千葉市長が新球場を検討|ロッテ本拠地のZOZOマリン老朽化で

千葉市長が新球場を検討|ロッテ本拠地のZOZOマリン老朽化で

ロッテが本拠地とするZOZOマリンスタジアムを所有する千葉市の熊谷俊人市長は2018年11月29日、千葉県内の経済界による応援組織「千葉ロッテマリーンズかもめ会」の集いで、「新球場」を建設する可能性がることについて言及した。

挨拶では、「市民の税金を預かる立場として、50年くらいのスパンで考えた時に、今の球場を大規模改修する方がいいのか、それとも新しくどこかに建てた方がいいのか。その点に関しては、ライフサイクルコストをしっかり見極めていかないといけない」と語った。

ドーム型球場は否定

「ドーム(球場になること)はないと思います」と話し、2~3年以内に今後の方向性を定める方針。

熊谷市長は「マリンスタジアムにそうした課題と将来の選択肢がありえるということだけ、この場に心にとどめていただければと思います」と話して、新球場プランを締めた。


大規模な改修費用が必要に

1990年に千葉マリンスタジアムとして開場した現在の球場は大規模な改修が必要な状況。熊谷市長は「改修費は50億円くらいと見込んでいたが、思ったよりも老朽化が進んでいて70、80億円かかるのではとなってきた。新たに建てた方がいいという話も出てくる。全ての選択肢で最善のものを選びたい」と話した。