【ドラフト候補】報徳学園・小園海斗、プロより上手い守備「日本一のショート」|大阪桐蔭・藤原とチームメイト

小園海斗、プロより上手い「日本一のショート」

異次元の男が聖地・甲子園にやってきた。報徳学園の小園海斗(3年)。

甲子園の初戦・聖光学院戦では、大会タイ記録となる3本の二塁打で全3得点に絡む活躍。

足でも異次元を見せつけた。小園は、50メートル5秒8の俊足。通常、一塁到達はシングルヒットで速い選手でも4秒0。一塁を膨らんで回る二塁打の場合は、4秒2がプロの俊足レベルだという。それがこの日の第1打席は何と3秒98を記録した。

報徳学園の3番長尾は「あいつはすごすぎて、異次元です」と表現する。

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ショートの守備位置が異次元

帽子のつばには「日本一のショート」と書いている。

球場では、小園の守備位置に注目してほしい。普通の遊撃手より3メートルほど後ろに守る。この位置で守る選手はプロでも少ない。ジーター(元ヤンキース)やマチャド(ドジャース)に近い。肩に自信があるからできる守備位置。この守備位置で守る事で、ヒットゾーンを狭める。

ショートにおける守備は、「高校生のトップレベルというより、守備はプロ1軍で試合に出ている選手よりうまい。ドラフト1位の12人に入る選手だろう」(プロ野球解説者)と評されるほどだ。

バッティングも足も異次元

50メートルは、5秒8だ。

バッティングも魅力だ。兵庫大会・滝川二戦では、高校通算37号のホームランを放つ。両翼100メートル、中堅120メートルの姫路球場のバックスクリーン直撃弾。

県高野連関係者は「高校生でバックスクリーンへ飛ばした選手は見たことがありません」と驚愕した。

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大阪桐蔭・藤原恭大とは中学時代のチームメート

17年の侍ジャパン高校日本代表に、2年生では大阪桐蔭の藤原と2人だけが選出された。ちなみに、藤原とは、枚方ボーイズのチームメートだが、高校では練習試合を含めて対戦したことはまだない。

甲子園での初対決を夢見て、今夏は同じ赤色のグラブでそろえた。甲子園では「名前を売りたいし、絶対に日本一を取りたい」と意気込む。

ちなみに、妹のスマートフォンの待ち受け画面は「格好いい[ハート]」と兄ではなく、藤原の写真だという。

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家族も異次元・母は元サッカー選手 

母はL・リーグ(現なでしこリーグ)の旭国際バニーズ(現バニーズ京都SC)でプレーした元女子サッカー選手。生後間もなくサッカー選手になる夢を託すも「サッカーボールに興味を示さなくて。9カ月からキャッチボールをしていたんです」と語る。

父はは走り幅跳びの元選手。祖父は社会人野球の東洋高圧大牟田で前巨人監督・原辰徳氏の父、貢さんとプレー。アスリートのDNAも受け継がれている。

小園海斗(こぞの・かいと)のプロフィール

2000年6月7日、兵庫・宝塚市生まれ。
178センチ、79キロ。右投左打
高校通算37本塁打。

小園海斗の野球歴

逆瀬台小1年から「宝塚リトル」で野球を始める。光ガ丘中ではボーイズリーグ「枚方ボーイズ」でプレー。全国大会優勝2度。3年時にU―15日本代表。

報徳学園では1年春からレギュラー。2年のセンバツ4強。2年夏のU―18W杯で3位。侍ジャパン高校代表の2年生は、大阪桐蔭の藤原恭大外野手と2人だけ。

小園の目標とする選手

ヤクルトの山田哲人。宝塚リトルの先輩で、山田のプロ入団祝賀会では先導役を務めた。「(プロで)トリプルスリーを達成して、日本を代表する選手になりたい」

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ドラフト候補・プロスカウトの評価

西武渡辺SD 彼が打って走ると、スタンドも沸くよね。ショートとしての能力が高く、将来が楽しみ。立浪のように1年目から出られる可能性もある。広角に打てるし、走攻守トータルでレベルが高い。間違いなく上位候補。

日本ハム大渕スカウト部長 力強さ、スピードが出てきた。バットに当てるのがうまい。躍動感が出てきて成長を感じる。

ロッテ永野チーフスカウト オーバーランで4秒を切るのは速い。ガツガツ地面をつかんで走る。うちの荻野タイプ。

オリックス長村球団本部長 足も肩もすべて文句なし。走攻守すべてにおいてトップランク。アマ野球NO・1のショート。即戦力に近いと思う。

楽天長島スカウト部長 今年の高校生の中でも特に、すぐプロでレギュラー争いできる選手。

広島鞘師スカウト ワンプレーごとに精度が高くセンスにあふれている。大舞台にも強いのがいい。上位指名の1人。

巨人岡崎スカウト部長 下半身の粘りが出てきて、広角に打てるようになった。守備はトップランクですね。

ヤクルト伊東編成部長 いい遊撃手はみんな欲しいところ。今年に入ってまた評価を上げている。1位じゃないと取れない。

DeNA八馬スカウト 3拍子そろった選手の中でも高いレベル。体は強いし、躍動感がある。スピードに馬力もある。

報徳学園・小園海斗、済美に敗れる

 「支えてくれた人にありがとうという言葉を伝えたい。甲子園は最高の場所でした。最後に粘りを見せられた。その粘りは自分の野球人生のひとつの引き出しになる。走攻守全てで魅せられるような選手になりたい」と語った。

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