【進路】寺沢孝多(星稜)は近畿大学へ進学|高校時代エピソード【夏の甲子園準優勝左腕】

【進路】寺沢孝多(星稜)は近畿大学へ進学【夏の甲子園準優勝左腕】

夏の甲子園で準優勝を経験した星稜の燃える左腕エース・寺沢孝多は、2020年春に近畿大学へと進学する。

以下では、主に高校時代におけるエピソード等を紹介する。



《高校時代のエピソード》

◉2018年の夏の甲子園・済美戦では、同点の9回からマウンドに上がり、何度もピンチを切り抜ける。しかし、タイブレークの延長13回に大会史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を浴び、涙をのんだ。

◉済美戦後、「失投だと思います。切れて欲しかったんですけど、狙ったところより内側に入ってしまった。満塁だったのでボール球を投げたくない思いで真ん中に甘く入ってしまった…切れろ!切れろ!と思ったが、弾道がホームランの上がり方だった。失投です。…悔しい。先輩ともっと甲子園で一緒に野球がしたかった。…先輩たちには『来年も戻って来て頑張れ。胸を張れ』と言ってもらった。また甲子園に戻ってくる」とコメントしている。

◉この後、済美戦のサヨナラの場面を「悔しさを忘れないため」に、週に一度は見返していた。

◉星稜ナインからは、「自分に厳しい」と評された。「練習は人一倍しっかりやるし質の高さを求める。ほかの選手にアドバイスをしたり、何事も率先してやる」と信頼も厚かった。

◉星稜中学時代は、エースとして全日本少年軟式大会(全軟)で日本一を経験した。

◉好きなタレントは「広瀬すず」。将来の夢は警察官。



《プロフィール/誕生日・出身・家族ほか》

寺沢孝多(てらさわ・こうた)
誕生日:2001年8月29日
出身:金沢市生まれ
球歴:小学1年で伏見台ファイターズで野球を始め、星稜中3年時にエースとして全日本少年軟式大会(全軟)で優勝。星稜では1年秋からベンチ入り。好きなプロ野球は今永昇太(DeNA)
投打:左投左打
家族:両親と姉