【ドラフト候補】山梨学院・野村健太、山梨のデスパイネの異名/高校通算53本ホームラン

山梨学院・野村健太、山梨のデスパイネの異名

◉特集・ドラフト会議2019結果

「山梨のデスパイネ」の異名を持ち、ラップも得意な山梨学院・野村健太は、2019年の高校野球界屈指のスラッガーだ。

18夏の甲子園では、2年生ながら高知商業線で本塁打を放つ活躍。18年秋季関東大会の準々決勝(前橋育英戦)では2ランを放つなど、秋の公式戦8試合では、26打数13安打の打率5割に加え、ともにチーム最多の18打点、4本塁打。

愛知県・安城市生まれ。高校入学時の体重は99キロも、減量を行い、体を絞り上げてきた。加えて、ウェートトレーニングなどで筋力を付けた。現在は、180センチ、88キロに。

ラストイヤーの2019年、野村は「50本はいきたい」と豊富を語る。


センバツ2回戦・筑陽学園/チャンスで一本出ず悔やむ

筑陽学園3―2山梨学院(3月29日)

3番・野村健太は、初回に一時は同点に追い付く右前打を放つなど、3安打1打点と奮闘。しかし、野村は、同点の5回1死一、二塁で、代わった筑陽学園・西舘昂汰の前に空振り三振。チャンスで一本が出なかった。野村は「(初戦で)本塁打を打って、今日も3安打打てたけど、チャンスで打てなかった。チームとしても『あと1本』というところで打てるようになって、夏、また戻ってきたい」と語った。

センバツ初戦で2本、高校通算40本に伸ばす

【山梨学院24-5札幌第一】

「山梨のデスパイネ」が注目される中、札幌第一戦で、バックスクリーン左に推定130メートル弾2発を叩きこんだ。これで高校通算40本目。個人1試合最多タイの2発を含む3安打5打点。史上最多タイのチーム1試合24安打、歴代2位の24得点と記録づくめの試合となった。



野村健太へのドラフト評価

巨人・円谷スカウト「ゆっくり振っているように見えるのに、あれだけ遠くに飛ばせるのがすごい。体も恵まれている」

日本ハム・大渕スカウト部長「(元巨人の)村田タイプ。体はそれほど大きくないが、飛ばす力がある」

DeNA・吉田球団代表補佐兼スカウト部長「打撃に癖がない。スムーズにバットが出ている。飛ばす選手なのに癖がないのは本当にいいこと」

中日・中田アマスカウトアドバイザー「いいパワー。振りがシャープ。コンパクトに振り抜けるので打球が飛ぶ。長打力は見るべきものがある」

ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「高校生で打った瞬間分かる本塁打はなかなかない。柔軟性も兼ね備えている」

フィリーズ・大慈弥環太平洋担当部長「メジャー級のパンチ力。フライボール革命に即した打者だ。デスパイネよりいいでしょう。マイク・ピアザの打球の角度によく似ている」



ラッパーとしても活躍

山梨学院のラッパー球児「椙浦元貴」と野村健太は、普段からラップでチームを盛り上げる。センバツ出場が決まった直後、二人は、報道陣、山梨学院の先生方、保護者、40~50人は見ている中で、まるで動じず、披露した。

♪イエ~イ

♪行くぜ選抜コウシエン(甲子園)

♪だけどそこは超キケン(危険)

♪だけど俺たちはドウジネエ(動じねえ)

♪イエ~イ




野村健太(のむら・けんた)プロフィール

野村健太(のむら・けんた)

2001年(平13)8月27日生まれ、愛知県安城市出身。

幼稚園から小学3年まではソフトボール。小学3年から6年までは安城リトルでサードと投手。東山中では愛知衣浦リトルシニアに所属。

50メートル走は6秒5。遠投100メートル。入学時は99キロ。1杯800グラムのどんぶり4杯の大食漢だったが、監督から「絞れ」と指示されて、どんぶりは0・5杯に。魚が好きでサケが大好物。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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