【東京五輪】神宮球場と秩父宮ラグビー場が建替移転、神宮第二は解体(2021年以降)

神宮外苑の再開発・工事のポイント

老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えるなどの「明治神宮外苑地区の再開発」が、2021年以降に着工する。全体の再開発は、2035年にも完了(目処)する見通しで、当初よりも遅れる計画。

◆秩父宮ラグビー場を取り壊し、跡地に新野球場を建設

◆神宮第2球場を解体し、跡地に新ラグビー場を建設

◆草野球で利用されてきた軟式野球場が取り壊される。五輪後にいったん野球場に戻したうえで、2023年に解体して広場にする計画。



神宮球場はボールパーク型に

新たな神宮球場は、周囲との一体感を重視したボールパーク型となる。2027年完成から2031年の完成見込みと、当初よりも後ろ倒れとなる見通し。

球場横にホテルや商業施設を併設し、VIP席も整備。屋根などを付ける全天候型球場も検討していたが、コストがかさむことや景観との調和を重視するため、見送られる。



秩父宮ラグビー場は「完全密閉型ドーム」に

東京五輪後に建て替えられる秩父宮ラグビー場は「屋根付きの完全密閉型ドーム」となる予定。フランス・パリ郊外の「Uアリーナ」というラグビー場をモデルとする。ピッチは天然芝から人工芝に変えて多用途に対応する。

東京ドームのような「完全密閉型」は、音楽イベントなどで利用しやすく収益性が高まる上、市民の防災拠点としても活用しやすくなるため。事業費は、当初見込みの約200億円から倍以上に膨らむ見通し。

事業費は、屋根の整備が決まったことで当初の200億円を大幅に上回る見通し。完成は、神宮外苑の建て替えの連鎖によって現時点で2026年から2033年まで延びている上、さらなる延長もありうる。