【注目打者】日本航空石川・上田優弥「能登の怪物」、185センチ・97キロ。

日本航空石川・上田優弥、能登の怪物、185センチ・97キロで迫力満点。

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日本航空石川に注目の打者が現れた。上田優弥、身長185センチ・体重97キロの「能登の怪物」だ。新チームは「来夏の全国制覇」を目標に定め、「打ち勝つ野球」の旗印を掲げた。「140キロ台のボールを打ち返せるチームになろうと鍛えてきた。全国トップレベルのピッチャーを打っていきたい」。練習時間の7割を打撃練習に費やし、全国の地区大会を勝ち抜いてきた強豪が集う明治神宮大会に臨んでいる。

ようやく直接謝れた 日本航空石川・上田

「直接会って謝りたい」。日本航空石川(石川)の上田優弥左翼手(3年)は、昨秋の明治神宮大会で日大三(東京)の斉藤龍二捕手(3年)と本塁上で交錯し、けがをさせたため、罪悪感を抱きながら甲子園にやって来た。ネット上での批判は極力気にしないようにしてきたが、「申し訳ない」という気持ちは日に日に増すばかり。開会式前日にようやく直接謝ることができた。

ネット上には「故意だ」「これはひどい」などと次々に書き込まれた。昨年11月10日の神宮大会・日大三(東京)戦。九回の攻撃で二塁走者だった上田選手は、本塁へ駆け込む際に斉藤選手にぶつかってしまう。斉藤選手は全治2週間のけがをし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やインターネット掲示板では上田選手のプレーを巡り議論が湧き起こった。

日本航空石川の野球部員はそれまでスマートフォンの使用が認められており、家族との連絡や野球の情報収集に活用していた。ただ、中村隆監督(33)は書き込みを見た選手がショックを受けないようにと、神宮大会後すぐに「スマホ使用禁止」を言い渡した。

チームメートも「故意じゃないのはよく分かっている」などと上田選手を励ましたが、もともと走塁に苦手意識を持っていた上田選手は「もう少し練習をしていればあんなことは起きなかった」と感じていた。それまで重視していなかった走塁練習に懸命に取り組みながら、直接謝るチャンスを待ち続けた。

22日の開会式リハーサル。観客席で待機していると、探していた日大三のユニホームが視界に入り、顔を上げるとそれが斉藤選手だった。ネット上での批判を心苦しく思っていた斉藤選手が先に「あの時はごめん」と言い、上田選手もすぐに「ごめん」と答えた。けがが治っていたようで、よかった--。上田選手はやっと、胸のつかえが取れたような気がした。上田選手はこう力を込める。「あの時のようなことが起きないよう、細心の注意を払う」

日大三は29日の三重(三重)戦で敗退。斉藤選手は試合後、神宮大会でのアクシデントについて「お互いが真剣に試合をしたから起きたこと」といい、「上田君には自分の分までいいプレーをしてほしい」とエールを送った。

上田優弥のプロフィール・出身中学など

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兵庫県・伊川谷中学

185センチ、97キロ

左投・左打ち

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