松山聖陵 野球部メンバーに沖縄出身がずらり、監督は沖縄尚学で選抜優勝経験あり

松山聖陵 野球部メンバーに沖縄出身がずらり、監督は沖縄尚学で選抜優勝経験あり

松山聖陵野球部には沖縄出身の生徒がずらりと並ぶ。沖縄の地から、親元を離れて野球に打ち込む彼らが、この春、センバツ甲子園で躍動する。

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監督は荷川取秀明。沖縄尚学で選抜優勝

沖縄尚学で99年センバツ優勝経験を持つ荷川取秀明監督(36)は「春と夏はコンディションも気温も違う。寒さ対策も万全に、投手中心にしっかり守備から攻めたい」と意気込んでいる。

ベンチ入りメンバーに沖縄県出身者が8名

富里 尚史(石嶺中)
真栄城 隆広(松城中)
大城 優太(港川中)
平良 倭麻(名護中)
前里 祐(浦西中)
中村 有(美東中)
田窪 琉風(名護中)
大城 碧生(嘉手納中)

理由・なぜ沖縄出身者が多いのか?

沖縄からの選手が入学するようになったのは、荷川取監督が復帰した2010年以降。

荷川取監督は1999年のセンバツで沖縄尚学の三塁手として優勝経験を持つ。

04年、当時の校長の「野球部を変えて学校を変えてほしい」という熱意に打たれ、監督就任。

07年に一度退いたが、復帰を機にその熱意を現実化したい思いを強め、出身の沖縄の選手を本格的に視察するようになった。

愛媛は強豪私立の済美に加え、今治西や宇和島東など公立の人気も根強く、有望選手が分散するという背景もあった。

沖縄では中学の軟式野球部を夏に引退した3年生で地域ごとに硬式の「育成会」チームを作り、秋以降、県内各地で大小の大会を毎週のように開いている。

地元の高校で野球を継続してもらうことを目的に06年に始まったが、沖縄以外の指導者が隠れた逸材を探す場にもなっており、荷川取監督も足を運んだ。

その結果、近年は沖縄出身者が1学年5人前後に。16年夏には春夏通じて初の甲子園出場も果たした。現チームも「育成会」出身の平良ら沖縄育ちの4人がレギュラー。

愛媛出身のエース土居は「沖縄出身者は体育の授業で他のスポーツをやってもすごい」と運動能力の高さに感心する。

当初は気質の違いなどで戸惑いもあったが、寮生活や苦楽を共にしてチームの絆も深まった。融合した力を大舞台でも見せる。

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エース土居豪人は転校生、1年夏に聖カタリナ学園から

松山聖陵 土居豪人、190センチの長身から繰り出す直球は最速144キロを誇る。
実は、土居、宇和島城東中から聖カタリナ学園高に進学したが、1年生の夏に転校。対外試合が解禁となった昨年8月の新人戦からエースナンバーを背負うと、秋の公式戦では7試合中6試合で完投した。

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