【注目投手】明石商業 中森俊介、最速147キロの世代最強エース候補|軟式・篠山東中学校出身

明石商業 中森俊介、世代最強右腕へ

1年生ながら、第100回夏の甲子園のマウンド姿で注目を集めたのが、明石商業の中森俊介(2年生)だ。

センバツの舞台では、自己最速147キロを記録した本格右腕。

2020年世代で最も注目を集める逸材、その力・魅力を十分に見せている。



センバツ・東邦戦 準決勝/4試合で493球熱投

準決勝 東邦4―2明石商

中森俊介が準決勝・東邦戦も先発。0―0で迎えた7回、東邦・吉納翼に決勝3ランを浴びた。「本塁打を打たれた球が高くて甘い球だった。反省点ばかりの試合だった」と語った。

中森は今大会4試合で493球の力投。準決勝も8回4安打9奪三振と、最後まで投げきった。「この大会が終わりじゃない。夏に向けて課題をつぶす」とコメントした。

センバツ・大分戦/ソロ本塁打、最速147キロ記録

明石商13―4大分(2回戦)

中森俊介が、4回表に公式戦での初本塁打(ソロホームラン)を放つ活躍を見せた。実は、中森、1年春からベンチ入りするが、これまで公式戦無安打。

狭間監督は「不器用でタイミングを計るのが苦手だけど、打撃はもともといい。タイミングが計れたら(1番打者の)来田より打率を残す」と認めるほどの潜在力を持つ。

また、投げては、2回途中から登板。初戦で自己最速を1キロ降臨する146キロを、さらにこの大分戦でも1キロ更新する147キロをマーク。5回2/3を4安打無失点で7奪三振。今大会は計14回2/3で17奪三振。

冬場に、腹筋300回、背筋200回、腕立て伏せ100回を課してきた。



センバツ/国士舘戦で自己最速146記録

明石商7―1国士舘

中森俊介が、センバツ初戦・国士舘戦の初回で自己最速を更新する146キロをマークし甲子園をどよめかせた。終盤も140キロ台を連発、10奪三振1失点の完投勝利。冬場は毎日、腹筋300回と背筋200回をこなし、筋力強化に励んできた。

狭間監督は「成績はオール5」と明かし、中森は「学年280人中10番目ぐらい。得意科目は数学」という。特技はピアノで簿記検定1級の取得も目指す。

母・美幸は「小さい頃から兄と洗濯とか洗い物とか当番制でやっていた。何でもできるので、いつでも嫁に出せます」と冗談交じりにコメント。

プロも注目する。オリックス谷口スカウトは「昨年よりも一回り体も大きくなり、それに比例してボールの強さ、キレも増してきている。まだまだ伸びしろがあるし、来年ドラフトで上位に入る力は十分あると思う。」と評価している。



2018夏の甲子園|八戸学院光星戦

2018年・夏の甲子園(1回戦)、初出場・明石商業(地元兵庫)の登場とあって、甲子園球場は超満員となった。

対するは、強打の八戸学院光星。

中森は、最大6点差から8―8と同点に追いついてからの初甲子園マウンド。場面は、8回2死一、三塁。そんな中で、中森は自己最速「145キロ」のストレートを投げ込み、注目を集めた。

中森は「正直、『ここでか』というのはあった」と当時を振り返る。しかし、「マウンドを任された以上、1年生だからといって弱気になるのではなく、ストレートで押していこうと思った」とカタッいる。。

相手の盗塁失敗で切り抜け、9回もゼロで抑える。そして、延長戦へ。四球、死球でランナーを出し、唯一の被安打が相手の決勝点となった。

試合後、中森は「とても投げやすいマウンドで、歓声もすごかった。こんな経験ができる人は限られているだろうと、とても恵まれていることを実感。もう一度、あのマウンドに立ちたいと思った。(ただし)ピンチの場面で、メンタルの弱さも見えた」とコメント。

今後に向けては、「余韻にひたる暇はない。もう一度、あのマウンドに立ち、全国制覇をめざす」と次を見据えた。



中森俊介(なかもり・しゅんすけ)経歴

2002年5月29日、兵庫・篠山市生まれ。16歳。福住小3年から軟式の「多紀野球少年団」で始め、篠山東中では軟式野球部に所属。3年夏からボーイズリーグの「三田ボーイズ」でプレー。明石商では1年春からベンチ入り。球種はスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット。182センチ、83キロ。右投左打。

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