【ドラフト候補】大船渡高校・佐々木朗希、最速163キロを記録/大谷超えの高校生史上最速|東北の新怪物

世代ナンバー1右腕へ、大船渡・佐々木朗希

◉特集・ドラフト会議2019結果

大船渡・佐々木朗希のニックネームは「ロータン」。U18高校日本代表合宿で星稜・奥川恭伸が明かした。 奥川「『みんな朗希って呼んでるよ。なんて呼べばいい?』って(合宿)初日の夜に本人に聞いたんです。そうしたら『ロータン』って」。(日刊スポーツ)

2019年の高校野球界では、大船渡高校の佐々木朗希(”ろうき”と読む)に、目が離せない。18秋の岩手大会では、157キロを記録。

さらには、2019年4月に行われた高校日本代表合宿では、ネット裏のプロスカウトのスピードガンで163キロをマーク。これまで高校生では、大谷翔平が記録した160キロが最速で、これを上回り、「高校生史上最速投手」となった。

これまで岩手からは菊池雄星、大谷翔平に続き、またしても怪物投手が出現。プロがすでにドラフト1位指名を検討している。

「朗希」という名前の由来

幼少期に兄・琉希が夢中になっていた「百獣戦隊ガオレンジャー」に登場する絶大な戦闘力の悪役「狼鬼(ロウキ)」から命名されたという。



日本ハムがドラフト1位指名公言!12球団で最速

日本ハム・吉村浩ゼネラルマネジャー(GM、54)が6月2日、12球団一番乗りで今秋のドラフト会議での1位指名を公言した。「間違いなく1位で指名します。他の(指名候補選手への)リスペクトもありますが、能力が違いすぎる。圧倒的です」とコメント。

ダルビッシュ(現カブス)、中田、大谷(現エンゼルス)、清宮、昨年の吉田輝と高校球界のスターを指名してきた日本ハムが、12球団最速で新たな“スター争奪戦”への参戦を表明した形だ。

監督はまだ大人の体でないとコメント

今年初の公式戦を迎えた大船渡の佐々木朗希が、19春季岩手県大会沿岸南地区予選(5月3日)の住田戦で「4番・投手」で先発出場。MAXは140キロも、3回1安打無失点、4奪三振の好投。チームは17ー2の5回コールドで勝利した。

国保陽平監督は「4月中旬に骨密度を調べてもらったら、まだまだ大人の骨ではないと。球速に関する期待はあるんですけど、耐えられる骨、筋肉、関節、じん帯ではない。本人も理解してこういう投球が出来てよかった」と説明した。

また、「スピードに耐えられる体じゃない。(代表候補合宿は)周りのレベルも高くて、(163キロが)出てしまった」とコメント。

U18高校日本代表合宿で最速163キロ記録

U18高校日本代表第1次候補による「国際大会対策合宿」(4月6日)に行われ、岩手・大船渡高校の最速157キロを誇る佐々木朗希が登板。横浜・内海貴斗の3球目に投じた直球が、ネット裏のプロスカウトのスピードガンで163キロをマークした。

これまでエンゼルス大谷翔平が花巻東で高校3年夏に岩手大会で160キロをマークしており、高校野球の最速だった。



作新学院・練習試合で自己最速156キロマーク

作新学院15-0大船渡@3月31日

大船渡・佐々木朗希が3月31日、作新学院との練習試合に今季初登板し、自己最速にあと1キロと迫る156キロをマーク。3回6奪三振を記録。日米18球団45人のスカウト陣が集結した。

【スカウト評価】

フィリーズ大慈弥環太平洋担当部長 素晴らしいの一言。大谷(エンゼルス)と肩を並べる素材。

ヤクルト橿淵スカウトグループデスク いったい能力はあとどれだけ眠っているのか。次元が違う。

中日八木スカウト もう1軍で投げるレベルにあるかもしれない。練習で投げているカーブを使えれば、もっと幅が広がる。

ソフトバンク福山アマスカウトチーフ 17歳3カ月の時点でこれくらい投げた高校生は、過去にさかのぼってもいないのでは。

日本ハム大渕スカウト部長 高校生の規格を超えてしまっている。とにかくエンジンの大きさがすごい。

楽天後関スカウト部長 完成度が高い。スカウト歴27年でもトップ10に入る。大谷(エンゼルス)くらいのスケールがある。

ロッテ永野チーフスカウト フォームも球筋もサイズもいい。ドラフト1位候補なのは間違いない。



日本ハムがドラ1指名検討

日本ハムでは、2019年2月18日に沖縄・名護で第2回スカウト会議を開き、2019年のドラフト会議の指名候補120人をリストアップ。

1位候補を佐々木朗希(大船渡)ら12人に絞ったという。

佐々木について、18年11月上旬に栗山監督が

「俺の中では一番。投げる姿が素敵」とラブコール。吉村浩GMは具体名こそ挙げなかったが「もう1位(指名)は、ほぼ決まっているけど、抽選役を決める方が非常に難しい」とコメントしている。

阪神もドラ1位候補として注目

阪神では、2019年のドラフト会議で、2012年の藤浪(大阪桐蔭)以来、7年ぶりに高校生投手を1位指名する可能性が高い、とスポーツ報知。

「来年は高校生にいい投手が多い。佐々木君とかメジャーも注目している。東北担当(スカウト)に頑張ってもらわないと」と球団首脳は説明している。

なかでも、大船渡高校の佐々木朗希投手を軸にマーク。佐々木に加えて、星稜・奥川恭伸投手、創志学園高・西純矢の本格派右腕3人に熱視線を送っている

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自己最速は157キロ

秋季岩手大会で、大船渡のエース右腕・佐々木朗希投手(2年)が、自己最速を3キロ更新する157キロをマーク。

2回裏には、球場表示ながら163キロ。しがしながら誤動作と判明。変化球だったため、超満員の観客からは「こりゃあ、うそだろ」との声があがったという。

大船渡-盛岡三 秋季大会(18年9月16日)

夏の岩手大会(盛岡三戦)では、自己最速を1キロ更新する154キロをマーク。

高一で147キロを記録

17年7月8日(土)、1年生右腕の佐々木朗希が、終盤に公式戦初登板。投じたストレート14球すべてが140キロ台を計測。9回に自己最速147キロ記録。

高校に入学して3カ月で、速球は常時140キロ台。吉田一知監督(44)は「公式戦初登板で立派ですね。やっぱり素質なんでしょうね」とコメントしている。

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東日本大震災で大船渡へ移り住んむ

11年東日本大震災の津波被害で、岩手・陸前高田市の自宅を流され、大船渡に移り住んだ経緯がある。

「中学の野球が楽しくて。その仲間と一緒に甲子園に行きたい」と強豪私学には進学せず、地元の大船渡に進学した。

佐々木朗希(ささき ろうき)プロフィール

  • 2001年11月3日生まれ
  • 岩手・陸前高田市出身
  • 189センチ、81キロ
  • 右投げ右打ち
  • 家族は母と兄、弟
  • 好きなアイドルは福田愛依

高田小3年から野球を始め、11年の東日本大震災で被災。その後、大船渡に移り住み、猪川小に転校。大船渡一中では軟式野球部に所属し、Kボール選抜で全国大会初戦敗退。大船渡では1年夏からベンチ入り。

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