【注目投手】日大三高・河村唯人、「招き猫投法」で炎のリリーフ|真のエースが甲子園で躍動中

日大三高・河村唯人、「招き猫投法」で炎のリリーフ

秋の大会まで背番号1を背負っていた男・河村唯人(背番号10)が、甲子園の舞台で躍動している。

甲子園・準々決勝までの全4試合に救援登板し、22回で32個の三振を奪っている“ドクターK”だ。準々決勝の下関国際戦では、3回から登板。今大会最長の7回を投げ4安打1失点。10奪三振を奪った。

炎のリリーバーが日大三高を全国制覇へ導く。

勝利を呼ぶ「招き猫投球」

身長175センチの河村の直球は130キロ台中盤がほとんどだ。

しかし、ヤクルト成瀬に似たボールの出どころが見にくい「招き猫フォーム」のため、打者は打ちにくい。

プロ野球関係者によると、テークバック時に左手で握ったボールが

  • <1>左太ももで隠れ
  • <2>左脇腹で隠れ
  • <3>最後は右手のグラブでも隠れている

そのため、打者にとってはリリースの瞬間までボールが1度も見えないという。そのため130キロ台の直球でも、打者はタイミングが取りにくく、振り遅れて差し込まれる。

河村は自身の投球フォームについては「小学校の時は腕が全部見えている感じでしたが、中学の時に映像を見て格好悪いなと思ってテークバックを小さくしたら、出どころが見えにくいと言われるようになりました」と説明した。

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西東京大会では優勝投手に

決勝戦の日大鶴ケ丘では、2番手で登板した河村唯人。6回2/3を投げ4安打1失点。9回には3者連続三振を奪いサヨナラ勝ちを呼び込んだ。「いつでも行ける準備はしていた。最終回は今日1番の投球をしようと気合を入れ直した。勝ててよかった」とコメントしている。

元背番号1。背番号10でも真のエースの活躍

昨秋は背番号1を背負ったが、センバツからは10。「1番には責任感がある。自分がつけていいのか自信がなかった」と当時を振り返る。

センバツでは2回戦の三重戦に、ピンチで登板。自身も打たれ、0-8で敗れた。「緊急登板で心の準備もできていなかった。状況も分からず、冷静さに欠けていた」と反省。

転機は春の都大会準決勝の早実戦だ。2番手で登板していた井上広輝が肘の痛みを訴え、8回途中から緊急登板し0点に抑えた。「あの日抑えられたおかげで自信がついた」と語る。その気持ちを忘れないためにもこの日も「気持ち、気持ち」とマウンドでつぶやく。

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河村唯人のプロフィール・出身

埼玉県所沢市出身。小学二年で地元の学童野球チームで野球を開始。

中学三年でリトルシニアの日本代表に選ばれ、チームは世界一に。

河村は5人兄弟の長男

甲子園後のコメント。高校卒業後は野球をやめて就職しようと考えた時期があったが、プレーを続ける。「上のレベルを目指していくことが下の子たちの刺激になれば」。聖地で得た自信を手に「兄貴」は歩み続ける。

下関国際戦の河村

龍谷大平安戦の河村

夏・東海大菅生戦での河村

春季・関東大会の河村

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