逆転サヨナラ満塁ホームラン 済美13x-11星稜(延長13回)

2018年の夏の甲子園。第8日第3試合は、球史に残る死闘となった。
星稜と済美の大熱戦は、延長十三回にタイブレークに突入。
試合は、済美の甲子園史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で幕切れ(星稜11-13x済美)。
4万2千人の大観衆がつかの間ぼうぜんとした後、両チームに大きな拍手が送られた。
この試合について、U18高校日本代表に2年生ながら選出された星稜の奥川恭伸は、代表メンバー入りした後のアンケートで「これまでの野球人生で一番悔しかったこと」という質問に対して、この試合を上げた。
星稜・奥川の試合後の談話
「四回から右ふくらはぎがつっていた」。2分後、打席に立つと犠牲バントを決めたが、五回のマウンドには登らなかった。
「投げられないことはなかったが、監督の判断で大事を取って降板した。でも自分が最後まで投げていればあんな展開にならなかったかもしれない」
サヨナラ満塁本塁打を浴びた星稜の寺沢孝多(2年)
試合後、「失投だと思います。切れて欲しかったんですけど、狙ったところより内側に入ってしまった。満塁だったのでボール球を投げたくない思いで真ん中に甘く入ってしまった」と語った。同点の9回からマウンドに上がり、何度もピンチを切り抜けるも、最後涙。
サヨナラ満塁本塁打の済美・矢野功一郎(3年)
引っ張った打球は高々と舞い上がり、そのまま右翼ポールを直撃。タイブレークでの本塁打1号が、100回目を迎えた甲子園史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打。矢野「入ると思っていなかった。頭が真っ白で何も考えられなかった」と語った。
延長13回を投げ抜いた済美・山口直哉の談話
愛媛大会から全試合を1人で投げ抜いている済美・山口直哉が星稜戦で13回184球の熱投。
「勝ったというよりは、終わってほっとしたという感じです。仲間が逆転してくれたので、なんとしても点はやらないという気持ちで投げていました。自分が投げないとダメ。この仲間で野球がしたい。」
「スポンサーリンク」
試合写真レポート
星稜、主軸の南保・竹谷に当たり。さらか奥川と小さな頃からバッテリーを組む山瀬が二塁打。勢いがつく攻撃。強い。済美の山口は安定感抜群の投手、初回から5点の星稜、強い。#星稜 pic.twitter.com/kYcjP1avBe
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
スター性。まさにそれを感じさせる星稜・エース奥川。「常に笑顔でいることで、観客やいろんな人を味方につけられる。野手にも安心感を与えられる」と中学時代から心がけてきたと語る。オーラというか、なんというか。幼馴染の山瀬とバッテリー。伝説を作りそうな予感。#星稜 pic.twitter.com/RBuQnTxQWt
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美のエース山口直哉投手。夏の愛媛大会、甲子園の初戦まで6試合をすべて完投してきている男。兵庫・淡路島の三原中出身。安定感の山口、注目。#済蛭間 pic.twitter.com/CSKJ1SRQhx
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜・エース奥川。変化球とストレートを組み合わせ、肩の力を抜いたピッチング。それでも最速147キロ。素晴らしい。なお、なんとなく足がつり気味な雰囲気を感じる。水分補給を。#星稜 pic.twitter.com/VFPG5Kc6w4
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜・佐藤海心が力投。飛騨高山ボーイズ出身で中学時代は、大阪桐蔭・根尾昂と元チームメイト。正月にはみんなで焼き肉を食べ、甲子園での対決を誓い合ったという。#星稜 pic.twitter.com/1ngLfKqsgH
— 汗と涙。高校野球 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜の竹谷主将がマウンドへ。センバツではエースナンバー。竹谷、実は米国出身の父が「松井秀喜ベースボールミュージアム」で翻訳の仕事をしていたという縁で松井氏と会ったこともある。父はアメリカ人、曽祖父は米国プロ野球選手。#星稜 pic.twitter.com/XWjX8Bren6
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美、四番の池内がレフト前にタイムリーー!反撃開始。甲子園球場が目を覚ましたかのように大歓声が巻き起こる。さあ、4点差。星稜・竹谷まもれるか。 pic.twitter.com/7udFzPdnbd
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜のスーパー1年生・寺西成騎がマウンドへ。元日本代表、リード守れるか。 pic.twitter.com/M8MWptgRqV
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美、ミラクル一挙に8点、大逆転!! pic.twitter.com/60QUW5pBOT
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
ものすごく安定感のある済美の山口、二点を守りきれるか。星稜、二点を追いつけるか。最終回!!凄まじい試合。 pic.twitter.com/U1EIC9ooQg
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
死闘!!#星稜 9−9 #済美 9回裏 凄まじい甲子園の熱気。さあ、クライマックス! pic.twitter.com/5eHhhFLVpe
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美のエース、山口。ここまで愛媛大会、甲子園全ての回を一人で投げぬいています。ブルペンは誰も投球練習をしていません! pic.twitter.com/FM0OTdDvJm
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜、マウンドに上がる寺沢、この場面、凄まじいプレッシャーの中、延長10回裏を抑えました。 pic.twitter.com/qd5GEgN432
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美、エース山口、鉄人。素晴らしい!
疲れきっています、しかし、投げます。彼が愛媛大会から一人で投げぬいてきました。彼に済美の夏がかかっている。そういっても過言でないかもしれません。 pic.twitter.com/IQz7YULTI6
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美、12回表、やはりエース山口がマウンドに上がります。 pic.twitter.com/xcyTIHAS7G
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美のエース山口、ガッツポーズさえしません。凄まじい集中力で投げ抜きます。 pic.twitter.com/x5Oy2n3Tlm
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜、寺沢、凄まじいピッチング!!! pic.twitter.com/EhbdjVbxRx
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
13回、済美、マウンドへは背番号1 山口 pic.twitter.com/eDjLSjjuAV
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
さあ、13回裏。済美の山口、投げ抜く。星稜の寺沢、さあ。クライマックス!甲子園球場、息が止まりそうです。 pic.twitter.com/uWyrixEOuI
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美、サヨナラ満塁ホームラン!!!! pic.twitter.com/Z40QpXvcnQ
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜、二年生の捕手・山瀬が号泣。#星稜 pic.twitter.com/mtQNSEtbVs
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜・二年生の寺沢投手、サヨナラ満塁ホームランを打たれ、一塁側アルプススタンドへの挨拶、泣き崩れました。寺沢を抱えたのは三年生の山口でした。#星稜 pic.twitter.com/ugyck3dRRK
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜・寺沢孝多投手(2年)「切れろ! 切れろ! と思ったが、弾道がホームランの上がり方だった。失投です」
「悔しい。先輩ともっと甲子園で一緒に野球がしたかった。…先輩たちには『来年も戻って来て頑張れ。胸を張れ』と言ってもらった。また甲子園に戻ってくる」とコメントした。#星稜 pic.twitter.com/tsjQDumLwN
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美・先発の山口が13回184球の熱投。「気力で投げてくれました」と監督。
史上2人目となるサヨナラ満塁本塁打、逆転サヨナラ満塁本塁打となれば史上初の劇弾を放った矢野は「抑えてくれていたので、何とかしたかった。今も頭の中が真っ白です」とコメント。#済美 pic.twitter.com/iH60Qb4r3n
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
愛媛大会から全試合を1人で投げ抜いている済美・山口直哉が星稜戦で13回184球の熱投。「勝ったというよりは、終わってほっとしたという感じです。仲間が逆転してくれたので、なんとしても点はやらないという気持ちで投げていました。自分が投げないとダメ。この仲間で野球がしたい。」#済美 pic.twitter.com/30Gowg3MFY
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美・矢野功一郎(3年)が引っ張った打球は高々と舞い上がり、そのまま右翼ポールを直撃。タイブレークでの本塁打1号が、100回目を迎えた甲子園史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打。矢野「入ると思っていなかった。頭が真っ白で何も考えられなかった」と語った。#済美 pic.twitter.com/RcI497EYk9
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
サヨナラ満塁本塁打を浴びた星稜の寺沢孝多(2年)は「失投だと思います。切れて欲しかったんですけど、狙ったところより内側に入ってしまった。満塁だったのでボール球を投げたくない思いで真ん中に甘く入ってしまった」と語った。同点の9回からマウンドに上がり、何度もピンチを切り抜けた。#星稜 pic.twitter.com/srYbCbSGuC
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
#星稜 延長十三回にタイブレークに入り、最後は済美の甲子園史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で幕切れ。4万2千人の大観衆がつかの間ぼうぜんとした後、両チームに大きな拍手が送られた。一塁側アルプス席が星稜の選手たちから一礼を受けると、流れる涙も拭かずに拍手をする生徒もいた。 pic.twitter.com/Wt95Pht6tW
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
#星稜 一塁側アルプスには、捕手・山瀬、先発・奥川を見守っていた人がいた。宇ノ気中学校の福島先生だ。「山瀬が泣いているところを初めて見ました。奥川も自分がやれることをやっていた。夢のような舞台で、こんなたくさんの人に応援してもらって、また頑張って甲子園に来て欲しい」と話した。 pic.twitter.com/SXznuuXjjr
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
済美・逆転サヨナラ満塁弾「やればできる」信じた pic.twitter.com/hJiqwgodCN
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
星稜・奥川「四回から右ふくらはぎがつっていた」。2分後、打席に立つと犠牲バントを決めたが、五回のマウンドには登らなかった。「投げられないことはなかったが、監督の判断で大事を取って降板した。でも自分が最後まで投げていればあんな展開にならなかったかもしれない」と悔しがった。#星稜 https://t.co/ZRqM2CWi96
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 12, 2018
目次