松山聖陵 野球部監督の処分決定
日本学生野球協会は2019年2月1日、高校・大学の不祥事を審査し処分を決める審査室会議を開き、春日部共栄・松山聖陵・龍谷大平安の監督や顧問に対し、部内での暴力行為があったとして有期の謹慎処分を決めた。
これにより、この3チームの3名は、センバツ出場もベンチ入りできないことが決まった。
センバツ出場を決めた夜にツイッター投稿
<続報>関係者によると、撮影は昨年9月ごろ。部員は生活態度を繰り返し注意されていたが、反抗的で監督が叱っていた。撮影者は3年生部員とみられ編集された痕跡もある。
投稿したとみられる部員については「進路が決まっており犯人捜しはしたくない。進路決定にも監督が一生懸命奔走した」と話した。
監督の不祥事であれば、チームのセンバツ出場辞退や対外試合の禁止にはならない。だが、監督は指揮を執ることができないという。
私立松山聖陵高は1月28日、センバツ出場を決めた野球部の監督が部員の頭を小突く映像がツイッター等に公開されていることを公表した。出場校が決定したまさに1月25日の夜、ツイッターに投稿された模様だ。
同校によると、動画は昨年9月ごろ、松山市内の野球部宿舎で撮影されたとみられ、監督が1年生部員の顔をつかみ、頭を壁にぶつける様子が写っている。生活態度について注意していたとみられる。
同校は26日午前、動画を確認し、監督に聞き取り調査。動画の削除依頼や投稿者の特定はせず、動画に写っていた部員への聞き取りもしない方針。県高野連には28日、報告した。
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暴力ではなく指導の一環とコメント
渡部正治校長は「暴力ではなく、指導の一環だ。ルール違反を繰り返す生徒への最も厳しい指導と捉えており、処分は高野連の判断に委ねる」と話しており、監督は野球部の指導を続けるという。
愛媛からは昨秋の四国大会で準優勝した松山聖陵が、2年連続2度目の出場を決めていた。