【ドラフト候補】2019年の高校野球 注目選手を大特集<ドラフト会議は10月17日開催>

2019注目選手・ドラフト候補を大特集

◉特集・ドラフト会議2019結果

2019年の夏の甲子園で注目をあつめたチームからドラフト候補選手を中心に紹介し、その後、全国各地の注目選手を紹介する。

◉プロ志望届提出者一覧(最新版)
◉プロ志望届を提出しなかった主な球児リスト
◉注目選手の希望進路・進学先大学

を以下でまとめている。



【更新中】高校球児の進路・進学先(大学)

◉特集・ドラフト会議2019結果

※以下、随時更新中

近江・林優樹→西濃運輸に内定(毎日 10/17)
近江・住谷湧也→西濃運輸に内定(毎日 10/17)
学法福島・相曽友輝→社会人野球のオールフロンティア(埼玉)に入社(日刊 10/16)
静岡高校・斎藤来音→慶応大学にAO合格(報知 10/8)
近江・有馬諒→関大への進学希望(日刊 10/4)
旭川大高・能登嵩登→桐蔭横浜大への進学希望(日刊 10/4)
智弁学園・坂下翔馬→近大への進学希望(日刊 10/4)
花咲徳栄・橋本吏功→東洋大への進学希望(日刊 10/4)
石岡一・岩本大地→中央大学への進学希望(日刊 10/4)
智弁和歌山・池田陽佑→立教大学への進学希望(日刊 10/4)
社・藤本竜輝→立命館大学への進学希望(日刊 10/4)
広陵・河野佳→大阪ガスを希望(日刊 10/4)
日大三・広沢優→社会人野球(日刊 10/4)
花巻東・西舘勇陽→大学進学(日刊 10/4)
春日部共栄・村田賢一→大学進学(日刊 10/4)
習志野・飯塚脩人→大学進学(日刊 10/4)
履正社・清水大成→進学予定(日刊 10/4)
九州国際大付・下村海翔→大学進学(日刊 10/4)
東海大菅生・小山翔暉→大学進学(日刊 10/4)
仙台育英・大栄陽斗→大学進学希望(日刊 10/4)
横浜・内海貴斗→大学進学希望(日刊 10/4)
東邦・熊田任洋→大学進学希望(日刊 10/4)
山梨学院・野村健太→大学進学志望(日刊 10/4)
北照高校・桃枝丈、伊藤陸→北海道の六花亭(軟式野球)(報知 9/20)



高校生・2019年プロ志望届提出者一覧

◉特集・ドラフト会議2019結果

プロ志望届は、10月3日に提出期限が締め切られ、高校生は昨年より16人増の139人が提出、大学生は3人減の107人が提出した。

都道府県 学校名 氏名 所属連盟受付日
北海道 東海大札幌 小林珠維 9月2日
北海道 旭川大 持丸泰輝 9月26日
北海道 網走桂陽 冨水大和 9月27日
北海道 札幌創成 竹内龍臣 9月30日
青森 青森山田 堀田賢慎 9月10日
青森 八戸学院光星 伊藤大将 9月14日
青森 八戸学院光星 武岡龍世 9月14日
岩手 黒沢尻工 石塚綜一郎 9月5日
岩手 大船渡 佐々木朗希 10月1日
山形 日大山形 渡部雅也 9月12日
山形 酒田南 伊藤海斗 9月14日
山形 酒田南 渡邉拓海 9月14日
山形 山形中央 村上舜 9月26日
福島 ふたば未来学園 国分渉 9月13日
茨城 土浦三 濱崎鉄平 8月26日
茨城 常磐大 鶴見凌也 9月5日
茨城 守谷 瀧上晶太 9月5日
茨城 常総学院 菊田拡和 9月11日
茨城 霞ケ浦 鈴木寛人 10月1日
茨城 つくば国際大 山口竜民 10月1日




栃木 宇都宮工 宇賀神聖 9月24日
栃木 宇都宮工 大貫礼央 9月24日
群馬 渋川青翠 根岸綾世 9月9日
群馬 渋川青翠 宮下侑 9月9日
群馬 藤岡中央 髙橋誠心 9月12日
群馬 前橋商 井上温大 9月17日
埼玉 昌平 米山魁乙 9月9日
埼玉 聖望学園 福島圭音 9月10日
埼玉 山村学園 橋本大樹 9月10日
埼玉 花咲徳栄 上麗也 9月20日
埼玉 花咲徳栄 韮澤雄也 9月20日
千葉 八千代松陰 長岡秀樹 9月5日
千葉 専大松戸 横山陸人 9月11日
千葉 横芝敬愛 大木稔貴 9月27日
東京 日大鶴ヶ丘 松田賢大 9月17日
東京 自由ヶ丘学園 萩原龍衛 9月18日
東京 日大三 井上広輝 9月20日
東京 学芸大付国際 吉村誠矢 9月30日
神奈川 横浜隼人 佐藤一磨 9月8日
神奈川 藤沢清流 三浦柚恵 9月17日
神奈川 武相 田中虹来 9月20日
神奈川 東海大相模 遠藤成 9月24日
神奈川 横浜 及川雅貴 9月26日
神奈川 桐蔭学園 森敬斗 9月27日
神奈川 神奈川商工 廣田将一 9月30日




長野 上田西 小林慧太 8月26日
長野 東海大諏訪 清水絢斗 9月7日
新潟 北越 大橋輝一 9月2日
新潟 中越 相葉拓夢 9月12日
新潟 中越 菅井道 9月12日
新潟 東京学館新潟 田村颯瀬 10月2日
富山 高岡商 堀裕貴 9月7日
富山 未来 早瀬翔馬 9月27日
石川 日本航空石川 重吉翼 9月13日
石川 星稜 奥川恭伸 9月30日
石川 星稜 山瀬慎之助 9月30日
福井 丹生 玉村昇悟 8月29日
福井 敦賀気比 木下元秀 9月6日
静岡 駿河総合 紅林弘太郎 9月2日
静岡 知徳 栗田和斗 9月3日
静岡 浜松工 塩﨑栄多 9月4日
愛知 菊華 尾形渉悟 9月9日
愛知 誉 澤野聖悠 9月11日
愛知 東邦 石川昂弥 9月20日
岐阜 岐阜各務野 藤田凌 9月2日
岐阜 中京学院大中京 赤塚健利 9月20日
岐阜 中京学院大中京 藤田健斗 9月20日
三重 津田学園 前佑囲斗 9月12日
三重 菰野 岡林勇希 9月21日
三重 菰野 奥田域太 9月21日




滋賀 守山北 北中亮祐 9月3日
滋賀 光泉 フェントンライアン 9月5日
滋賀 光泉 吉田力聖 9月5日
滋賀 北大津 福山智己 9月21日
滋賀 近江 林優樹 9月27日
京都 京都国際 上野響平 9月18日
京都 京都翔英 山本仁 9月27日
奈良 大和広陵 堅木康生 9月18日
和歌山 和歌山東 落合秀市 9月6日
和歌山 慶風 角田涼馬 9月25日
和歌山 智辯和歌山 東妻純平 9月26日
和歌山 智辯和歌山 黒川史陽 9月26日
大阪 かわち野 飯田蒼 8月23日
大阪 かわち野 梶浦優真 8月23日
大阪 かわち野 西田隼都 8月23日
大阪 大阪偕星 坪井悠太 9月3日
大阪 大阪偕星 福田慈己 9月3日
大阪 箕面東 関アンディ 9月4日
大阪 明星 清水聖也 9月17日
大阪 英真学園 島田魁人 9月20日
大阪 履正社 井上広大 9月20日
大阪 大阪偕星 竹内航大 9月25日
大阪 大阪桐蔭 中田惟斗 9月26日




兵庫 神戸弘陵 山河楓 9月12日
兵庫 明石商 水上桂 9月27日
岡山 興譲館 大森優輝 9月12日
岡山 創志学園 西純矢 10月1日
岡山 関西 片山朋哉 10月2日
広島 武田 谷岡楓太 9月11日
島根 開星 田部隼人 9月4日
島根 島根中央 山口翔大 9月17日
山口 誠英 広瀬太朗 9月18日
山口 周防大島 竹内皇雅 9月20日
香川 津田 サンドゥシャーンタヒル 9月6日
香川 高松南 天野龍人 9月16日
愛媛 聖カタリナ 問可浩志 8月25日
愛媛 済美 若松龍輝 9月26日
徳島 池田 白川恵翔 9月5日
徳島 生光学園 上原優人 9月11日
福岡 希望が丘 木村勇太 9月4日
福岡 希望が丘 藤岡陸 9月4日
福岡 北九州 木村仁 9月13日
福岡 三井 多田拓人 9月17日
福岡 西日本短大付 近藤大樹 9月24日
福岡 西日本短大付 神宮隆太 9月24日




佐賀 佐賀商 済木龍輝 10月3日
長崎 九州文化学園 柏木寿志 9月11日
長崎 九州文化学園 山科颯太郎 9月11日
長崎 島原中央 若松聖覇 10月3日
熊本 秀岳館 中ノ原悠成 9月16日
熊本 文徳 岩田真稀斗 9月18日
熊本 九州学院 川野涼多 9月20日
熊本 有明 浅田将汰 9月23日
熊本 千原台 荒木翔太 9月23日
熊本 城北 富松建凌 9月30日
熊本 城北 舟越秀虎 9月30日
大分 大分 江川侑斗 9月9日
大分 日本文理大付 翁長佳辰 9月13日
宮崎 日章学園 平野大和 9月4日
宮崎 都城東 武藤敦貴 9月11日
宮崎 宮崎日大 今田雄大 10月3日
宮崎 宮崎日大 日髙太勢 10月3日
鹿児島 鹿児島城西 小峯新陸 9月5日
沖縄 北山 金城洸汰 9月2日
沖縄 興南 宮城大弥 9月17日
沖縄 沖縄水産 國吉吹 9月25日
沖縄 沖縄カトリック 久松優介 9月30日
沖縄 興南 勝連大稀 9月30日
沖縄 宜野湾 比嘉太一 10月2日



プロ志望届を提出しなかった主な選手一覧

◉特集・ドラフト会議2019結果

能登嵩都(旭川大高)
西原健太(札幌大谷)
西舘勇陽(花巻東)
篠田怜汰(羽黒)
岩本大地(石岡一)
村田賢一(春日部共栄)
飯島一徹(東農大三)
根本太一(木更津総合)
飯塚脩人(習志野)
宮里優吾(岩倉)
赤坂諒(上野学園)
細野晴希(東亜学園)
廣澤優(日大三)
清水大成(履正社)
上田大河(大阪商業大高)
池田陽佑(智辯和歌山)
河野佳(広陵)
大畑蓮(明豊)
菅原謙伸(花咲徳栄)
小山翔暉(東海大菅生)
有馬諒(近江)
野口海音(履正社)
石井巧(作新学院)
内海貴斗(横浜)
成瀬脩人(東海大菅生)
熊田任洋(東邦)
坂下翔馬(智辯学園)
松浦佑星(富島)
丸山蓮(鶴岡東)
野村健太(山梨学院)
齋藤來音(静岡)
住谷湧也(近江)
桃谷惟吹(履正社)



ドラフト候補・注目選手

◉夏の甲子園ナンバーワン右腕は、最速158キロを誇る笑顔の星稜のエース奥川恭伸だ。昨夏は2年生ながらU18日本代表に選出。小学生時代からバッテリーを組むのは山瀬慎之助

近江の林優樹・有馬諒バッテリー。昨夏、金足農業戦のサヨナラツーランスクイズの悔しさバネに聖地に戻ってきた。エース林は、滋賀大会で通算26イニングを投げ無失点、ダルビッシュもツイッターで絶賛する好投手。

◉センバツ4強入りするなど大ブレイクした明石商業では、来田涼斗中森俊介の2年生コンビに大注目。来田は智辯和歌山戦で先頭打者弾・サヨナラ弾を放つ活躍。中森は最速150キロに迫るストレートを誇り、世代を代表する超本格派右腕だ。

◉東海大相模の2年生トリオにも注目。リードオフマン・鵜沼魁斗は通算22本・主軸の山村崇嘉は通算38本、西川僚祐は通算42本と、「100発超えの2年生トリオ」としてブレイク必至。背番号1桁の野手8人で高校通算240本、控え選手と合わせると通算287本という東の横綱打線(デイリー)。父が金足農業出身の最速145キロ誇る二刀流・遠藤成(ショート)にも注目だ。

◉タレント集団・履正社では、イノエルこと井上広大は、大会屈指のスラッガー。通算46本塁打を誇り、夏の大阪大会では4本塁打とそのパワーを魅せる。2年生の小深田大地ら破壊力ある打撃陣に加え、エース左腕・清水大成のピッチングとルックスにも注目が集まる。

◉習志野の2枚看板は、最速150キロ超えのエース飯塚脩人と技巧派左腕の山内翔太(2年)。センバツ準優勝の立役者が、美爆音とともに聖地に帰ってくる。




◉智弁和歌山では、黒川史陽(主将)東妻純平西川晋太郎が5季連続の甲子園出場と、その経験豊富さは今大会ナンバーワン。また、1年生で主砲を任される徳丸天晴(てんせい)のセンスにも注目が集まる。

◉智辯学園は、夏の奈良大会で12本塁打を放った。このうち、165センチの坂下翔馬主将が5本塁打と大会新を記録。また、躍動感に溢れる1年生左腕の西村王雅、同じく1年生の本格右腕・小畠一心(U15代表)もブレイク必至な逸材だ。

◉筑陽学園は「3本の矢」に注目。福岡大会の準決勝・決勝で完投の背番号10・西舘昂汰(甲子園では背番号1に)、西雄大・菅井一輝と投手力が際立つ。また、樟南エース福岡真一郎を父に持つ福岡大真の打撃センスにも注目したい。センバツ8強。

◉八戸学院光星の強力打線は健在。青森大会では、チーム本塁打が驚異の15本。このうち6本を3番・近藤遼一が、5本を4番・原瑞都が放っている。また、走攻守が揃い、小園海斗を彷彿とさせる武岡龍世主将のセンス溢れるプレーにも注目だ。




◉全国屈指の投手陣にも注目だ。大谷翔平・菊池雄星を輩出した花巻東からは、最速150キロを誇る西舘勇陽に注目。津田学園の最速148キロを誇る前佑囲斗。茨城・霞ヶ浦からは、身長185センチから最速150キロのストレートを投げ込む鈴木寛人に注目したい。

また、センバツ出場の高松商業からは、エース左腕の香川卓摩・右腕の中塚公晴の二枚看板に注目。父の兄も高松商業出身の香川は、3試合で27奪三振と切れ味十分。

◉仙台育英からは、2人の1年生投手に注目が集まる。中学時代に軟式球で147キロを記録した左腕・笹倉世凪(せな・岩手出身)、同じく144キロを記録した伊藤樹(たつき・秋田出身)。次世代の最注目投手が、甲子園デビューを果たす。

◉強力打者も揃う。筆頭は「山梨のデスパイネ」こと山梨学院の野村健太だ。通算50本塁打以上を放ち、3季連続の甲子園弾に期待がかかる。

◉花咲徳栄の強力打線に注目。1年生から主軸を任される井上朋也(2年)・韮沢雄也・羽佐田光希・橋本吏功・田村大哉(2年)などが軸となり、埼玉大会7試合中4試合でコールド勝ち、計101安打・92得点と全国屈指の破壊力を持つ。チーム打率は4割3分2厘。



夏の甲子園出場ならず/注目選手

この夏の甲子園に出場が叶わなかった注目選手は次の通り。

石川昂弥(東邦)二刀流でセンバツ優勝投手
及川雅貴(横浜)最速150キロ超え四天王
西純矢(創志学園)魂の投球・四天王の一人
浅田将汰(有明)「肥後の大谷」の異名
宮城大弥(興南)1年から注目集めた最強左腕
岩本大地(石岡一)センバツでも力投で記憶
井上広輝(日大三)最速150超えのドラ上位候補
玉村昇悟(丹生)「福井のドクターK」
岡林勇希(菰野)打撃センスもある150キロ右腕
落合秀市(和歌山東)メジャーも注目の本格派右腕
河野佳(広陵)センバツで好投した本格派右腕
森敬斗(桐蔭学園)センバツ出場の立役者、走攻守揃う
紅林弘太郎(駿河総合)強肩強打の大型ショート
上野響平(京都国際)近畿No.1ショートの呼び声も
菊田拡和(常総学院)高校通算58号「常総のバレンティン」



49代表校の注目選手・エピソード

◉あの「落球」から1年、主将として
旭川大高:主将の持丸泰輝(捕手)。持丸は、昨年夏の甲子園に「4番・左翼」で出場。佐久長聖との1回戦では、1点リードの8回にレフトフライを落とし、逆転を許した。それ以降、バッグには「落球」と刺しゅうされた革手袋をしのばせているという。

◉一度は野球を辞めようとしたエース
北照:エースで4番は、桃枝(もものえ)丈。決勝では延長14回193球を完投。大会中は計60イニング845球を投げ抜いた。桃枝は、昨年8月、新チーム初練習に姿を見せず、「(野球を)辞める」と決意し、小樽駅から実家へ向かう電車に。実家最寄りの駅には、監督の姿があったというエピソードも。

◉満塁本塁打の活躍、1年生捕手
秋田中央:1年生・野呂田漸、時間が許せば野村克也と古田敦也の著書で勉強。投手陣を好リードすることに加えて、秋田大会では満塁ホームランを放つ活躍などチーム躍進のキーマン。




◉背番号1は高い打撃力が持ち味
鶴岡東:山形大会では背番号1をつけた、最速140キロを誇る丸山蓮。甲子園では、背番号7で選手登録。丸山は、5試合中4試合は外野手で先発。3本塁打を含む15打数7安打7打点、打率4割6分7厘と、打撃面で大きな活躍を魅せた。

◉兄は日本ハム・石井一成
作新学院:日ハムの石井一成を兄に持つのは、石井巧主将。春の県大会では8強止まり。その後、小針監督は3年全員のグラウンドの出入りを禁止。連日話し合いを行い、チームをまとめ、夏の栃木大会9連覇を達成。

◉「四球なし」で甲子園へ
前橋育英:最速142キロのエース梶塚彪雅(ひょうが)は、群馬大会で計40回を投げて4失点。死球は「5つ」記録も、四球は「0」。

◉オコエ超えの俊足
関東一:チーム一の俊足である大久保翔太は、大会中7盗塁。4年前にOBのオコエが東東京大会で記録した6盗塁を上回った。ランニングホームランも記録している。




◉主将は双子、共に甲子園ベンチ入り
國學院久我山:チームのキャプテンで三塁コーチを務める中沢直之(背番号17)と、レギュラーメンバーの中沢知之(背番号3)は双子の兄弟。冷静な判断に基づき、全力で腕を回す。

◉主将でエースは、珍しい「左投右打ち」
山梨学院:主将でエース左腕の相沢利俊は、珍しい左投右打。小さな頃、右投げの兄とキャッチボールし、兄が投げる側の腕で投げているうちに“鏡映し”で左投げになったという。

◉夏、270日ぶりの公式戦登板
日本文理:エース南隼人は、10月の北信越大会で先発も右肘じん帯を損傷。投げられない間は300メートルダッシュ10本を日課にするなど、下半身強化。迎えた今夏、270日ぶりの公式戦登板。計30回を投げ、失点2の34奪三振の好投で、チームを聖地に導いた。

◉最強の2番打者
高岡商業:チームトップの4割5分5厘で、走力も備える2番打者・井林泰雅に注目。井林は富山第一との決勝戦で、満塁ホームランを放つ活躍。チームトップの10打点を誇る。




◉兄弟揃って甲子園出場
津田学園・智辯学園:智辯学園で1年生ながら4番に抜てきされている前川右京と、津田学園の4番・前川夏輝(3年生)。歩んだ高校は異なるも、兄弟揃って甲子園にやってくる。

◉佐々木の最速163キロを受けた捕手
中京学院大中京:捕手・藤田健斗(主将)は、4月のU18高校日本代表候補合宿で、大船渡・佐々木朗希の163キロを受け、左手人さし指を裂傷した経験も。

◉兄弟二遊間「関山あると・なごみ」
石見智翠館:セカンドの関山愛瑠斗(あると・3年)とショートの関山和(なごみ・1年)は「兄弟二遊間」で、チーム攻守の要。

◉馬淵監督采配、決勝戦が初登板
明徳義塾:高知大会決勝では、隠し玉として「初登板」となった2年・新地智也が1失点完投。決勝戦では誰が投げるのか?との質問に、馬淵監督は「先発?市川です」と昨年のエース市川悠太(ヤクルト)の名を挙げるなど、馬淵節は健在。




◉元気ハツラツ!
鳴門:技巧派の左腕エース・西野知輝は、全5試合44回を一人で投げ抜いた四国の鉄腕。なお、優勝インタビューで塩唐松宏将主将は「甲子園でも元気はつらつとした笑顔のある野球で勝ちたいです」とコメント。元気ハツラツオロナミンCでも有名な大塚製薬の源流は、鳴門。

◉チームの鍵「ダブル黒木」
富島:「ダブル黒木」に注目。エース黒木拓馬は、完封2つなど防御率が1点台の好投手。4番・黒木剛志は決勝で本塁打など躍動。なお、チーム合言葉は「泉を甲子園に連れて行く」。3年生の泉選手は、5月下旬に左足を疲労骨折し、3年生で唯一ベンチ外に。選手は練習用の帽子に「泉耕成を甲子園に連れて行く」と記している。

◉「田中トリオ」田中伝説
神村学園:「うちは田中姓がいるときは甲子園に行くんです」と監督。「田中姓」伝説で、聖地へやってきた。注目は「田中トリオ」。決勝では、エース田中瞬太朗(2年)が3失点完投、田中大陸(2年)が同点打、田中天馬が勝ち越し2ラン。

◉台湾からの留学生
沖縄尚学:主軸には、台湾からの留学生「崔哲瑋(さいてつい・2年生)」の存在も。「台湾のテレビで甲子園に行きたい気持ちになった」と留学を決意。入学前3カ月間、日本語学校に通って、野球部初の留学生として入部。



49代表校の注目監督・エピソード

◉監督は街の電気屋さん
誉:全国最多188チームが出場した愛知大会から初出場。監督は、矢幡監督は街の電気屋さんを経営。1990年に美濃加茂高校のエースとして夏の甲子園に出場している。

◉監督は「パン屋さん」
立命館宇治の里井祥吾監督(36)はパン作りを家業とする。「パン作りは発酵や焼く作業など時間がかかる。育てて『待つ』という部分が、教えたことをできるまで『待つ』という野球の指導と似ている」とスポーツ紙にコメント。

◉26歳の若監督
藤蔭:今年1月に原秀登前監督(46)が脳梗塞に。後任として、2月に26歳の竹下監督が就任。準々決勝開始前には、リハビリ中だった原前監督がつえをつき訪問、激励。26歳の若き監督、寮監として部員と寝食を共にする。

◉がばい旋風の優勝投手が監督に
佐賀北:2007年の「がばい旋風」、当時の優勝投手である久保貴大監督(30)がチームを率いる。また、佐賀北監督として全国制覇に導いた百崎敏克・副部長も脇に控える。

◉上甲監督の意志を継ぎ
宇和島東:同校の選手として97年夏に出場した長滝剛監督39)は14年に胆管がんで他界した上甲正典・元監督の遺志を継ぎ、就任4か月で母校を聖地へ導く。10キロのハンマーをタイヤに振り下ろすトレーニングは今も受け継がれる。



出場校一覧・ベンチ入りメンバー

▷出場校の選手宿泊先ホテル(参考)

【スポーツ紙評価】日刊・スポニチ・サンスポ・報知
北北海道 旭川大高(2年連続9回目)B C C B
南北海道 北照(2年連続5回目)C C C C
青森 八戸学院光星(2年連続10回目)B A B B
岩手 花巻東(2年連続10回目)B A B B
秋田 秋田中央(45年ぶり5回目)C C B C
山形 鶴岡東(3年ぶり6回目)C B B B
宮城 仙台育英(3年連続28回目)B B B A
福島 聖光学院(13年連続16回目)B B B B
茨城 霞ヶ浦(4年ぶり2回目)B B B B
栃木 作新学院(9年連続15回目)B B A B
群馬 前橋育英(4年連続5回目)B B B B
埼玉 花咲徳栄(5年連続7回目)A B B A
千葉 習志野(8年ぶり9回目)A A A A
東東京 関東一(3年ぶり8回目)B B B B
西東京 國學院久我山(28年ぶり3回目)B B B B
神奈川 東海大相模(4年ぶり11回目)A A A A




山梨 山梨学院(4年連続9回目)B B B B
新潟 日本文理(2年ぶり10回目)C B B B
長野 飯山(初出場)C C C C
富山 高岡商業(3年連続20回目)B B B C
石川 星稜(2年連続20回目)A A A A
福井 敦賀気比(2年連続9回目)B B B B
静岡 静岡(4年ぶり25回目)C B B B
愛知 誉(初出場)B C C B
岐阜 中京学院大中京(3年ぶり7回目)B B B B
三重 津田学園(2年ぶり2回目)B B B B
滋賀 近江(2年連続14回目) A A A A
京都 立命館宇治(37年ぶり3回目)B B B B
大阪 履正社(3年ぶり4回目)A A A A
兵庫 明石商業(2年連続2回目)A A A A 
奈良 智辯学園(3年ぶり19回目)B A A B
和歌山 智辯和歌山(3年連続24回目)B A B A




岡山 岡山学芸館(4年ぶり2回目)B C B C
広島 広島商業(15年ぶり23回目)B B B B
山口 宇部鴻城(7年ぶり2回目)C C B C
鳥取 米子東(28年ぶり14回目)C C B C
島根 石見智翠館(4年ぶり10回目)C C B C
香川 高松商業(23年ぶり20回目)B B B B
徳島 鳴門(2年連続13回目)C B B B
愛媛 宇和島東(9年ぶり9回目)B C B C
高知 明徳義塾(2年ぶり20回目)B A B B
福岡 筑陽学園(16年ぶり2回目)A A A A
佐賀 佐賀北(5年ぶり5回目)C C B C
長崎 海星(5年ぶり18回目)B B B B
熊本 熊本工業(6年ぶり21回目)B B B B
大分 藤蔭(2年連続3回目)C C B C
宮崎 富島(初出場)B C C B
鹿児島 神村学園(2年ぶり5回目)B B B B
沖縄 沖縄尚学(5年ぶり8回目)B B B B

【第101回・特集記事リスト】
◉組み合わせ日程・出場校一覧
◉優勝候補予想アンケート・展望 
◉今大会の注目選手・ドラフト候補
◉U18高校日本代表候補一覧
◉チケット購入方法・開門予定時間
◉始球式の予定(開幕試合・決勝)
◉甲子園出場校の野球部員数一覧 
◉テレビ号泣甲子園 高校野球総選挙
◉ネット中継(バーチャル高校野球)
◉地方大会の全試合結果一覧



ドラフト会議の日程

2019年のドラフト会議は、10月17日(木)に決定!

昨年のドラフト会議では、大阪桐蔭の根尾昂・藤原恭大、金足農業の吉田輝星などの超高校級ドラフト候補が揃い、大きな注目を集めた。

2018年は、8月22日(水)からプロ野球志望届の受付を開始し、締め切り期限は10月11日(木)。高校生が合計123名。大学生は合計で110名。社会人を含め、104人が指名された(育成枠含め)。

2018年は、TBSテレビが16時50分から生放送。また、19時からは「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」が放送された。

また、インターネットでは、BASEBALLゲートが16時45分から生中継。AbemaTVも17時から生中継を実施。ラジオではニッポン放送が生放送。



(参考)最注目のドラフト1位候補

最も注目したいのは、星稜の奥川恭伸だ。2年生で唯一、U18高校日本代表に選出され、根尾昂や藤原恭大、吉田輝星らと日の丸を背負った。夏の第100回記念大会の開幕戦を引き当て、その大舞台で自己最速150キロを記録するなどスター性は十分。また、マウンドに立つその姿は、笑顔にあふれ、観る者たちを惹きつける魅力を持つ。

東北の怪物・岩手の大船渡高校の佐々木朗希(ろうき)のスケールは、メジャー級だ。最速163キロを誇り、メジャーのスカウトが練習試合にも足を運ぶなど、世界が注目する逸材。18年・19年春と甲子園に立つことは叶わないが、春以降、再び大きな注目を集めそうだ。

日大三・井上広輝廣澤優の二枚看板にも注目したい。特に井上広輝は1年生で出場した春のセンバツで最速147キロを記録。夏の予選では怪我で一度もマウンドに上がらなかったが、18夏の甲子園では自己最速150キロを記録。美しくしなやかなフォームから繰り出す伸びのある球が持ち味。

日大三のもう一人の右腕・廣澤優は、18夏の甲子園で自己最速148キロを記録。身長190センチ前後と恵まれた体格でポテンシャル十分だ。

プロ注目の左腕では、最速153キロを誇る横浜のエース及川雅貴(およかわ)。あだ名は「およよ」だという。元U15日本代表、全国の約30校もの強豪校から誘いがあった名門のエースの成長にも期待したい。

プロ注目の右腕では、創志学園・西純矢に注目が集まる。最速150キロを誇り、18夏の甲子園・創成館戦では圧巻のピッチングを魅せ、その魂のガッツポーズも話題になった。よく帽子が飛んでいた西だが、創志学園では秋から帽子のデザインと形を変更している。



(参考)センバツ出場の注目選手

センバツも旋風を予感させる札幌大谷。初出場初優勝した明治神宮大会で「ノーヒットノーラン」の目前までいったサブマリンの太田流星と本格派右腕のエース西原健太は大きくブレイクしそう。

東北勢では、八戸学院光星の武岡龍世は走攻守にセンス溢れ、坂本2世との異名もある。

最強世代・星稜では、新2年生3人に注目。遊撃手で4番の内山壮真、ともに星稜中学で全国制覇を果たした荻原吟哉、夏の甲子園マウンドを経験した寺西成騎の活躍も目が離せない。

東邦のエースで主将の二刀流・石川昂弥も楽しみな選手。津田学園の前佑囲斗(まえ・ゆいと)は最速148キロを誇るプロ注目エース。

関東勢では、桐蔭学園の森敬斗は関東大会で逆転サヨナラ満塁弾を放つ活躍を見せた。目を惹くルックスも備えている。春日部共栄のエース村田賢一は、関東大会準優勝という成果をあげたチームの大黒柱だ。

横浜高校は、最速153キロの左腕エース及川雅貴、1年生ながら18夏の甲子園で活躍した度会隆輝らに注目。

山梨学院にはプロ注目の山梨のデスパイネこと野村健太習志野高校のエース飯塚脩人にも注目だ。

近畿勢では、智弁和歌山で数々の劇的逆転打を放ってきた主将・黒川史陽副主将で捕手の東妻純平、新2年の細川凌平に注目したい。

また、明石商業では、エース中森俊介と1年春から不動の先頭打者を任される来田涼斗の新2年生2人に注目。

18夏の北大阪大会で大阪桐蔭を9回2死走者なしまで追い込むも逆転負けした履正社、あの試合でマスクをかぶっていた男・野口海音が新主将としてチームを率いる。主軸を任される小深田大地やエース左腕・清水大成など戦力が充実する。 4番・井上広大は秋の公式戦では3本塁打のスラッガー。

四国勢では、コツコツネバネバ大作戦で躍進した高松商業のエース香川卓摩と2枚看板の右腕・中塚公晴にも注目。

九州勢では、筑陽学園の福岡大真は勝負強い打撃が魅力。父は94年夏の甲子園で準優勝を果たした樟南高校のエース福岡真一郎である。筑陽学園・西舘昂汰は187センチ・最速145キロを誇る本格右腕にも注目だ。



(参考)全国各地の注目選手を大特集

世代屈指のバッテリーは、近江の左腕エース林優樹と捕手・有馬諒。18夏の甲子園で金足農業に逆転サヨナラツーランスクイズを決められた悔しさを胸に夏を目指す。

根尾・藤原などの黄金世代を間近で見てきた大阪桐蔭の新チームは、愛らしい風貌から「ごんちゃん」と呼ばれる西野力矢と新4番を任される船曳烈士の新2年生コンビにも注目。また次世代のエース候補として期待される新2年生右腕・仲三河優太からも目が離せない。

「速球」投手も揃う。木更津総合の豪腕・根本太一の自己最速は149キロ。ちなみに根本と横浜・及川とはロッテジュニア時代のチームメート。

菰野高校の岡林勇希は、身長176センチながら最速は150キロを誇る。

この他、注目投手として、興南の宮城大弥英明(香川)の黒河竜司、岩手・花巻東の西舘勇陽をあげたい。

また、東京地区では、早稲田実業のエース伊藤大征岩倉高校のエース宮里優吾にも注目。早実の伊藤は力のあるストレートを持ち、マウンド上で帽子が飛ぶのがトレードマーク。岩倉の宮里は、東京選抜キューバ遠征にも参加した本格右腕で投げっぷりがいい。

注目の新2年生が数多く存在する。1年生冬時点で高校通算本塁打がなんと「30発」で「清宮超え中」の東海大相模の西川僚祐。U15日本代表時に主将を務め、1年夏からマスクを被った二松学舎の山田将義。夏の甲子園で主軸を任された花咲徳栄・井上朋也らにも注目だ。

さらに「中学」から高校に進学する彼らも一層大きな話題になる。右腕では中学3年生で最速150キロを記録した高知中学の森木大智(高知高校進学)、左腕では同じく中3で最速147キロを誇る秀光中等教育学校・笹倉世凪(仙台育英進学)は一層大きな注目を集めるだろう。



(参考)注目選手・ドラフト候補(個別ページ)

【センバツ出場/注目選手】
札幌大谷・太田流星、サブマリン投法
札幌大谷・西原健太、本格派エース右腕
八戸学院光星・武岡龍世、新坂本2世
八戸学院光星・近藤遼一、青森の主砲
八戸学院光星・島袋翔斗、沖縄出身の俊足
星稜・奥川恭伸、ドラフト1位候補筆頭
星稜・山瀬慎之助、小4から奥川の女房
星稜・寺沢孝多、おれが左腕「エース」
星稜・内山壮真、最強軍団の4番
星稜・荻原吟哉、次世代のエース候補
星稜・寺西成騎、次世代のエース候補
星稜・山本伊織、学業トップに君臨
星稜・有松和輝、全国制覇チームの4番
春日部共栄・村田賢一、エースで4番
石岡一高・岩本大地、次世代の吉田輝星へ
桐蔭学園・森敬斗、逆転サヨナラ満塁弾男
国士舘・白須仁久、背番号3から1へ
国士舘・黒澤孟朗、小柄なボンズ打法
国士舘・鎌田州真、元U15日本代表
横浜・及川雅貴、ドラフト1位候補「オヨヨ」
横浜高校・度会隆輝、父は元ヤクルト
横浜高校・松本隆之介、次世代のエース候補超
横浜高校・木下幹也、次世代のチーム柱
山梨学院・野村健太、デスパイネの異名
習志野・飯塚脩人、最速147キロ右腕
東邦・石川昂弥、次世代の「新二刀流」
津田学園・前佑囲斗、最速150キロ右腕
桐蔭学園と横浜高校の冨田兄弟
智弁和歌山と市立和歌山の上原兄弟アベック出場
龍谷大平安・奥村真大、甲子園一族に生まる
龍谷大平安・野澤秀伍と豊田祐輔、ダブル左腕
智弁和歌山・黒川史陽、新チームのキャプテン
智弁和歌山・東妻純平、兄はロッテドラフト2位
智弁和歌山・細川凌平、センス抜群の逸材選手
明石商業・中森俊介、次世代の世代最強右腕へ
明石商業・来田涼斗、不動のリードオフマン
明石商業・宮口大輝、中森と2枚看板に
履正社・野口海音、タレント軍団の主将
履正社・井上広大、新チームの主砲
履正社・清水大成、ルックス抜群のエース左腕
履正社・小深田大地、下級生で主軸担う注目打者
履正社・田淵一樹、名門で1年夏から先発投手
履正社・関本勇輔、阪神関本の息子
広陵・河野佳、最速150キロの注目エース
高松商業・香川卓摩、エースは小さな巨人
高松商業・中塚公晴、香川と2枚看板の柱
高松商業・立岩知樹、神宮大会で3ラン活躍
筑陽学園・福岡大真、父は樟南エース福岡真一郎
筑陽学園・西館昂汰、最速144キロ本格右腕



【最強ドラフト候補(選抜出場なし)】
大船渡・佐々木朗希、メジャー級のドラ1位候補
創志学園・西純矢、魂のドラフト1位候補右腕
日大三高・井上広輝、世代最注目右腕の一人
日大三高・広沢優、本格派大型右腕
興南・宮城大弥、世代最注目左腕の一人
近江・林優樹と有馬諒、世代最強バッテリー
木更津総合・根本太一、最速149キロ右腕
菰野・岡林勇希、最速150キロの東海最強右腕へ
高知高校・森木大智、中三で驚異の最速150キロ



【全国の注目選手/大阪桐蔭など】
苫小牧中央・根本悠楓、侍ジャパン選出
花巻東・西舘勇陽、1年で出世背番号17の称号
酒田南・渡辺拓海、愛称は「ジャンボ」
聖光学院・須藤翔、矢吹世代からバトンの新主将
仙台育英・小濃塁、新チームの主将
高岡商業・堀裕貴、パワーみなぎる二刀流
佐久長聖・藤原太郎、名門で1年からベンチ入り
早稲田実業・伊藤大征、最速143キロ右腕
早稲田実業・生沼弥真人、清宮・野村を継ぐ主将
東海大菅生・中村晃太朗、東京が誇る屈指の投手
東海大菅生・杉崎成、名門で1年生から主軸
日大三・前田聖矢、父は元ジャイアンツ
日大三・平野将伍、最速146キロで豪腕トリオ
岩倉・宮里優吾、東京が誇る最強右腕の一人
二松学舎・山田将義、1年夏から甲子園でマスク
二松学舎・野村昇大郎、驚異の高打率を誇る打者
帝京・小松涼馬と澤石淳平、1年夏から帝京三遊間
浦和学院・美又王寿、次世代のエース候補
花咲徳栄・井上朋也、世代屈指のスラッガー
花咲徳栄の韮沢雄也、橋本吏功、羽佐田光希
東海大相模・西川僚祐、清宮超えの本塁打数へ
東海大相模・遠藤成、父はあの金足農業出身
東海大相模・諸隈惟大、山村崇嘉、下級生から活躍
桐光学園・冨田冬馬、松井裕樹二世の左腕エース
桐光学園・安達壮汰、U15日本代表投手
慶応・善波力、父はあの明治大学野球部監督
慶応・本間颯太朗、注目スラッガー
平塚学園・三浦澪央斗、父はあのハマの番長
木更津総合・篠木健太郎、次世代のエース候補
中央学院・青木優吾、夏甲子園出場の立役者
常総学院・菊田拡和、常総最多本塁打数を超える
駿河総合・紅林弘太郎、阪神がリストアップ
中京大中京・板倉駆、名門の注目左腕
中京大中京・印出太一、「いんで」と読む
愛工大名電・稲生賢二、東海屈指の好打者
大阪桐蔭・西野力矢、ゴンちゃんの愛称
大阪桐蔭・船曳烈士、新チームでは1年で4番
大阪桐蔭・仲三河優太、次世代のエース筆頭候補
大阪桐蔭・中野波来、新チームのキャプテン
大阪桐蔭・宮本涼太、新チームの副主将
大阪桐蔭・中田惟斗、新世代の本命エース候補
大阪桐蔭・新井雅之、秋はエース背番号1
大阪桐蔭・縄田渉、根尾・藤原の打撃投手で鍛錬
大阪桐蔭・柳本直輝、西谷監督が「努力家」と評する男
大阪桐蔭・山田優太、あだ名は「山さん」
報徳学園・林直人、最速141キロの注目左腕
智辯学園・塚本大夢、筆記用具は鉛筆派
智辯学園・三田智也、奈良の二刀流
大阪偕星学園・坪井悠太、「大阪桐蔭の撃破」
英明・黒河竜司、安定感抜群の大型右腕
池田・白川恵翔、「水野2世」の異名
寒川・加茂優太、四国が誇る屈指の右腕へ
創成館・深見直人、デカすぎる男
福岡大大濠・山城航太郎、深浦幹也、山下舜平太
沖縄水産・國吉吹、久米島出身のドラフト候補
仙台育英・笹倉世凪、中三で最速147キロ
智弁和歌山・高嶋奨哉、名将 高嶋監督の孫

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(学年は未更新)注目選手・ドラフト候補/個別解説

札幌大谷・太田流星、サブマリン投法

明治神宮大会2018 では、札幌大谷の太田流星が、筑陽学園相手にあわやノーヒットノーランの好投。太田流星は「サブマリン」投法を繰り出す。筑陽学園戦でのマウンドさばきは、自信に満ち溢れた雰囲気を放った。秋季北海道大会では、優勝の瞬間で過呼吸になって医務室に運ばれた男である。

札幌大谷・エース西原健太、本格派右腕

エース西原健太は、身長184センチ・体重90キロの本格派右腕だ。明治神宮大会の初戦・近畿大会チャンピオンの龍谷大平安を撃破。メンバーのエラーにもめげずに粘りのピッチングを見せた。さらに決勝戦では優勝候補の星稜をヒット1本に抑える好投でチームを優勝に導いた。

札幌大谷・増田大貴

明治神宮大会では、東京代表の国士舘を7-3下し、明治神宮大会「4強」を決めた。この試合、2回からマウンドにあがった札幌大谷の1年生右腕・増田大貴が快投。北海道大会では登板経験がない右腕である。「道大会は投げていなくて悔しかった。先輩たちを少しでも休ませようと思った」と増田。7回2/3を投げ、7安打3失点。船尾監督は「公式戦初登板であそこまで投げてくれて、よく投げました」と称えている。

札幌大谷の超長身左腕・阿部剣友(1年)

明治神宮大会・国士舘戦の先発のマウンドには1年生の196センチの左腕・阿部剣友があがった。ピンチを招きながらも、1回を無失点に抑え、全国デビュー。「人生で1番緊張した。調子は悪くなかったけど、緊張から思い通りに投げられなかった」。自己最速を1キロ更新する134キロを計測。ネット裏のプロスカウト陣からは「このピッチャーが見たかった」と声が上がるほど長身左腕である。

八戸学院光星・武岡龍世、坂本2世

「坂本2世」と呼ばれる男がいる。彼の名前は、武岡龍世(2年・主将)。巨人・坂本や阪神・北條らの「攻撃的遊撃手」を輩出してきた名門のショートを任される走攻守の3拍子揃った選手。徳島県出身である。入学した1年生の春から遊撃手として先発。仲井監督は「こんな早い時期に1年生を試合で使うのはここ数年記憶がない」と評価。足もある。50メートルは5秒9の俊足。中学校では陸上部に所属し、100メートルで県2位に輝く。明治神宮大会では、東邦に勝利。9回に武岡龍世がソロアーチを放ち、試合を決めた。打席に入る構えは小園海斗を彷彿とさせる。

八戸学院光星の4番・近藤遼一

4番を務める男、近藤遼一。秋季青森大会は15打数10安打11打点、東北大会は18打数8安打8打点と活躍。「県大会のいい調子を維持できた」と近藤が振り返ったように全試合で安打を放つ活躍。今夏の青森大会でも5番に入るなど強打が売りも、甲子園ではメンバー外となった。仲井宗基監督も「夏の悔しさがあって成長した選手。長打力に加えて、勝負強さや粘り強さがついてきた」と評価した。奈良・桜井市生まれ。

星稜・奥川恭伸、世代ナンバーワン右腕

第100回夏の甲子園の開幕戦で、自己最速150キロをマーク。世代ナンバーワン右腕は、石川・星稜高校の奥川恭伸(2年)だ。2年生ながら、U18高校日本代表メンバーに選出された。侍ジャパンでは、大阪桐蔭・根尾昂と宿舎で同部屋。この奥川のボールを受けるのは、山瀬慎之助(2年・捕手)だ。奥川と山瀬は、石川県の宇ノ気中で全国制覇を果たしている。

星稜・山瀬慎之助、小学4年生から奥川の女房役

エース奥川恭伸とは小学4年生からバッテリーを組む。「世代最強」と注目される新チームを率いる主将だ。奥川と山瀬は、宇ノ気小学校4年生の時からバッテリーを組む。目指すは全国制覇。名前の由来は、巨人・阿部慎之助である。

星稜・内山壮真、最強軍団の4番

最強世代・星稜の躍進を支えるキーマンの1年生。U15侍ジャパンでは、捕手としてU15アジア選手権優勝に貢献し、自身も本塁打王とベストナインにも輝いた逸材である。星稜中では16年夏と17年春に全日本少年軟式大会で日本一に輝く。18年秋の新チームから、4番打者として期待をかけられる。天性の運動センスの原点は、「空手」だ。全国空手道選手権で日本一に輝いたこともある父・彰博さんの影響で2歳から道場に通い、小学校時代には富山県大会を4度優勝。将来の目標は「メジャーでトップクラスの選手になること」と語る。内山は、U18日本代表だった奥川に頼み、根尾昂や小園海斗と話をした。小園からは守備のフットワークや、右足と左足を交互に「ケン・ケン・パ」のリズムを踏む練習法を教わり、根尾からはコンビニでも栄養のある食べ物を選ぶなど、私生活の過ごし方を学んだという。

星稜・1年生右腕の荻原吟哉

投手・荻原吟哉と当時捕手・内山壮真は、星稜中学出身で全国制覇を経験した。明治神宮大会の準決勝・高松商業戦では、9回からマウンド。また決勝戦の札幌大谷戦では先発のマウンドに上がった。決勝で敗れると「奥川さんのそばにいて、どう吸収していくかだと思います。…一冬越えて、荻原は打てる気がしないと思われる、高校野球を代表するようなピッチャーになりたい」と語った。ちなみに、札幌大谷との決勝戦の朝、荻原は山瀬捕手に「お守り」を渡された。ピンチでお守りを開くと、そこに書かれていたのは「うんち」という落書きとイラスト。「山瀬さんはチームをいつも盛り上げてくれる」と荻原はコメントしている。

星稜・1年生右腕の寺西成騎

2018夏の甲子園では、1年生ながらベンチ入りメンバー入りし、甲子園のマウンドを経験した。中学時代は、U15日本代表として活躍。高校での最速は143キロ(甲子園の開幕戦マウンドで自己最速を記録)。根上中学校時代では軟式で141キロを記録。18年1月にはテレビの企画で阪神・福留孝介から三振を奪うなど話題となった。石川・能美市生まれ。

星稜・山本伊織、学業でトップに君臨の文武両道

全国制覇を目指す星稜に強力な頭脳の存在。セカンドを守る山本伊織は、大学進学を目標とするPコースに在籍し、学業成績は入学時からずっとトップに君臨している文武両道を貫く選手。勉強に励む理由として、「めちゃくちゃ勉強してます。進路の可能性を広げるためにも、勉強も頑張りたい」と語る。エースの奥川は「伊織は話しているレベルが違う。歴史とかも流れで覚えていて、『何を話しているんだろう』とついていけない」と語るほどだ。

星稜・有松和輝、中学時代 全国制覇チームの4番打者

星稜に頼もしい選手が戻ってきた。星稜中時代に4番・捕手として全国制覇を果たした有松和輝だ。高校入学時は捕手、しかし1年生の夏に痛めていた右肘を手術。リハビリを経て、キャッチボールを再開したのは、2018年の星稜がセンバツで躍動している頃だった。復帰後、捕手から一塁手、そして外野手転向。明治神宮大会では背番号7を獲得。

春日部共栄・村田賢一、エースで4番

秋季埼玉大会を制し、関東大会では準優勝した春日部共栄。チームの柱は、エースで4番の村田賢一(2年生)。最速146キロを誇る。本多監督は「18年6月から心の準備をさせるため『お前がエースで4番だ』と言い続けた」と語る。小学6年時にはジャイアンツジュニアに選出。中学時代は、身長165センチにして体重68キロ。「ぶーちゃん」と呼ばれ、当初は、野手登録だったという。本格的に投手を始めたのは中学2年。持ち球は、直球、カーブ、スライダー、スプリット。

石岡一高・岩本大地(2年)、147キロ右腕

最速147キロを誇るドラフト注目右腕だ。農学校が母体(創立は1910年)。18夏の甲子園で旋風を巻き起こした秋田・金足農業と重なる部分もある。18秋の茨城大会では、強豪・明秀日立と土浦日大を撃破し4強に進出。準決勝では藤代と対戦し、延長13回タイブレークで敗れた。エースの岩本は、最速147キロのストレートと切れ味のある変化球で、大会中・投球回数(28回2/3)を大幅に上回る36奪三振を記録。岩本は、金足農業の吉田輝星を研究。「(吉田は)下半身の使い方が上手。リリースの瞬間、左足の骨盤に体重が乗っていないことに気がついたので、体重移動を意識しました」とコメント。入学時に140キロ程度だった直球は2018春には147キロをマーク。

桐蔭学園・森敬斗、満塁弾男

18年秋季関東大会で24年ぶり3度目の優勝に輝いた桐蔭学園。一戦一戦、急成長を遂げたチームを引っ張る男は、森敬斗(主将)。関東大会の常総学院戦(茨城1位)では、逆転満塁サヨナラホームランを放つ活躍を魅せた。さらには、決勝戦の春日部共栄戦(埼玉1位)では、初回に2ラン、6回には3ラン。持ってる男が激戦区神奈川で輝く。

国士舘・白須仁久、3から背番号1へ

18秋季東京大会で優勝した国士舘。決勝戦の先発マウンドを任されてきたのは、それまで「背番号3」を背負っていた白須仁久。力のあるストレートを武器に、守りからリズムを作り、センバツへと導いた。その後の、明治神宮大会では背番号が3から「1」に変わり、札幌大谷との初戦で先発マウンドも経験。しかし、1回1/34安打2四球4失点と本来の力を出し切れず。「ブルペンから球が走っていなかった。自信のあるカットボールもストライクが入らず、思い通りいかなかった」とコメント。永田監督は「白須はスピードが10キロほど遅かった。精神的弱さが出ました」と悔しさをにじませた。聖地甲子園での活躍を誓う。

国士舘・黒澤孟朗、ボンズ打法の1年生

国士舘の4番打者に抜擢されているのは、一年生の黒澤孟朗だ。石川県出身。167センチ70キロ。バッターボックスでは独特の構えを見せる。「ボンズ打法」だ。独特の打撃フォームは中学時代に身につけたという。下半身が弱かった時、試行錯誤した末に今の構えになった。「低く構え、上から来るボールを力強く打ち返す」
中学2年の秋、大阪桐蔭時代からの憧れである西武・森を参考にフォームを改造。
高校通算本塁打数は8本(秋季東京大会終了時点)

国士舘・鎌田州真 元U15日本代表

鎌田州真(1年・背番号16)、秋季東京大会・東海大菅生との決勝戦で、初回の満塁チャンスで走者一掃の3塁打を放ち、試合を決めた。中学時代は軟式野球チームで投手を兼任し、全国8強。中学3年生のときには、軟式野球の「U-15アジア選手権」に出場。当時の代表メンバーには、二松学舎で1年生ながら捕手として甲子園で活躍した山田将義や、最強軍団・星稜の内山壮真がいた。

横浜・及川雅貴、あだ名「オヨヨ」

最速153キロを誇る横浜高校の新エース左腕。元U―15日本代表。U―15W杯では、最優秀防御率を受賞。全国の約30校もの強豪校から誘いがあったという。「甲子園も行きたいが、何よりプロに行きたい」と横浜の門を叩いた。17夏の大会では、横浜高校の1年生で、夏の開幕投手を務めた。チーム内で「オヨヨ」と呼ばれるかわいさを持つという。2001年4月18日、千葉・匝瑳(そうさ)市生まれ。千葉ロッテマリーンズジュニアに選出。匝瑳リトルシニアに所属し、U―15日本代表選出。

横浜高校・度会隆輝、父は元ヤクルト

1年生ながら、第100回夏の甲子園にベンチ入りし、代打として活躍した度会隆輝。ヤクルトで活躍した度会博文氏を父に持つ内野手。読み仮名は、「わたらいりゅうき」と読む。千葉の佐倉シニア出身。
夏の甲子園では、代打に起用され「自分ならできる」と呪文のように繰り返した。「心の中で言ってるつもりなんですけど、声に出ちゃうときもある。代打を任されるようになってから、自然とやるようになってました。今日は全部で25回は言いました。これまででいちばん多かったかもしれません」と語る。17年11月のU-15アジアチャレンジマッチでは、3番打者として活躍。大会最優秀選手にも選ばれた。

横浜高校・松本隆之介、大型左腕

18年4月15日(日)の春季大会で1年生ながらマウンドに。最速145キロを記録し、話題を集めた。身長は186センチの大型左腕。中学時代は、戸塚リトルシニアのエースとして注目。すらりとした手足の長いいかにも投手らしい体つきで、マウンドに立った時から速いボールを投げそうな雰囲気は十分。

横浜高校・木下幹也、横浜の看板選手の期待

世田谷西シニアでエース兼中軸打者だった木下幹也(もとや)。184センチ83キロという堂々とした体躯に加え、シニア時代にはチームメイトの誰もが認める野球への真摯な姿勢でチームを引っ張った。17年夏のシニア日本選手権では度会らを擁する佐倉シニアを破って日本一。

習志野高校・飯塚脩人は最速145キロ

関習志野高校のエースは飯塚脩人。最速145キロを誇り、気迫あふれるピッチングを見せる投手だ。秋の公式戦は7試合に登板し四死球6、防御率0・50の好投を見せた。中学までは内野手を兼ね、投手に専念したのは高校から。181センチ、78キロ。習志野市立習志野第二中出身。現役引退を決意したロッテ福浦は、中学・高校の先輩にあたる。趣味は音楽鑑賞。

山梨学院・野村健太、山梨のデスパイネの異名

「山梨のデスパイネ」の異名を持ち、ラップも得意な山梨学院・野村健太は、2019年の高校野球界屈指のスラッガーだ。選抜開幕前時点での、高校通算本塁打数は38本(3月16日時点・作新学院との練習試合)を誇る。18夏の甲子園では、2年生ながら高知商業線で本塁打を放つ活躍。18年秋季関東大会の準々決勝(前橋育英戦)では2ランを放つなど、秋の公式戦8試合では、26打数13安打の打率5割に加え、ともにチーム最多の18打点、4本塁打。愛知県・安城市生まれ。高校入学時の体重は99キロも、減量を行い、体を絞り上げてきた。加えて、ウェートトレーニングなどで筋力を付けた。現在は、180センチ、88キロに。ラストイヤーの2019年、野村は「50本はいきたい」と豊富を語る。

津田学園・前佑囲斗 最速148キロ/兄の悔しさを胸に

センバツ出場・津田学園のエースは、前佑囲斗。名前は「まえ・ゆいと」と読む。身長182センチ・87キロの恵まれた体格を生かしたストレートは最速148キロを誇る。高校野球界のBIG4にも決して引けを取らない投手として一躍ブレイクの予感を漂わせる。秋の公式戦13試合で73回2/3を投げ、三振82。津田学園の絶対的なエースとしてその信頼感は厚い。前投手にはある秘めた思いがある。野球部が2年前、夏の甲子園に初出場した際、当時投手として聖地のマウンドに立つ予定だった2歳上の兄が怪我で出場ができなかった。この兄の果たせなかった思いを胸に、センバツに乗り込む。夏の甲子園で大ブレイクを果たした金足農業・吉田輝星の「ギアチェンジ」も参考とした。前投手は、135キロ前後、140キロ台前半、140キロ台後半と意図的に球速を変える。19年年明けからは、地元中日ドラゴンズなど7球団のスカウトが視察した。

東邦・石川昂弥は「新二刀流」の代表格

大阪桐蔭・西谷浩一監督も注目し、熱心に勧誘していたとされる東邦高校の二刀流・石川昂弥(たかや、2年)。18秋の大会からはキャプテン。背番号エースのあかしである「1」を背負う男である。18秋季東海大会の岐阜第一戦では、満塁ホームランを放ち、この時点で高校通算35本。小学生時代は、あの大阪桐蔭の根尾昂の経歴にもある「中日ドラゴンズジュニア」に、中学時代はジュニアオールジャパン(NOMOジャパン)に選出された。父は、東邦高校の野球部出身。山田喜久夫(のち中日、広島)ら1989年選抜の優勝メンバーだ。ちなみに、母も東邦出身で、1学年後輩だという。

龍谷大平安・奥村真大 甲子園一族に生まれた1年生

奥村真大(1年生)は、甲子園一族に生まれ、兄には現在ヤクルトに所属する奥村展征を持つ。18秋季近畿大会の準々決勝では、9回裏にサヨナラ打を放ち、春の「センバツ当確」を決めた男だ。祖父は元衆議院議員で、68年のセンバツで監督として甲賀(滋賀)を率いた。父も、甲西(滋賀)で出場した86年夏の甲子園で本塁打をマーク。

智弁和歌山・黒川史陽、逆転男

18年秋の新チームからチームを率いるのは黒川史陽。読み方は「ふみや」。遊撃手の西川晋太郎と捕手の東妻純平は副主将である。18夏の和歌山大会・決勝戦では、9回裏に右飛を放ち劇的なサヨナラ勝利。また、18春のセンバツ、創成館との準々決勝では、1点をリードされた延長10回、ツーアウト一塁二塁の場面で、黒川が逆転サヨナラタイムリー。中学時代は、大阪・泉州阪境ボーイズに所属。「野茂JAPAN」に選ばれ、関西ナンバーワン打者として注目を集めた存在。智弁和歌山では、1年春からベンチ入り。奈良県河合町の「野球一家」育ち。3人兄弟の2番目で、兄の大雅は日南学園(宮崎)に進み、16年春夏、甲子園に出場。父は、上宮(大阪)で93年春優勝時に主将だった洋行氏。

智弁和歌山・東妻純平、兄の勇輔はロッテドラフト2位

名門・智弁和歌山で下級生から正捕手の座に座り、中谷監督がキーマンとして名前を挙げるのが、副主将の東妻純平(新3年生)だ。捕手として、二塁までの平均送球タイムは1秒83、遠投は125メートルという強肩を持つ。センバツ直前の練習試合では、満塁ホームランを放つ活躍を見せ、高校通算本塁打を19本に伸ばした(3月9日時点)。2018年のドラフト会議で、最速155キロを誇る兄の勇輔(日体大卒)が、ロッテからドラフト2位指名。

智辯和歌山・スーパー1年生・細川凌平

最強1年生、細川凌平。17年世界少年野球大会に日本代表と出場。名門に入学後の春には、1年生ながらベンチ入りした逸材。前・高嶋監督も大きな期待をかけた男。

明石商業・中森俊介、世代最注目投手

19年の高校野球界で大きな存在感を放つ明石商業。18夏の甲子園で注目を集めた1年生投手は明石商業の中森俊介だ。夏の甲子園では背番号17、新チームではエース背番号1を背負う。軟式出身で、本格的に硬式球を投げてまだ期間はわずかだが、最速145キロを誇る。(2018年夏・八戸学院光星戦で記録)体格も恵まれており、181センチ、78キロ。 

明石商業・来田涼斗、1年春から不動の1番

明石商業の「1番」を任される男・来田涼斗(1年生)。18春入学時は部員129人。この大所帯の中で1年春から不動の1番に座る。18春の近畿大会1回戦では大阪桐蔭・根尾から安打を放っている。狭間監督は「1年生から1番はなかなかいない。将来のある子。経験を積んでくれたら。足も速い」と期待をかける。高校入学時は、大阪桐蔭や履正社など28校から誘いを受けたという。3つ上の兄・渉悟さんが最後の夏に、県大会決勝で敗れたのをスタンドで見届け、「兄も悔しい思いをしたので、明石商に決めました」と入学を決意。18秋季近畿大会の智辯和歌山戦では、3ラン。この時点での高校通算本塁打数は14本。読み方は「きた・りょうと」と読む。50メートル走5秒9の俊足。

明石商業・宮口大輝(2年)、2枚看板の右腕

18秋季大会では、背番号10を背負う右腕。「勝てばセンバツ出場」という秋季近畿大会・準々決勝の報徳学園戦で先発し、4安打完封(高校初の完封)の好投を魅せ、試合は4-0で勝利し、センバツ出場の立役者となった。宮口は、近畿大会・1回戦の京都国際戦でも4回から1年生エース中森俊介に代わって登板。逆転した直後の8回には、3者連続三振を奪うなど6回4安打1失点と見事なピッチングを魅せた。18夏の甲子園、「甲子園は自分があこがれていた場所。夏は投げる機会がなかったけど、センバツに出て今度は自分が主役になりたい。」と語る。

履正社・主将の野口海音(みのん)、悔しさ胸に

18秋からチームを率いる主将に抜擢。元U15日本代表の主将も務めた捕手だ。球史に残る18年の夏、北大阪大会の準決勝・大阪桐蔭戦、9回2死走者なしからの逆転負けを喫したが、この試合でマスクをかぶっていたのが野口である。敗戦の翌日、新チームの主将になった。岡田監督から「できるか?」と聞かれ、「できます。最後までやり切ります」と答えたという。中学時代の通算本塁打数は45本を誇る。野口海音は、3人きょうだいの末っ子。父はダイバーのインストラクターを務めている。長男は万太、次男は仁平と海に関する名前がつく。

履正社の4番・井上広大に注目

履正社の4番はプロ注目の井上広大(こうた)だ。高校通算23発、188センチ、97キロの超高校級の体格を持つ。秋は公式戦で3本塁打。ただ、近畿大会4強まで導いた後、右膝を手術。実は1年冬に右膝蓋腱炎(みぎしつがいけんえん)を発症し、1年間痛みをこらえ続けていたという。体重もウエートトレや食事で秋から5キロ増やし、聖地で躍動する。

履正社・清水大成、エース左腕

名門の背番号1を背負う最速145キロの左腕。18年夏の北大阪大会の準決勝・大阪桐蔭戦では、主将・濱内太陽の2番手として登板。1つのアウトも奪えぬままに降板した悔しい経験を持つ。春の選抜出場をかけた18秋季近畿大会の準々決勝・福知山成美戦(京都1位)では、無四球で散発の3安打、自己最多で毎回の12奪三振で自身初の完封というベストピッチを魅せた。

履正社・小深田大地、主軸担う1年生

センバツ出場の履正社に下級生ながら主軸を担うスラッガーがいる。彼の名前は、小深田大地(新2年)。井上は187センチ、95キロの大型外野手。秋は2本塁打をマーク。18年11月に右膝を手術し、順調に回復。秋の大阪大会決勝で2ランを含む2安打3打点の活躍をみせた。「星稜の内山(壮真)君とかはライバルと思っている」と語る。1年生にして2018年の夏の大阪大会では、背番号5でベンチ入り。中学時代は、姫路アイアンズに所属し、NOMOJAPANに選出された逸材だ。

履正社・田淵一樹、1年夏から先発

長身右腕・田淵一樹(1年生)。18夏の北大阪大会の4回戦で1年生ながら先発のマウンドにたち、4回1安打無失点、5三振を奪う好投。ヤングリーグ・ヤンキース岡山でプレーした中学時代には最速138キロを記録し、エースとして全国制覇に貢献した投手だ。履正社で1年生投手が夏の公式戦で登板するのは、16年度ドラフト1位でヤクルトに入団した寺島ら数人。さらに寺島でも経験させなかった先発に抜擢された。ちなみに、出身のヤンキース岡山には、引地秀一郎(倉敷商)の弟・引地健三、18センバツで劇的なサヨナラ3ランを放った谷合悠斗(明徳義塾)の弟・谷合健太が在籍する。

履正社・関本勇輔、阪神関本の息子

履正社高校の1年(新2年生)・関本勇輔は、あの阪神タイガースで活躍した関本賢太郎氏の長男だ。中学時代は「西宮ボーイズ」で捕手を務め、中学3年時には二塁送球のタイムが驚異の1.89秒という強肩の持ち主。岡田龍生監督は「チームで一番肩が強い。捕手はスローイングが一番」と高く評価する。憧れは、阪神の矢野監督と語る。「矢野さんのように試合をコントロールできる捕手にあこがれています。父とは普段から野球の話をよくします。一言一言がすごく意味があって、深い。現役19年の経験を教えてくれます」。

広陵・河野佳は最速148キロのエース

広陵のエース右腕・河野佳(2年生)は最速148キロを誇る本格派だ。18年の秋季中国大会の準決勝では、創志学園・西純矢と投げ合い、8回を4安打無失点に抑える好投でコールド勝利。春のセンバツ当確を引き寄せた。広島南リトルシニア出身である。

高松商業・香川卓摩のエース左腕

高松商業のエース左腕・香川卓摩(2年生)。最速141キロの直球と多彩な変化球で的を絞らせない投球術が持ち味。18年の香川招待試合(大阪桐蔭戦)で途中登板し、その野球センスは注目を集めた。第99回の夏の香川大会・準々決勝の三本松戦(甲子園出場)に先発登板し、1回に3失点。試合は1点差で三本松に敗れた悔しい思い出がある。
父も兄も高松商業の野球部出身。父は夏の甲子園に出場した96年のチームで中堅手。当初、香川県外の学校を志していたが、16年のセンバツで高松商が準優勝したのを見て「地元でみんなで力を合わせて行くのもいいかなと思った」と入学を決めた。

高松商業・中塚公晴 2枚看板の右腕

明治神宮大会・八戸学院光星戦。中盤からは、2番手として中塚公晴投手(2年)がマウンドへ。この日、中塚の17歳の誕生日。高松商の応援席からだけでなく、八戸学院光星側からもバースデーソングが贈られ「びっくりしたのと、うれしかったです」とコメント。この中塚の父方の大叔父は、PL学園から68年に大洋ホエールズに入団した中塚政幸氏。74年に盗塁王も獲得した強肩俊足のバッター。中塚氏はPL学園時代に甲子園を3度経験。

筑陽学園・西舘昂汰 最速145キロとテンポ速さ

筑陽学園・西舘昂汰はプロ注目の本格右腕だ。身長187センチにして、選抜直前の練習試合で自己最速を1キロ更新する145キロを記録した。九州地区大会の準々決勝では、昨夏の甲子園に出場した興南(沖縄)相手に、延長13回のタイブレークの末、西舘が完封。18秋は、背番号10ながら、チーム最多51回1/3を投げ防御率0.88(選抜出場の主力投手で3位)と、チームを聖地へ導いた。特徴は、その打者に向かっていく「テンポの速さ」。どんどんと打者に投げ込み、秋には球審から注意を受けたほど。その負けん気あるスタイルが持ち味だ。ちなみに兄は、東京大学大学院生。「兄みたいには勉強できないので野球を頑張ります」とプロを見据える。

筑陽学園・福岡大真 父は樟南エース福岡真一郎

1994年夏の甲子園、準優勝を果たした樟南高校のエース福岡真一郎。このエース福岡の息子が福岡大真(2年生)だ。
注目を浴びる中、明治神宮大会でソロホームランを放つ活躍。父からは「段ボールに収まらないくらい、ファンレターが来ていた」と“自慢話”を聞かされてきたという。それだけに「超えて黙らせたいです」とコメント。現在、父はチームのトレーニングコーチを務める。指導もあり、体重は入学時の体重から10キロアップの75キロになりパワーアップ。

最も注目される選手編<選抜出場なし>

大船渡・佐々木朗希(2年)メジャー級

19年ドラフトの目玉選手。名前は「ろうき」と読む。自己最速は157キロを誇る世代を代表した右腕。18年のU18日本代表の「一次候補」に2年生ながら選出(最終での選出はなし)。岩手・陸前高田市出身。高田小3年から野球を始め、11年の東日本大震災で被災。その後、大船渡に移り住み、猪川小に転校。大船渡一中では軟式野球部に所属。大船渡では1年夏からベンチ入り。

創志学園・西純矢、ドラフト1位候補筆頭

2年生にして、U18日本代表「第1次候補」に選出された逸材。ストレートの最速は150キロを誇る。17年10月、父・雅和さんが脳出血で45歳で他界。西の帽子のつばには「緊張するとこわばるので」と「笑顔」と言う文字、
そして「10.11」と書いている。これは父の命日。阿品台中では「ヤングひろしま」でプレー。2年夏の全国大会で優勝。3年時に「NOMO JAPAN」代表。高校進学時には関東の強豪からも声がかかったが、透析治療中だった父を思い「遠くへは行けない」と地元の広島から近い創志学園に進学。

日大三高・井上広輝、世代最注目右腕の一人

2年生ながら、星稜・奥川、横浜・及川、創志学園・西と共に同じく高校日本代表の一次候補に選出。18夏の甲子園・奈良大付属戦では、春以来の公式戦マウンドにあがり、自己最速の147キロを更新する150キロの記録。18年のセンバツでは、1年生としてマウンドにあがり最速147キロを記録。
18の夏は故障に悩まされる。春季東京都大会の準決勝・早稲田実業戦で右肘痛を発症し、夏大会では登板機会なし。この期間、「腕だけではなくて下半身を使って投げよう」と投球できない間は下半身強化に専念。
1日に坂ダッシュを20本。筋力トレーニングではスクワットなどでふくらはぎを中心に鍛え、体重は故障時の73キロから78キロにアップ。2年まで相模ボーイズ、3年時は海老名南シニア。OBで2学年上の兄・大成(現青学大)は、清宮(現日本ハム)らと共に侍ジャパン高校代表。

日大三高・広沢優、超本格右腕

18夏の甲子園・龍谷大平安戦に先発し、自己最速を2キロ更新する148キロを記録。身長は189センチだがまもなく190に届く。球速は、高校1年生の秋は「133キロくらい」だったが、17~18の冬の強化練習で体幹や下半身のトレーニングを積むことで、18年の夏の西東京大会前の練習試合で146キロに球速を伸ばしていた。
世田谷西リトルシニア出身。

興南・宮城大弥、世代を代表する左腕

2019年のドラフト候補で最速145キロを誇る左腕、宮城大弥。中学時代は侍ジャパンU15日本代表として活躍。横浜高校の及川らとチームメイトで日の丸を背負って戦った。2010年に興南で甲子園春夏連覇を果たし、同じ嘉数中出身の左腕島袋に憧れて、興南高校に入学。中学から「好きな投げ方で自然に身に付きました」と、島袋をほうふつさせる“プチトルネード投法”が武器。その後、17年夏の甲子園では、好投を見せ「スーパー1年生左腕」と話題になった。18秋の九州大会、準々決勝・筑陽学園戦では、タイブレークの末で敗れ、センバツ切符を逃す。冬場、体力強化に臨み、体重は夏の70キロからプラス10キロの80キロに増加。我喜屋(がきや)優監督も「足腰がガッチリしたね。選手としても大人になりつつある」と期待を寄せる。「高校日本代表にもぜひ入りたい。また世界と戦いたいです」

近江・林優樹、有馬諒の最強バッテリー

第100回目の夏の甲子園。多くの人の記憶に刻まれた試合がある。金足農業(秋田)vs近江(滋賀)の一戦だ。金足農業は、土壇場の9回裏。1点を追う場面で、甲子園球場中の大声援を受け、逆転サヨナラツーランスクイズを決め、劇的勝利。あのとき、バッテリーを組んでいたのが、2年生左腕の林優樹、と2年生捕手・有馬諒だ。有馬諒(2年)は、18秋からの近江の新主将に。

木更津総合・根本太一、最速149キロ

夏の第100回 甲子園・敦賀気比戦で8回から登板し、自己最速を1キロ更新する149キロをマーク。地元は千葉。「150キロを出したい。将来は全国で一番になりたい」と語る。兄と二人三脚で歩み、中3で最速140キロを計測。竜ケ崎リトルシニア出身。木更津総合では1年春の県大会からベンチ入り。好きな食べ物 刺し身。サーモンやマグロが好き。

菰野・岡林勇希(2年)、最速150キロ右腕

菰野高校から豪腕投手が出現。身長176センチながら、最速は150キロを誇る岡林勇希(おかばやし・ゆうき)。グラブをはめた左手を高々と天に突き出す躍動感ある投球フォームからもその凄みを感じさせる。スライダーの切れ味も鋭い。「打てない直球で空振りをとりたい。球速にはこだわってきたけど150キロに届いたので、今は質の向上を目指しています。本当は155キロとか投げたいけど、それだけでは勝てないので。質のいい球で、勝てる投手を目指しています」と語る。高校通算17本塁打(18年末時点)を誇る二刀流。2歳上の兄・飛翔は、広島の育成選手。1学年先輩の田中法彦は2018年のドラフトで広島カープに5位指名。

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全国各地の注目選手編

苫小牧中央・根本悠楓(1年生)

全国中学野球大会で日本一に輝き、大会の決勝戦では史上初の完全試合を達成した北海道・白老白翔中のエース・根本悠楓(1年生)。17年11月のU15アジア選手権では背番号18をつけ、優勝にも貢献した左腕。侍ジャパンU15日本代表の左腕が進学した「苫小牧中央高校」は未だ甲子園出場はなし。北海道内の甲子園常連校から多くの声が掛かったが、あえて地元の“甲子園未経験校”を選んだ。中学時代で最速136キロの直球。スクリュー気味に落ちるツーシームが武器。読み方は「ねもと・はるか」

花巻東・西舘勇陽、1年生時に背番号17

1年夏から花巻東にベンチ入り。1年夏からベンチ入りしたのは、あの西武・菊池雄星と、日本ハム・大谷翔平以来。1年夏に菊池雄星も任された出世番号「17」を背中に背負う。花巻東の佐々木洋監督は、1年生時代の西舘について「指先に目がついているほどの制球力。手先も器用で変化球が素晴らしい」と絶賛。一戸町立一戸中学校(軟式野球)出身。

酒田南・渡辺拓海、愛称はジャンボ

東北の地にまさに「ジャンボ」な男がいる。酒田南の渡辺拓海(2年生・投手)。身長191cm、体重110キロ。最速144キロを誇る右腕。この体格もあり周囲からは「ジャンボ」の愛称で親しまれる。高校入学時は、125キロあった体重も、「100キロを切らないとエースはない」という鈴木剛監督のゲキに体を絞ってきた。生まれたときからジャン、4020グラムで出生。小学校時代は、体格をいかし、わんぱく相撲でも活躍。しこ名は横綱白鵬にあやかり「拓鵬」。東北大会8強の実績を持ち「四股踏み、股割で鍛えた下半身が今となっては生きている」。

聖光学院・須藤翔、新チームの主将

18年秋の新チームから主将となったのは須藤翔。18年春の選抜、夏の甲子園ともにベンチ入りした左腕投手だ。斎藤監督は「夏の苦労を知っている須藤にかじ取りを任せる」と新エース・主将に期待を寄せる。桑折町出身(桑折町立醸芳中)。聖光学院の野球を見て育ち、大舞台で活躍する姿に憧れて入学。

仙台育英・小濃塁、新チームの主将

仙台育英の新チームの主砲は、小濃塁(2年生)。18年夏の甲子園では、甲子園ではチームの下級生野手で唯一のレギュラーだった。かつ、前チームから4番に座る主砲だ。夏・準優勝した金足農業で三塁コーチャーを務めた船木弦(2年)は、小6時にプレーした楽天ジュニアのチームメート。名前は「塁」(るい)。父が「ホームランを打てる強い男になれ」と思いを込めて命名。福島県出身。

高岡商業の二刀流、堀裕貴(2年生)

18年秋季富山県大会ではサヨナラツーランを放つなど活躍。高校通算本塁打は10本。投手としても成長中。18年夏の甲子園から戻ってくると、練習において自己最速141キロをマーク。もともと遠投は110メートルとその強肩をかられ、夏の甲子園ではセンターを守っていた。チームトップのパワーを誇り、筋肉はムキムキだという。握力はなんと右68キロ、左62キロ。

佐久長聖・藤原太郎、生駒ボーイズ出身

部員160名を誇る佐久長聖で、1年生ながら2018年の春季北信越大会のベンチ入りメンバーを果たした藤原太郎(1年生)。2016年夏の主将だった元山飛優と同じ生駒ボーイズの出身。五番でショートを守り、あの花咲徳栄で1年生ながらレギュラーメンバー入りしている井上朋也と一緒にプレーしている。

早稲田実業・伊藤大征、最速143キロ右腕

身長170センチと小柄ながら、最速143キロのストレートを気迫を込めて投げ込むのがスタイル。「くるりん!」と投球後に帽子が回転するのも特徴の1つだ。出身は神戸。中学時代はマー君こと田中将大らを輩出した宝塚ボーイズに所属。18夏、八王子高校に敗れてから、ボールに強いスピンをかけるため、今までよりも上から投げ下ろすようにしたという。「(秋田・金足農の)吉田輝星さんのようなストレートが理想」と語る。

早稲田実業・生沼弥真人、清宮・野村から主将引き継ぐ

2019年の早稲田実業の新チームを率いる主将は、生沼弥真人。2年夏の八王子戦では4番に座り本塁打を放つなど東京屈指のスラッガーだ。18年末に行われた東京都のキューバ遠征選抜メンバーにも選出された逸材である。清宮幸太郎(日本ハム)、野村大樹(ソフトバンク)の後を継いで名門・早稲田実業の主将としての活躍が期待される。世田谷西シニア出身。

東海大菅生のエース中村晃太朗

秋季東京大会2018、東海大菅生のエース背番号1を背負うのは、左腕・中村晃太朗(2年生)。安定した制球力が持ち味のピッチャー。準決勝の早実戦では、8安打完封し、チームを決勝進出に導いた。最速137キロの直球を軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シュートを交え、8奪三振を記録。中学時代は、名門・湘南ボーイズに所属し、3年時にはジャイアンツカップを制した。当時、エース谷村(現・桐光学園)の控えながら、公式戦でノーヒットノーランを達成。

東海大菅生・杉崎成、1年生で4番

西東京の名門・東海大菅生で、1年生ながら4番に座り、18秋季東京都大会までに「高校通算20本塁打」を放っているスラッガー・杉崎成。この男、頭脳もチームトップクラスの秀才だという。すでに「甲子園でホームランを打つイメージもできている」と聖地での活躍を誓う。

日大三・前田聖矢(2年)、父は元巨人

名門・日大三で1年生からベンチ入りを果たした前田。この前田聖矢の父は、元巨人などで活躍した前田幸長。88年のロッテ・ドラフト1位選手。当時の契約金6000万円で「両親の家を建てました」と父。

岩倉・エース宮里優吾、本格右腕

18年秋季東京大会で注目を集めた投手。岩倉高校のエース宮里優吾。身長は181センチ、体重は78キロのめぐまれた体格。最速は140キロを誇る。秋季東京都本大会では、強豪チーム・八王子を3-2、立正大立正を3-1で撃破。準々決勝に駒を進め、東海大菅生に惜しくも3-1で敗れたが、力のあるストレートと縦に落ちるような変化球で、神宮第二球場の高校野球ファンの注目を浴びた。

二松学舎・山田将義、1年から甲子園マスク

18年夏の甲子園。東東京代表・二松学舎のスーパー1年生が躍動した。彼の名前は、山田将義だ。夏の東東京大会から正捕手としてマスク。侍ジャパンU15日本代表の主将。駿台学園中学出身。18夏の東東京大会では、1年生ながら正捕手フル出場。4人の投手陣をリードするだけでなく、チームトップ監督の信頼も厚い「体もきつかったと思うけど、泣き言もいわずやってくれた。頼りになる1年生です」と評価。

二松学舎・野村昇大郎、驚異の高打率

18夏の東東京大会を制した二松学舎の2年生バッター。夏の東東京大会では、18打数14安打と打ちまくる活躍で、チームトップの打率7割7分8厘を記録。50メートル5・9秒の俊足を持つ。

帝京・小松涼馬と澤石淳平

名門・帝京高校、前田監督がアツい期待をかける1年生。18夏の東東京大会では、背番号4・小松涼馬(富田林三中学)、背番号6・澤石淳平(流山南部中学)を背負う。前田監督曰く、帝京史上で1年生が夏の大会で二遊間を守るというのは初。

浦和学院・美又王寿、次世代エース

将来のエース候補がいる。美又王寿(おうじゅ・1年生)。18年夏の埼玉大会の朝霞戦に登板し、ストレートは自身最速の143キロを記録。02年生まれの福岡出身。中学時代は、飯塚ボーイズのエースとして日本選手権で優勝。浦和学院の森監督からも「1年夏にこういう投球をしたのは坂元(弥太郎、元ヤクルト)以来かな。ボールの勢いは1番」と信頼を寄せる。

花咲徳栄・井上朋也、世代を代表するスラッガー

1年生ながら春季大会からベンチ入り。17世界少年野球大会では日本代表。日本代表メンバーには、智弁和歌山で1年生ながらベンチ入りし活躍を見せている細川凌平と同じチームで戦い、世界一に輝いた。中学時代は、名門・生駒ボーイズの中軸を任された。生駒ボーイズの監督と(花咲徳栄の)岩井監督が大学(東北福祉大)の先輩、後輩で、岩井監督が埼玉から大阪まで何度も通ってくださって。『こんな先生はいないぞ』って言われて、花咲徳栄への入学を決めました」という。先輩・野村佑希について「野村さんを抜いて卒業までに80本ぐらい打ちたい」と語る。

花咲徳栄の韮沢雄也、橋本吏功、羽佐田光希

2019年新チームの打撃力について、岩井隆監督は「あくまでも2018年末時点での話だと、打者の仕上がりは(夏の甲子園で優勝した)一昨年のチームより上」と語る。2番から5番までの中軸4人の高校通算本塁打数は、合計50本(18年末)を誇る。2番には、橋本吏功(りく)。50メートル6秒0の俊足に加え、高校通算21本塁打。18夏の甲子園では、横浜の及川雅貴から本塁打を放つ活躍を見せた。3番には、プロ注目のショート・韮沢雄也。高い打撃センスを誇り、「自分が決めるというより、つなぐ意識で打ちたい」と広角に打ち分ける技術を持つ。4番には、スーパー1年生の井上朋也。高校通算16本塁打を誇るも「2019年内に50本に乗せたいです」と高い目標を掲げる。5番には、羽佐田光希。夏に任されていた三塁から、中学時代に慣れ親しんだ二塁にコンバート。「もっとパワーをつけて、もっと長打を」と語る。

東海大相模・西川僚祐、清宮を超える!?

高校1年生(年末時点)にして、すでに「高校通算本塁打数は30発」のスラッガー。高校史上最多とされる111本塁打の早実・清宮は高1の年末時点で22本。西川は、すでに8本上回るペースで本塁打を量産している。西川は「東海大相模で歴代1位の大田泰示さんの通算65本は、確実に超えたい」と意欲的だ。性格について、門馬敬治監督は「とにかく明るい」と褒める。読み方は「にしかわ・りょうすけ」。2002年4月19日、千葉・船橋市生まれ。古和釜中では「佐倉シニア」に所属。2度の全国優勝を果たし、東京ドームの右翼席にも本塁打を放った。186センチ、94キロ。右投げ右打ち。

東海大相模・遠藤成、父は金足農業出身

名門・東海大相模に秋田県出身の選手がいる。遠藤成(2年生)。本荘由利リトルシニアの出身。父は、金足農野球部出身である。18年夏は、一時メンバー登録後に練習試合で右手首を骨折し、ベンチ入りが叶わなかった。悔しさを胸に、18秋季大会では、山北戦で2ランホームランを放つ活躍。

東海大相模・諸隈惟大、山村崇嘉

将来を担う1年生。諸隈惟大は、左腕からキレのいいストレート、スライダーを武器に打ち取る総合力の高い投手で、17年夏のジャイアンツカップでチームを優勝に導いた逸材。打撃センスも抜群。山村は、将来を担う1年生。名門・武蔵府中シニア出身。侍ジャパンU-15でも完成度の高いピッチングと力強い打撃を魅せた。

桐光学園・冨田冬馬、安達壮汰

冨田冬馬(2年)は、投球フォームがOBの松井裕樹(楽天)にそっくりで、「松井2世」とも言われる左腕。17秋から18冬にかけて体重を5キロほど増やし、球威を増した直球とキレのあるスライダーが武器。18春の神奈川大会では、選抜ベスト4の東海大相模を粘りの投球で抑える好投。試合は、5-2で桐光学園が勝利。
安達壮汰(1年)は、17年の「U15アジアチャレンジマッチ」に選出された元日本代表投手。板橋区立赤塚第一中、志村ボーイズ出身。

慶応・善波力、父はあの明治大学野球部監督

慶應義塾高校の善波力(2年生・捕手)。慶応の善波力は、明治大学硬式野球部監督の善波達也氏の息子。善波は、父の影響で、ほぼ毎週東京六大学野球を観戦。「子供の頃は明治に行くつもりだったけど、早慶戦を見て慶応に行きたくなった」と父親のライバル校の付属校に進学。麻布ボーイズ出身。善波が憧れる明大の選手は「坂本誠志郎」、明治のヒーローとして「坂本誠志郎」(履正社~明大~阪神タイガース)の名前をあげる。

慶応・本間颯太朗、注目1年生スラッガー

慶應義塾高校の注目1年生スラッガーの名前は、本間颯太朗。18年秋季大会からベンチ入り。秋季大会・横浜商戦では、満員の保土ヶ谷球場で場外ホームランを放つなど脚光。高校通算は、この日の公式戦初本塁打で8本目となった。166センチと小柄ながら「フルスイング」が持ち味。17年には、野茂英雄が総監督を務める「NOMOジャパン」に選出され、主将を任された。生駒ボーイズでは、花咲徳栄で1年生ながら夏の甲子園でレギュラーメンバーとして活躍した井上朋也と元チームメイトである。さらには、部員160名を誇る長野県・佐久長聖で、1年生ながらベンチ入りを果たした藤原太郎とも元チームメイトの間柄だ。

平塚学園・三浦澪央斗(2年)

あの「ハマの番長」の息子・長男が、神奈川・平塚学園にいる。彼の名前は、三浦澪央斗(れおと)。180センチの大型右腕だ。テークバックから投球に入るまでの動作は父の投球フォームとそっくりだという。「中学校のときに似ているなって言われて。スタート地点がモデルとしていたというか、それを見て投げていたので」18年秋時点で、平塚学園の投手陣は下級生を含めて10人ほど。2018年秋時点の最速は130キロと今後さらなるスピードアップ図る。

木更津総合・篠木健太郎(1年)、18夏の甲子園でも登板

2018年の夏の東千葉大会では、背番号12を付けてベンチ入り。5試合に登板、5回を投げ被安打2の無失点、12奪三振を奪い注目を集めた。篠木の投球フォームは「柔らかく美しい」と評判だ。直球は140キロ前後、特に「制球力」が抜群である。2018年夏の甲子園では、優勝候補に挙げられたチームで、1年生ながらベンチ入りし、3回戦の下関国際戦では、8回にマウンドに上がった。試合は、下関国際に4-1で敗れた。館林ボーイズ出身。

中央学院・青木優吾、甲子園出場の立役者

18夏の西千葉大会・準決勝の習志野戦で、プロ注目右腕・古谷拓郎から劇的なサヨナラ弾。高校通算1本目の記念すべきアーチ。材東京北砂リトル時代に清宮幸太郎(現日本ハム)の弟・福太郎とリトルリーグワールドシリーズに出場。ベネズエラ戦ではサヨナラ打を、決勝戦では先頭打者本塁打を放っている逸材。

常総学院・菊田拡和(2年)、同校最多本塁打狙う

茨城が誇るスラッガーは、常総学院・菊田拡和。18年末時点での高校通算本塁打数は「31本」を誇り、常総学院における「本塁打最多記録更新」を狙う。佐々木力監督は「常総で40発打った選手はいないんじゃないかな」というが、菊田のスイングは楽天内田(通算37発)の高校時代をしのぐ強さだと語る。菊田も「常総の記録は狙いたい。茨城県の記録も」と、最終的にはDeNA細川(明秀日立)らがマークした60発超えを狙う。茨城県土浦市出身。小学6年時にU12日本代表、土浦二中(取手ファイトクラブ)出身。ハンマートレーニングを取り入れ、2018年のスイングスピードは脅威の165キロを誇る。

駿河総合・紅林弘太郎、阪神がドラフト候補にリスト

静岡・高校野球界に注目の大型遊撃手がいる。彼の名は、駿河総合・紅林弘太郎(新3年)だ。身長186センチ・81キロの身体を持ち、18秋までの高校通算本塁打数は23本。
18年末には、阪神タイガースが2019年ドラフト候補としてリストアップしていることも話題となった。
2019年の侍ジャパンU18高校日本代表候補にもあがる。代表監督の永田裕治監督が来校し、「常に高い意識を持ってやってくれ」と期待をかけられた。

中京大中京・板倉駆、2年生左腕

18愛知県の招待試合(vs大阪桐蔭)戦で活躍を見せ、話題となった2年生左腕。彼の名は、板倉駆(かける)。大阪桐蔭戦では、2番手で4回途中から登板。圧巻だったのは、6回2死満塁の場面だ。藤原恭大を威力のある外角直球で空振り三振に仕留めた。続く7回は先頭で打席に入った根尾昂を見逃し三振に封じるなど圧巻の4者連続三振。さらには、8回も2死満塁のピンチを招いたが、外の変化球で再び藤原を中飛に仕留めた。

中京大中京・印出太一(1年)「いんで」と読む

18愛知県の招待試合(vs大阪桐蔭)戦で活躍を見せ話題となったスーパー1年。中京大中京の印出太一(1年生)だ。読み方は「いんで」。中学時代は、東海中央ボーイズでプレー。2017年の夏はU15のボーイズリーグ日本代表に選ばれ、3番打者として世界一に貢献した右打者。高橋源一郎監督は「守備がいいし、右打者でロング(長打)が打てる」と、将来を期待する逸材。

愛工大名電・稲生賢二(2年)、U15代表

18夏の西愛知大会で、背番号17をつけた稲生賢二(2年)が2本塁打の活躍。名門・東海ボーイズから愛工大名電に進学。小学生時代には中日ドラゴンズジュニアに選出され、中学生時代にU-15日本代表に選出。世界大会では、外野守備のファインプレー、勝負強い打撃と本塁打でベストナインも受賞。憧れの選手はオリックスの吉田正尚、阪神の高山俊、ロッテの平沢大河。読み方は「稲生賢二(いのう・けんじ)」

大阪桐蔭・西野力矢「ごんちゃん」(1年)

大阪桐蔭の新・スラッガー、彼の名は「ごんちゃん」こと、西野力矢だ。おかわり君2世として今後大きな注目を集めるであろうバッター。和歌山県紀の川市出身、中学時代は南大阪ベースボールクラブに在籍。中学時代の通算本塁打数は35本、右の長距離砲だ。愛称「ごんちゃん」は、NHK教育テレビで放送されていた「できるかな」のぬいぐるみキャラクター「ゴン太くん」に似ていることから命名されたという。ごんちゃんは、大阪桐蔭に入学後、半年で12キロの体重減。「(練習の)きつさとか全然違いました」とその理由を語る。第100回大会の夏の甲子園ではボールボーイを務めていた。

大阪桐蔭・新4番打者 船曳烈士(1年)

18年秋から新チームの4番打者に抜擢されたのは、船曳烈士(ふなびき・れつし)1年生だ。中学時代には、佐用スターズでプレーし、通算43本塁打を放った右の強打者だ。身長172センチ、75キロと小柄ながら、パンチ力はチーム屈指。日本ハム・中田翔を憧れとしており、自分自身の持ち味を「遠くに飛ばせること」と語る。兵庫県たつの市出身。

大阪桐蔭・仲三河優太 次世代エース(1年)

名前は「なかみがわ ゆうた」と読む。西谷監督が栃木まで通い、獲得に辿り着けた。元U15侍ジャパンエース。中学3年時に春夏の全国大会とジャイアンツカップでいずれも準優勝した。持ち球はカーブ、スライダー、ツーシーム。直球の自己最速は139キロ。

大阪桐蔭の新主将・中野波来(2年)

全国制覇を果たした大阪桐蔭の新キャプテンはこの男。淡路島の星・中野波来(2年)だ。名前は「はる」と読む。中学時代は明石ボーイズをエースとして春の日本一に導いた選手。「波来」という名前は船長の父に由来する。「はる」と読む。父はかつて「たこフェリー」で船長を務め、母はサーフィンが得意だったことから名付けられた。「いい波が来るように」という想いだ。親戚から教わり、アジやタイなどを「3枚おろし」できるのが自慢だ。兵庫県・淡路島の出身。18夏の甲子園でベンチ入りした2年生は、主将となる中野と副主将となる宮本今だけ。宮本君が準々決勝で途中出場したほかは出番がなかった。新たに主将となる中野は「春夏連覇の喜びに浸る暇はない。自分たちの代は経験値が少ない分、練習の1分1秒を大事にしてうまくなっていくしかない」とコメントしている。

大阪桐蔭・宮本涼太 副主将(2年)

小、中学生ともに枚方市の硬式野球チーム「オール枚方ボーイズ」に所属。そう、あの熊本・秀岳館の元監督で、県立岐阜商業の監督に就任した鍛治舎巧が作ったチームだ。一歳上には藤原恭大、小園海斗(報徳学園)がいた。大阪桐蔭に入学したのも、藤原選手の存在が大きい。「目標にする選手の1人」で「同じ左打者として、フォームで盗める部分がないか常に観察している」と語っていた。

大阪桐蔭・中田惟斗 エース候補代表格(2年)

和歌山・御坊ボーイズ出身。中学時代には、U-15侍ジャパンにも選出された投手である。18年夏の北大阪大会では、背番号19でベンチ入りするも、甲子園メンバーからは外れた。今後、次世代の大阪桐蔭を背負うエースとしての活躍に注目が集まる。

大阪桐蔭・新井雅之 秋は背番号1(2年)

身長180センチの右腕。小学生の時、テレビで大阪桐蔭・藤浪晋太郎らが春夏連覇するのを見てあこがれ、大阪桐蔭の門をたたいた。18秋の大阪大会では、背番号9。活躍が認められ、近畿大会から背番号1。
近畿大会初戦(橿原=奈良)では、自己最速を1キロ上回る137キロを記録した。

滝川二・田辺大登(2年)

18春季・近畿大会の初戦では、京都代表の乙訓戦で先発し、6安打1失点と粘りの投球を見せた持ち味は、130キロ台の直球と110キロ台のスライダーで緩急をつけたピッチングだ。

智辯学園・塚本大夢、筆記用具は鉛筆派

智弁学園の主軸を担う。小柄ながらも18春季大会の5試合で5本塁打。50メートルを5秒9と足があり、鋭いスイングで長打も打てる。父は今治西(愛媛)で3年生の夏に地方大会決勝で敗れ、夢を絶たれた。「甲子園で活躍し、父に恩返しをしたい」と父の思いも背負う。ちなみに筆記用具はシャープペンシルより、太く書ける鉛筆派。

智辯学園・三田智也(1年)、二刀流

三田智也。18年秋季奈良大会の3回戦・西の京戦で、公式戦初となる先発投手として登板し、7回を被安打3の6奪三振、無失点と力投。春の県大会から主に遊撃手。投手としては、最速135キロのストレートを誇る。中学時代には、ボーイズリーグの日本代表で活躍し、世界少年野球大会の優勝に貢献。日本代表でチームメイトだったのは、花咲徳栄の井上朋也や、智弁和歌山の細川凌平。前橋桜ボーイズの出身。

大阪偕星学園・坪井悠太、掲げる大阪桐蔭の撃破

激戦区・大阪、注目投手は大阪偕星学園・坪井悠太だ。大阪偕星の山本監督は「(18秋)今の大阪で一番いい投手じゃないかな」と称える本格派右腕。直球の最速は145キロを誇る。「スライダーが自分の生命線。自信があります」と語り、ナックルも操る。甲子園初出場を決めた15年夏、大阪府大会準々決勝で大阪桐蔭を撃破した大阪偕星学園の試合を球場で観戦し、同校への入学を決めた。

報徳学園・林直人、最速141キロ

報徳学園では1年秋から背番号1でベンチ入りの経験もある林直人。18秋の近畿大会では、ともに18夏甲子園ベスト8進出した近江の林優樹と投げ合い、5-2で勝利。この試合で、自己最速を1キロ更新する141キロをマーク。ネット裏では9球団のスカウト陣が視察。阪神・熊野スカウトは「夏よりも腕の振りが良くなって、全体的に安定感が増した」。中日・米村チーフスカウトは「来年には145キロは出る」とプロ注目の逸材だ。兵庫県宝塚市出身。山手台中学校出身(兵庫伊丹)

香川・英明のエース・黒河竜司(2年)

1年生の秋季大会では、県大会から四国大会までの全8試合を1人で投げ抜いたスタミナ満点の投手。
18春の選抜では、1年生でエース背番号1をつけて出場。2018年の香川県招待試合(大阪桐蔭戦)では、4-4の引き分け。そこで黒河は、藤原恭大から本塁打を浴びる。「あんなバッター、ちょっと見たことがないです」とコメント。好きな選手はソフトバンク千賀

池田高校・白川恵翔、水野2世の異名

徳島の古豪・池田高校に「水野二世」と呼ばれる注目2年生投手。1年秋の県大会2回戦(対徳島科技高)では140キロをマーク。変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップを投げるが、投球の軸はストレート。白川は「3年生までには150キロを投げたい」とコメント。中学時代は陸上部に駆り出され3年時、ジュニアオリンピックのジャベリックスロー(やり投げの小中学生版)で優勝(71.32メートル)。「夢はプロ野球選手。その前に池田のユニフォームで甲子園のマウンドで投げたい」

寒川高校・加茂優太、大阪桐蔭戦で注目

大阪桐蔭が登場した18年の香川県招待試合で、寒川高校の先発を任された2年生右腕・加茂優太。大阪の大阪生野リトルシニア出身。生野リトルシニア時代は、エースとして活躍。当時の最速は、145キロを誇る右腕。

創成館・深見直人、デカすぎる体格!

創成館にデカすぎる男がいる。2017年明治神宮大会時は、高校1年生にして176センチ、体重はなんと100キロ。福岡県の春日北中学出身。ど迫力なパンチ力でチームに勢いを与える。

福岡大大濠の山城航太郎、深浦幹也、山下舜平太

17年のU-15アジア選手権に出場した右腕・山城航太郎(福岡・高宮中出身)は、MLB球団のスカウトから「球の回転量が多くて、初速と終速が変わらない」と高評価。左腕の深浦幹也(福岡フェニックス出身)は、臨時コーチを務めていた高橋尚成氏から「球のキレに加えて、安定感もある。杉内俊哉(巨人)のような投手」とひょうか。軟式出身で日本代表歴はないが185センチの大型右腕・山下舜平太(しゅんぺいた)に注目。

沖縄水産 國吉吹投手(久米島出身)

沖縄の古豪・沖縄水産の注目右腕・國吉吹(2年生)。秋の沖縄大会準決勝では、沖縄尚学に対してノーヒットノーランを記録。沖縄の離島・久米島西中出身。18秋季九州大会に19季ぶり27回目の出場に導いた投手。

高知中・森木大智(高知高校進学)最速150キロ

中学生としては異次元の「150キロ」をマークした男。18年8月2日、四国総体・軟式野球の決勝戦、高知中学が6年ぶり8度目の優勝。その決勝戦のマウンド、坊っちゃんスタジアムのスピードガンで「150キロ」を記録。
注目の進学先は、地元・高知高校。これまで高知中学の監督であった濱口佳久監督が、8月3日に高知高校監督に就任している。今後、最も注目を集める可能性のある一人。

秀光中等・笹倉世凪(仙台育英進学)最速147キロ

中学3年生ながら、最速147キロを誇る左腕・笹倉世凪。宮城・秀光中等教育学校から2019年春、仙台育英へと進学する。18年8月、第40回全国中学校軟式野球大会の決勝では、最速150キロを誇る高知中学の森木大智と延長11回にも及ぶ激闘を演じた。高校野球界の次世代を担う左腕として今後大きな注目を集めそうな逸材だ。

智弁和歌山 高嶋奨哉、あの名将 高嶋仁監督の孫が19年春入学へ

2019春、あの高嶋仁名誉監督の孫である高嶋奨哉(しょうや)が、智弁和歌山へと進学し、野球部に入部へ。高嶋名誉監督は、息子の茂雄さんと91年夏と92年夏の甲子園に出場。祖父・父と合わせて3世代出場の期待がかかる。粉河リトルシニアで右投右打の三塁手として活躍。15年のNPB12球団ジュニアトーナメントで、阪神タイガースジュニアの一員としてプレー。その際、智弁和歌山の中谷仁監督(現在)は、当時のタイガースジュニアでコーチをしていた縁もある。

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