【注目打者】伊万里・前川一球、父が「人生、一球入魂」と命名

【注目打者】伊万里・前川一球、父が「人生、一球入魂」と命名

伊万里・前川の一球(いっきゅう)という名は、父・博さんが「人生、一球入魂」とつけてくれた。伊万里中軟式野球部の出身で、父・博さんは、元伊万里高校の野球部監督。「父には“フルスイングしてこい”と言われていました。4球目にはなりましたが、思い切り振れました」。

「一球入魂」「一球にかける」との思いから名付けられた伊万里の代打の切り札は普段はほんわかムードで癒やし系のナイスガイ。1メートル72、93キロのパワフル体型で、足は速くはないが、ここぞの破壊力、パワーはチーム内で評価されていた。「打球を遠くに飛ばすことだけは負けない」と自信を持っていた。

一休みする間もなく、準備を続けていた。4、6、7回にベンチで素振りを続けていると最終回に出番が巡ってきた。「直球には強いし、よく飛ぶ。いつも打たないのに、よく二塁まで走ってくれた」と吉原彰宏監督は褒め称えた。

伊万里の“一球さん”が、4球目に仕留めた。前川一球(2年)が1―14での9回無死三塁で代打出場。低め直球をコンパクトに救い上げ、左中間への適時二塁打を放った。

「勝負どころで打てました!自分の仕事ができた。この経験は忘れない。レベルを上げて、また成長して戻ってきたいです」

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