【ドラフト候補】日体大・東妻勇輔投手、最速152キロでV投手
豪腕・気合いたっぷりの投手が注目を集めている。日体大の東妻(あづま)勇輔投手(智弁和歌山)だ。最速152キロを誇る本格右腕だ。
2017年明治神宮大会の決勝戦では2安打完封の好投をみせ、日体大の37年ぶり2度目の優勝に導いた。打たせて取る投球で7回まで遊撃内野安打の1本にとどめた。
東妻は「めちゃめちゃうれしいです。4年生とする最後の試合なので思いがこもる部分がありました。最後まで投げ切れて良かった。やっと、日本一になれてうれしかった」とコメントしている。
昨春のリーグ戦後に右肩と右ひじを痛め、約2カ月間投げられなかった。その間、下半身を鍛えた。すると、制球が安定し、今春のリーグ戦で最速152キロと急成長。
日体大の東妻はノーヒットノーランを記録(2017年9月)
首都大学野球1回戦 日体大1―0明星大 ( 2017年9月9日 町田市小野路公園 )
日体大の3年生右腕・東妻がリーグ史上16人目のノーヒットノーランを達成した(うち完全試合2度)。内野ゴロ7、内野飛球2、外野飛球3、三振12、併殺1、犠打2で27アウトを取り、四死球は4。「スライダーが切れて直球も走った。人生で初めて」とコメント。
智弁和歌山出身で最速は152キロ。今春は最優秀投手賞を受賞する活躍でリーグ制覇に貢献した。「ここまで調子は良くなかったが調整を変えたのが良かった。つかめた」と手応えを口にした。
日体大・東妻勇輔のプロフィール(智弁和歌山出身)
所属 日本体育大
中学:紀州ボーイズ
高校:智弁和歌山
大学:日本体育大