【注目投手】二松学舎・岸川海、最速146キロを誇る3年生唯一の投手<甲子園・東東京代表>

【注目投手】二松学舎・岸川海、最速146キロを誇る3年生唯一の投手

2018年夏の東東京大会決勝、二松学舎の背番号10・岸川海(きしかわ・かい)が躍動した。

初の甲子園出場を目指す都立・小山台高校が決勝進出とあり、神宮球場は 外野席が開放され、2万6000人の大観衆。

異様な雰囲気の中で、岸川は1点リードされる展開の5回からマウンドへ。

岸川は「人生で一番気合が入った」といい、魂のストレートが炸裂した。自己最速にあと1キロに迫る145キロの直球を主体に2三振を奪い、3人で片付け、流れを変えた。5回5安打無失点の好投で、二松学舎を2年連続の甲子園に導いた。

3年生でただ一人の投手

優勝監督インタビューで、二松学舎の市原勝人監督は「うちのエース。一番いい場面で使いたかった」とコメント。岸川は「本当にうれしかった。涙が出てきた」と語った。

3年ではただ一人の投手だが、背番号1を背負ったことはない。「素質はあるが、気持ちの面が弱かった」と市原監督。1年秋からベンチに入り、次期エースとして期待された。しかし、ピンチになると腕が振れなくなる。昨夏は19番でベンチに入ったが、18人しか入れない甲子園ではスタンドで応援した。「あの悔しさが忘れられなかった」。

自分を見つめ直した。昨冬、市原監督の面談は5時間にも及んだ。「強い気持ちを持って、ポジティブに考えられるようになった」。

この夏、強い気持ちで東東京大会の決勝戦のマウンドへ上がった。

岸川海のプロフィール・調布シニア出身

きしかわ・かい
2000年(平12)5月19日生まれ、東京都出身。
小6時に東京ヤクルトスワローズジュニアに所属。
中学時代は調布シニアでプレー。
二松学舎大付では1年秋から背番号18でベンチ入り。
2年秋には最速146キロをマーク。
1メートル77、78キロ。
右投げ右打ち。家族は両親と妹。

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