和歌山に20歳の高校野球監督がいた!和歌山高専・中芝海渡監督

20歳の監督、和歌山高専・中芝海渡監督|伝統受け継ぐ

和歌山高専の野球部監督は20歳。彼の名は、中芝海渡だ。

5年制の和歌山高専には、野球部を「卒業」して1年経った4年生が、5年の夏まで監督を務める伝統がある。

中芝監督は2年前の夏に主将としてチームを8強に導き、昨夏の大会が終わった後、監督に就任した。

教師になって、高校野球の監督になる夢を抱き、編入での大学進学を決意している。夏の大会開幕の3日前の7月8日には、大学の編入学試験を控えている。これまでの学生監督の進路はほとんどが就職。大学に進んだケースはあまりない。学生監督と受験生の二刀流の生活。授業が終われば練習に行き、練習が終われば受験勉強にいそしむ。

選手たちには厳しく接する。練習中、その顔に笑顔はない。主将の永井亮君(3年)はチームで一番怒られてきた。「監督と主将が一体にならんと勝てんって言われ続けてきて、自分にも監督の厳しさが乗り移ってきた」。マネジャーの吉野友以奈さん(3年)は「海が近くて冬はめっちゃ寒いのに、監督は絶対に部屋のなかに入らない。自分にも選手にも厳しくて、弱いところを見たことがない」と話す。

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