【コラム】夏の高校野球 地方大会は無観客試合で開催検討か/高校球児に最後の晴れ舞台を

【コラム】夏の高校野球 地方大会は無観客試合で開催検討か/球児たちに最後の晴れ舞台を

この2020年の夏の高校野球は、新型コロナウィルス感染拡大が続く中、「無観客試合」での開催が水面化で検討され始めている。現在の高野連の動きから、その状況を確認していく。




スポニチ(4月28日)によれば、日本高野連は、全国47都道府県の高野連に「収入0(=一般来場客なしを意味する)」となった場合を想定した支出状況の調査を行っているという。

47都道府県の高野連は、夏の地方大会の入場料収入が主な運営財源となる。この「収入0」というのは、一般来場者のチケット収入がないという意味合いであり、「無観客試合」をした場合の支出額をシミュレーションしているものと見られる。

無観客試合で開催された場合でも、保護者や控え部員の入場は許可される可能性もある。ただ、現在の新型コロナウィルス感染拡大状況を踏まえると、大会開催にあたっては、選手や関係者・家族の健康管理、ベンチやトイレの消毒など徹底した対策が求められる。

他の高校スポーツを見渡せば、8月10日に開幕予定だった全国高校総体(インターハイ)は中止が決まった。

夏の甲子園は、この高校総体と同じ8月10日が開幕予定日として設定されている。先んじて、地方大会は沖縄大会が6月20日から開幕する予定(7月に順延)だ。




夏の高校野球は、高校3年生にとっては、最後の大会となる。毎夏のように球場に駆けつけた家族・友人・ファンらの大観衆のもとで、そしてブラスバンドが響き渡る応援のもとで、プレーしたいのが高校球児の強い想いだろう。

「このまま夏の大会が開催されることなく、引退を迎えるかもしれない…。」今、当事者である高校球児たちは、そんな気持ちを抱えているかもしれない。

たとえ通常開催が困難だとしても、日本高野連やその関係者は、無観客試合での開催など運営方法に知恵を振り絞り、高校球児の最後の晴れ舞台を作って欲しい。

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