するも4失点。中盤以降は相手打線を抑え込むも、打線がヒット3本と沈黙した。



試合のみどころ

僅差の接戦を勝ち抜いてきたチーム同士の対決となる。東海大相模は、過去2試合で3投手が登板。中盤以降は、エース石田隼都(2年)に継投し得点を許さない。一方の福岡大大濠は、過去2試合をほぼエース毛利海大(2年)が投げ切った。ともに先発投手の立ち上がりがポイントとなりそうだ。序盤に先制点を奪い、試合の主導権を握りたい。

福岡大大濠は、1回戦で大崎に2-1で勝利、2回戦では具志川商業に延長11回の末に8-4で勝利。エース毛利海大(2年)は2試合で278球を投じており、疲労面が懸念される。ただ、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)も具志川商業戦で短いイニングながら好投。両右腕の出来がポイントになりそうだ。

東海大相模は、1回戦で東海大甲府に延長11回の末に3-1で勝利。2回戦では、鳥取城北との投手戦を1-0で完封した。東海大甲府戦では、背番号18・石川永稀(2年)が先発し、9回からはエース石田隼都(2年)が登板。鳥取城北戦では、背番号10の求航太郎(1年)が先発し、5回からは石田隼都(2年)が登板。投手陣はいずれも安定している。



福岡大大濠のチーム成績・特徴

◆福岡大大濠(ベンチ入りメンバー)
九州の奪三振王・エース毛利海大(2年)は、大会屈指のサウスポーだ。秋は8試合49回を投げて、防御率1.47。球速以上に感じさせる伸びのあるストレートが魅力で、投球回数を大きく上回る63奪三振を記録した。また、プチトルネード投法の1年生右腕・馬場拓海も力がある。福岡大会の決勝・九州国際大付戦は3失点で完投、九州大会・宮崎商業戦は8回1死まで無安打ピッチングで、1安打完封。一方の攻撃面では、川上陸斗(2年)・松尾光氣(2年)・福澤雄太(1年)がいずれも本塁打を記録し、各人10打点以上を叩き出した。チーム成績は、打率.335(14位)、平均得点8.3点(8位)、平均本塁打0.5本(10位)、防御率.1.94(14位)、平均失点2.3点(16位)を記録し、投打に総合力が高い。スポーツ6紙の評価は全てB。秋はレギュラー9人のうち1年生が5人を占めた。さらに成長した姿を聖地で発揮し、上位進出を狙う。

【回数】4年ぶり5回目(夏の甲子園=3回)
【成績】福岡大会=優勝、九州大会=準優勝
【勝敗】11戦10勝1敗
【評価】A=0、B=6、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .335 / 14位 (.332)
【防御率】1.94 / 14位 (2.19)
【失点数】25点 / 21位 (22.3点)
 →平均 2.3点 / 16位 (2.4点)
【得点数】91点 / 4位 (67.4点)
 →平均 8.3点 / 8位 (7.3点)
【本塁打】5本 / 7位 (3.5本)
 →平均 0.5本 / 10位 (0.4本)
【盗塁数】15個 / 18位 (15.9個)
 →平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】10個 / 25位 (7.2個)
 →平均 0.9個 / 23位 (0.8個)
【部員数】43人(0人) (19位)
【生徒数】1860人 (3位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



東海大相模のチーム成績・特徴

◆東海大相模(ベンチ入りメンバー)
高速テンポ投球の左腕・石田隼都(2年)に注目だ。甲子園交流試合・大阪桐蔭戦では、極めて早い投球テンポで、左右の打者を翻弄するピッチングが話題に。関東大会では、準々決勝で東海大甲府に9回裏に2点を奪われ逆転サヨナラ負けで8強入り。攻撃面では、4番の柴田疾(2年)に注目したい。秋は打率.471、本塁打4本(出場選手中=1位)、打点15(出場選手中=7位)を記録。このほか、リードオフマンの大塚瑠晏主将(2年・るあん)や、15打点を記録した副主将・門馬功(2年=門馬監督の息子)など好打者も揃う。秋のチーム成績は、打率.344(12位)、1試合平均得点7.9点(12位)、防御率1.19(6位)、1試合平均失点1.2点(4位)、1試合平均失策数は0.4個(2位)と高い総合力を誇り、関東・東京地区の6校目として選出。スポーツ6紙の評価はA=3、B=3。上位進出をうかがう。

【回数】2年連続12回目(夏の甲子園=11回)
【成績】神奈川大会=優勝、関東大会=8強
【勝敗】9戦8勝1敗
【評価】A=3、B=3、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .344 / 12位 (.332)
【防御率】1.19 / 6位 (2.19)
【失点数】11点 / 5位 (22.3点)
 →平均 1.2点 / 4位 (2.4点)
【得点数】71点 / 16位 (67.4点)
 →平均 7.9点 / 12位 (7.3点)
【本塁打】6本 / 3位 (3.5本)
 →平均 0.7本 / 4位 (0.4本)
【盗塁数】16個 / 17位 (15.9個)
 →平均 1.8個 / 14位 (2個)
【失策数】4個 / 3位 (7.2個)
 →平均 0.4個 / 2位 (0.8個)
【部員数】55人(1人) (13位)
【生徒数】1831人 (4位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手