《試合結果》健大高崎 6-2 下関国際 センバツ2021

健大高崎 vs 下関国際 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021「健大高崎 vs 下関国際」の試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月19日(金) 1回戦 [第1日目]
15:20 下関国際 2-6 健大高崎 [見所]
  下関国際|000|000|002|=2
  健大高崎|020|000|04x|=6

◆試合結果コメント
健大高崎が6-2で下関国際に勝利。エース髙松将斗(2年)は、9回を1人で投げ抜き、3安打・2死四球・2失点と好投。打撃が注目される中で、投手陣の力を魅せた。健大高崎は、8回裏にプロ注目の4番・小澤周平(2年)があわや本塁打という強烈な打球の2塁打を放つなど、一挙4得点で試合を決めた。下関国際は、先発の松尾勇汰(1年)、エース古賀康誠(1年)の継投で相手打線を苦しめた。また9回表には2点を挙げる”終盤の粘り”を見せるなど、持ち味を発揮した。



試合の見どころ

大会トップレベルの強力打線を誇る関東大会王者・健大高崎に、「弱者が強者に勝つ」をチームモットーとする下関国際が挑む。

健大高崎は、秋季大会で合計15本塁打(出場校No.1)を記録し、2年生全員の合計本塁打は230本を超える。1試合あたり平均3個の盗塁を記録するなど、機動破壊も健在だ。一方の下関国際は、秋はベンチ入り18人中14人が1年生。キャプテンも1年生の賀谷勇斗が務める。投手陣が健大高崎打線を抑え、接戦に持ち込みたい。

◆主なポイント(注目選手など)
・健大高崎の個人別本塁打数は、小澤周平は通算37本、森川倫太郎は23本、綱川真之佑は21本を記録など、誰でも一発の力がある。小澤周平主将(2年)は、秋は打率.324、本塁打3本(チーム1位)、17打点(チーム1位タイ)を記録し、通算本塁打数は最多37本を誇る。また、3番・櫻井歩夢(2年)にも注目だ。関東大会を通じて打率.667、チャンスにも強く、関東大会の決勝・常総学院戦では、土壇場9回の同点打を含む6打数5安打2打点と活躍した。

・下関国際は、左腕・古賀康誠(1年)が秋8試合47回を投げて防御率1.15と安定感がある。主将で先頭打者の賀谷勇斗(1年)は、米子東戦で先頭打者弾を放つなど、打率.326、本塁打1本、チームトップの9打点を叩き出したキーマンだ。1年生が多く、秋から春にかけての成長が期待される。



健大高崎のチーム成績・特徴

◆健大高崎(ベンチ入りメンバー)
合計本塁打数は、出場校No.1。秋は合計15本、1試合あたり1.5本を記録。打率.389(2位)、1試合平均得点は8.9点(6位)と、打撃力の高さはトップクラスだ。盗塁は1試合平均3個(5位)と、”機動破壊”も健在だ。関東大会では8本塁打を放つなど、2年生の合計本塁打数は”230本”を超える。小澤周平主将(2年)は、打率.324、本塁打3本(チーム1位)、17打点(チーム1位タイ)を記録し、通算最多37本を誇る。また、3番・櫻井歩夢(2年)は、関東大会を通じて打率.667の好打者だ。チャンスにも強く、関東大会の決勝・常総学院戦では、土壇場9回の同点打を含む6打数5安打2打点と活躍した。盛岡大付からコーチを招き「モリフメソッド」で打撃力向上を図る。守りは、防御率.220(19位)、1試合平均失点は2.7点(20位)だが、攻撃力でカバーできる。スポーツ6紙中5紙がA評価。”打”と”足”で魅せる優勝候補の一角だ。

【回数】2年連続5回目(夏の甲子園=3回)
【成績】群馬大会=優勝、関東大会=優勝
【勝敗】10戦10勝0敗
【評価】A=5、B=1、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .389 / 2位 (.332)
【防御率】2.20 / 19位 (2.19)
【失点数】27点 / 23位 (22.3点)
 →平均 2.7点 / 20位 (2.4点)
【得点数】89点 / 6位 (67.4点)
 →平均 8.9点 / 6位 (7.3点)
【本塁打】15本 / 1位 (3.5本)
 →平均 1.5本 / 1位 (0.4本)
【盗塁数】30個 / 4位 (15.9個)
 →平均 3個 / 5位 (2個)
【失策数】11個 / 29位 (7.2個)
 →平均 1.1個 / 28位 (0.8個)
【部員数】58人(3人) (11位)
【生徒数】1461人 (6位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



下関国際のチーム成績・特徴

◆下関国際(ベンチ入りメンバー)
チームのモットーは”弱者が強者に勝つ”。1年生キャプテンの賀谷勇斗がチームを引っ張る。野球部員41人中31人が1年生で、中国大会では18人中14人がベンチ入り。秋公式戦は、打率.304(25位)、平均得点6.6点(21位)、防御率2.05(17位)、平均失点2.9点(22位)を記録。平均盗塁数は2.8個(6位)と、機動力を絡めた攻撃が持ち味だ。左腕の古賀康誠(1年)は、8試合47回を投げて防御率1.15と安定感がある。攻撃は、先頭打者の賀谷勇斗主将(1年)が軸。米子東戦では先頭打者弾を放つなど、打率.326、本塁打1本、チーム1位の9打点を記録。スポーツ6紙の評価は全てB。選手は、18年夏の甲子園で同校が8強入りした活躍に憧れて入学。ひと冬越えた春、さらに成長した姿を甲子園で見せる。

【回数】3年ぶり2回目(夏の甲子園=2回)
【成績】山口大会=準優勝、中国大会=準優勝
【勝敗】10戦8勝2敗
【評価】A=0、B=6、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .304 / 25位 (.332)
【防御率】2.05 / 17位 (2.19)
【失点数】29点 / 27位 (22.3点)
 →平均 2.9点 / 22位 (2.4点)
【得点数】66点 / 18位 (67.4点)
 →平均 6.6点 / 21位 (7.3点)
【本塁打】1本 / 23位 (3.5本)
 →平均 0.1本 / 23位 (0.4本)
【盗塁数】28個 / 5位 (15.9個)
 →平均 2.8個 / 6位 (2個)
【失策数】12個 / 30位 (7.2個)
 →平均 1.2個 / 29位 (0.8個)
【部員数】41人(0人) (21位)
【生徒数】272人 (30位)
——————————————
※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手