【巨人 育成7位】戸田懐生(東海大菅生) 高校退学後に通信制・独立リーグ徳島

巨人 戸田懐生(東海大菅生・徳島インディゴソックス)

※2021年6月7日(月) 巨人と支配下選手契約を締結。年俸420万円・背番号は90。出身高校の東海大相模・若林弘泰監督は「本人から『支配下登録されることが決まりました』と報告をもらって、うれしいというよりはホッとしましたね。まだまだここから。プロは1軍で投げてナンボの世界。支配下になって、やっとスタートラインに立った。あとは本人が頑張るだけだと思います」とコメント。

戸田懐生(なつき=東海大菅生出身〜徳島インディゴソックス)は、2020年ドラフト会議で巨人から育成7位指名を受けた。入団交渉の結果、年俸400万・支度金300万・背番号020で合意。

最速148キロをのストレートとカーブ、スライダー、チェンジアップ・カットボールなどの多彩な変化球を操る右腕投手。



2017年夏(当時2年生)

戸田は、2017年夏の西東京大会で、名門・東海大菅生の背番号1を背負い、活躍。決勝の早稲田実業戦では、当時3年生だった松本健吾(背番号11)が好投を魅せ、優勝。その後の甲子園の晴れ舞台では、戸田が背負っていたエースナンバーは、松本が背負うことになった。

2018年夏(当時3年生)

激戦区・西東京大会で2連覇を狙う2018年夏・・・のはずだった。しかし、春も夏も2018年の東京大会の東海大菅生のベンチ入りメンバーに戸田の名前の記載はなかった。

実は、高校2年秋から肘の故障で、野球をやめ東海大菅生を退学し、通信制高校(通信制KTCおおぞら高等学院)へ進む。

その後、肘の痛みが消えたのち、東海大菅生時代の顧問に相談し、2019年6月に独立リーグ・徳島インディゴソックスに入団。フィットネスクラブでトレーナーをしながら、野球を続けてきたという。

戸田懐生(とだ・なつき)プロフィール

2000年7月22日生まれ、愛知県出身。右投げ右打ち。東海大菅生では2年時に夏の甲子園に出場。通信制KTCおおぞら高等学院を経て、2019年6月に徳島インディゴソックスに入団。



巨人 ドラフト会議2020年

 [順位・背番号・名前・契約金/年俸・守備・出身]
1位 11 平内龍太 1億+出来高/1600万(投・亜大) 
2位 19 山崎伊織 7500万/1200万(投・東海大)
3位 40 中山礼都 5000万/600万(内・中京大中京)
4位 56 伊藤優輔 5000万/1000万(投・三菱パワー)
5位 68 秋広優人 3500万/540万(内・二松学舎大付)
6位 58 山本一輝 3500万/740万(投・中京大)
7位 69 萩原哲  3000万/740万(捕・創価大)
————育成———————————–
1位 025 岡本大翔 300万/360万(内・米子東)
2位 027 喜多隆介 300万400万(捕・京都先端科学大)
3位 011 笠島尚樹 300万/360万(投・敦賀気比)
4位 018 木下幹也 300万/360万(投・横浜)
5位 024 前田研輝 300万/400万(捕・駒大)
6位 006 坂本勇人 300万/360万(捕・唐津商)
7位 020 戸田懐生 300万/400万(投・四国IL徳島)
8位 051 阿部剣友 300万/360万(投・札幌大谷)
9位 017 奈良木陸 300万/400万(投・筑波大)
10位 030 山崎友輔 300万/400万(投・福山大)
11位 055 保科広一 300万/400万(外・創価大)
12位 001 加藤廉 300万/400万(内・東海大学海洋学部)