【ドラフト候補】智弁和歌山 黒川史陽主将、春夏サヨナラ男!努力を神様は見ている

智弁和歌山の新主将・黒川史陽

◉特集・ドラフト会議2019結果

智弁和歌山の2019年チームでキャプテンを務めるのが、黒川史陽だ。遊撃手の西川晋太郎と捕手の東妻純平が副主将。

中学時代、大阪・泉州阪境ボーイズに所属し、あの「NOMO JAPAN」に選出。主将を務めた。東邦の石川昂弥、創志学園の西純矢らとはNOMO JAPANでチームメートだった。

智弁和歌山に進学すると、1年春からベンチ入り。中谷コーチは「練習量、野球に取り組む姿勢はぼくが見てきた中でもNO・1」と評価する。



黒川の父・兄も甲子園出場の「野球一家」

奈良県河合町の「野球一家」育ち。3人兄弟の2番目で、兄の大雅は日南学園(宮崎)に進み、16年春夏、甲子園に出場している。

父は、上宮(大阪)で93年春優勝時に主将だった洋行氏。「1番・二塁」だった父は、2回戦の横浜戦で、息子と同じように延長10回に同じ左翼へサヨナラ打を放つ活躍。



センバツ初戦・熊本西/13-2で大勝

智弁和歌山13-2熊本西(終了)
智弁004 702 000=13
熊西010 010 000=2
【智】池田陽、池田泰、山本、小林樹
【熊】霜上、中山、霜上
【本】東妻

21世紀枠・熊本西の先発・霜上幸太郎(主将)が、序盤、変化球を巧みに散らして、智弁和歌山打線を抑え込む。しかし、その後は、チーム打率が出場校中2位の3割8分3厘を誇る智弁和歌山打線がその強さを示した。4回、智弁和歌山は打者11人を送り込み7安打で7点を奪い、試合を決めた。ドラフト候補の4番・東妻純平がスリーランを放つ活躍を見せた。

試合では、4番・東妻純平が大会第6号となる左越え3ラン。「ホームランは最高でした」と語つた。これで高校通算本塁打を23本に伸ばした。また、黒川主将は「試合前は緊張していましたが、先制を許し、火をつけてもらった感じ」とコメント。

高嶋元監督は試合を観戦し、黒川と東妻には「(東妻は)打撃はもうひとつ。後で小言を言っておきます。主将(黒川)が一番アカン。ハッパをかけてきます」と、冗談交じりにコメントした。



サヨナラ男、勝負強さが光る

2018年夏の甲子園出場を決めた和歌山大会の決勝戦では、9回裏、三塁に林を置いた場面で、この黒川が右飛を放ち劇的なサヨナラ勝利を果たした。

また、2018年の春のセンバツでは、創成館との準々決勝で、1点をリードされた延長10回、ツーアウト一塁二塁の場面で、黒川が逆転サヨナラタイムリー。

試合後、黒川は「野球の神様に打てるよう頼んでおいたので、打てる自信しかなかった」とコメント。

センバツでは、中谷コーチから「ここまでやってきたんだから、野球の神様が見ていてくれるぞ」と声をかけられていたという。その後、東海大相模との準決勝では、2点を追う満塁チャンスの場面、同点のタイムリーを放つ活躍。

18冬、バッティングを強化しようと、仲間との練習が終わって帰宅してからも、多いときには3時間ほど素振りを続けてきた努力が実を結んだ。



黒川史陽のプロフィール・出身

黒川史陽(くろかわ・ふみや)2001年4月17日、奈良・北葛城郡河合町生まれ。

幼稚園年中から「河合フレンズ」で始め、河合第一中ではボーイズリーグの「泉州阪堺ボーイズ」でプレー。

智弁和歌山では1年春からベンチ入り。弟・怜遠(れおん)は19年4月から石川・星稜に進学予定。右投左打。

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