敦賀気比 8-6 日本文理 夏の甲子園2021年
夏の甲子園2021年 2回戦：敦賀気比が8-6で日本文理に勝利。結果総評・見どころは、以下の通り。
◆8/20(金) 敦賀気比(福井) 8-6 日本文理(新潟)
敦賀気比｜150｜010｜010｜=8
日本文理｜000｜210｜012｜=6 ※初戦
——————————————
⭐️見どころ⭐️◆日本文理は、2年生エース田中晴也が投打の軸。最速144キロ右腕はチーム最多5試合38回を投げて、奪三振33・失点8と好投。打率.240ながら、準決勝・新潟明訓戦では1試合2本のソロ本塁打を放っている。攻撃面では、チーム打率.332、全6試合で2桁安打、本塁打6本(5位)と好調で、4番 渡辺主将は決勝戦で満塁本塁弾を放っている。一方の敦賀気比の新チームは”北信越地区で無敗の王者”。背番号1に変更された本田克に加えて、吉崎や竹松などの投手陣は、全4試合で計5失点と安定感がある。攻撃陣は、打率.429の大島主将がここ一番で極めて勝負強い。このほか、4番 上加世(2年)が打率.500、5番 前川が打率.429、7番 森田が打率.533、8番 長尾が打率.429と、下位まで4割以上の打者がずらりと並ぶ。1番 東鉄心(てっしん)が復調すれば、打線はさらに力を増す。
⭐️試合結果⭐️敦賀気比が8-6で勝利。両チーム合計30安打を打ち合った”北信越対決”を制した。敦賀気比は、1回表に5番前川の犠飛で1点を先制。2回表には連打と四球から無死満塁のチャンスを作ると、福井大会は低調だった1番東鉄心のタイムリーで1点、さらに2番沼田・4番上加世田・5番前川のタイムリーで一挙5点を奪った。さらに、5回は7番森田の安打で1点、8回は4番上加世田の2塁打で1点を追加し、合計16安打で8得点。投手陣は、エース本田克から背番号10吉崎空に継投し、9回裏に吉崎が1点を奪われた場面で再び本田に継投し、最後は逃げ切った。一方の日本文理は、序盤の大量失点が響き、計14安打を放つも6点止まり。2年生エース田中は8回を投げて15安打・8失点を許した。攻撃では、4回裏に6番玉木聖大(2年)が”本人バースデー2ランアーチ”を記録。最大6点差をつけられるも、中盤からはじりじりと追い上げ、9回裏には2点を奪い2点差に迫るなど日本文理に息づく”伝統の粘り”をみせてくれた。
敦賀気比 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️敦賀気比ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 本田克 3年 右右 西宇治(京都)
02 長尾朝陽 3年 右右 太泰(京都)
03 小西奏思 3年 右右 庄川(富山)
04 東鉄心 3年 右右 松尾(京都)
05 上加世田頼希 2年 右右 北条(大阪)
06 前川誠太 3年 右右 蜂ヶ丘(京都)
07 森田世羅 3年 右左 嵯峨(京都)
08 大島正樹 3年 左左 岡崎(京都) ◎
09 沼田航 3年 左左 本山南(兵庫)
10 吉崎空 3年 右右 亀山(広島)
11 竹松明良 3年 左左 光陽(奈良)
12 渡辺優斗 2年 右右 茨田中(大阪)
13 岩本哲 3年 右右 常陽(兵庫)
14 今井士温 3年 右左 足羽第一(福井)
15 阿竹真士朗 3年 右右 常陽(兵庫)
16 細谷俊作 3年 右左 長岡(京都)
17 渡邊飛雄馬 3年 右右 三郷(奈良)
18 川勝郁海 3年 右右 旭陽(大阪)
※野球部員数：88人、◎：主将
日本文理 ベンチ入りメンバー2021年
⚡️日本文理ベンチ入りメンバー・チーム紹介
==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
01 田中晴也 2年 右左 長岡・南(新潟)
02 竹野聖智 2年 右右 燕・吉田(新潟)
03 塚野太陽 3年 左左 村松桜(新潟)
04 土野奏 3年 右左 二之江(東京)
05 岩田大澄 3年 右右 清泉(石川)
06 米山温人 3年 右右 坂井輪(新潟)
07 渡辺暁仁 3年 右右 安田(新潟) ◎
08 高橋瑛一郎 3年 左左 両川(新潟)
09 玉木聖大 2年 右右 紫雲寺(新潟)
10 村越仁士克 2年 右右 燕・吉田(新潟)
11 高橋史佳 1年 右右 新津二(新潟)
12 伊藤祥太 3年 右右 新津五(新潟)
13 工藤天馬 3年 右右 鳥屋野(新潟)
14 桜沢玲 3年 右右 富士見(神奈川)
15 佐野哲太 2年 右右 見附・南(新潟)
16 高橋悠企 3年 左左 巻東(新潟)
17 磯部鉄心 3年 右右 新発田・東(新潟)
18 大平龍希 3年 右右 小出(新潟)
※野球部員数：109人、◎：主将
