野村大樹(早稲田実業)2018年ドラフト3位
【プロ入団からの年俸推移:2019年】
20年シーズン:年俸630万円(△30)
19年シーズン:契約金5000万円、年俸600万円
早稲田実業からドラフト3位でソフトバンクに入団する野村大樹が、プロ野球生活の拠点となる福岡県筑後市の若鷹寮に入寮。早実の先輩である王貞治球団会長について書かれた「名将・王貞治 勝つための『リーダー思考』」を持参した。
王が毎日500回素振りをしていた事実を知り、野村も中学時代に1日300回、高校時代は800回を振ったという。
「24時間バッティングができる。バッティングが好きなので打ちたいときに打てるのは楽しみ」と語った。
契約金5000万、年俸600万円で仮契約
ソフトバンクからドラフト3位指名された早稲田実業の野村大樹が11月23日、契約金5000万円、年俸600万円で仮契約した。
早実の4番打者・キャプテン。高校時代は、内野手も捕手、そして時には投手も務めた。高校通算本塁打数は68本の右のスラッガー。
野村大樹のコメント
野村は仮契約を結び
「(球団からは)“夢を与える内野手になってくれ”という言葉が一番印象に残った。1年目から1年間、ケガをしないようにやっていきたい。・・・清宮さん以上に結果を残したい。1年目から上を狙っていきたい」とコメントした。
自陣のアピールポイントは「勝負強いバッティングが持ち味。3冠王を獲った(球団OBの)松中さんみたいな打者になりたい」。将来の目標は「将来的には3割、30本、100打点を達成できるようになりたい」と語る。
ソフトバンクの王貞治球団会長は「大学に行ける学力があるのに、あえてプロを選択した。強い気持ちを持っている。・・・最初からうまくはいかないだろうけど、100打点を目標にするのはいいこと。今は昔と違って打点の評価は高いからね」と期待を寄せた。
早実新キャプテン・野村大樹のプロフィール
兵庫県宝塚市出身。2006年夏、甲子園で早稲田実と駒大苫小牧の決勝を観戦。ハンカチ王子・斎藤佑樹(日本ハム)、田中将大(ヤンキース)両投手の投げ合いに感動。
大阪・福島リトルシニアに所属し、U15日本代表。早稲田実に憧れ、実家を離れて上京した。
名前の「大樹」には、「地中に根を生やしながら、大木のように育って欲しい」という両親の願いが込められているという。