《敦賀気比》野球部メンバー特集 2021年⚡️夏の甲子園

敦賀気比 夏の甲子園2021年

夏の甲子園2021年 敦賀気比 野球部 を徹底特集!
ベンチ入りメンバー・注目選手・成績データ分析
⭐️参考:敦賀気比2022年メンバーはコチラ⭐️

◆夏の甲子園=3大会連続10回目|福井県大会の結果

◆地方大会成績:スポーツ紙評価:A=0、B=4、C=0。打率:.366(16位)、平均得点:8.5点(16位)、本塁打:1本(32位)、盗塁数:9個(26位)、平均犠打数:0.5(49位)、平均失点:1.3点(16位)、平均失策数:1.3(46位) ※カッコ内(出場校順位)


◆昨夏8月の新チーム発足以降は、公式戦ではセンバツの常総学院戦を除き、「福井・北信越地区では無敗の王者」として夏の甲子園に戻ってくる。甲子園・北信越大会では、いずれも観るものを引きつける激戦を見せる。夏の甲子園では、4強が最高成績。

◆センバツでも躍動した背番号5 本田克(3年)が、聖地では”背番号1”を背負う。福井大会では3試合14回1/3を投げて1失点(自責0)。決勝・金津戦では、9回を4安打7奪三振の好投で”公式戦初完封”。エース級の働きをみせ、チームを優勝に導いた。

◆背番号10 吉崎空(3年)にも注目だ。チーム最多3試合15回1/3を投げて、奪三振24・死四球5・失点2と好投。本田や上加世田に加えて、福井大会で背番号1の左腕 竹松明良(3年)も控える。投手陣は全4試合中3試合で完封勝ち、合計5失点と安定感がある。


◆攻撃陣は、チーム打率.366(16位)、平均得点 8.5点(16位)と好調だ。ここぞの場面で驚異的な勝負強さを持つ3番 大島正樹主将(3年)は打率.429、4番 上加世田頼希(2年)は打率.500、5番 前川誠太(3年)は打率.429、7番 森田世羅(3年)は打率.533、8番 長尾朝陽(3年)は打率.429と、上位から下位まで4割以上打者がずらりと並ぶ。

◆リードオフマン 東鉄心(3年・てっしん)「鉄の心を持った強い子になれ」との想いが名前に込められている1番打者だ。夏の福井大会では、打率.133と低迷。1番を任される男の打撃が聖地で復活してくれば、チームの攻撃力が一段と増す。東哲平監督の甥でもある。


上加世田頼希(2年・うえかせだ らいき)は、中学3年時にU15日本代表に選出。アジア選手権(中国)では、台湾・韓国戦に登板して優勝に貢献。バッテリーを組んだ渡辺優斗捕手(2年)とともに同校へ入学した。最速は軟式で142キロ、硬式では139キロを誇る二刀流だ。

◆中学時代のチームメート5名がスタメン:①捕手 長尾朝陽、②セカンド 東鉄心、③ショート 前川誠太、④レフト 森田世羅、⑤センター 大島正樹は、いずれも京都嵐山ボーイズ出身(同学年)で、ともにレギュラーポジションで活躍する。

柴犬の「小哲」と「ねこ吉」:小哲は、東哲平監督が知り合いから譲り受けた柴犬。ねこ吉は、今年冬に裏山から下りてきた野良猫。グラウンド脇にある監督室でコーチらに飼われているという。



夏の甲子園ベンチ入りメンバー2021年

==背番号・名前・学年・投打・出身中学==
0
1 本田克    3年  右右  西宇治(京都)

02 長尾朝陽   3年  右右  太泰(京都)
03 小西奏思   3年  右右  庄川(富山)
04 東鉄心    3年  右右  松尾(京都)
05 上加世田頼希 2年  右右  北条(大阪)
06 前川誠太   3年  右右  蜂ヶ丘(京都)
07 森田世羅   3年  右左  嵯峨(京都)
08 大島正樹   3年  左左  岡崎(京都) ◎
09 沼田航    3年  左左  本山南(兵庫)
10 吉崎空    3年  右右  亀山(広島)
11 竹松明良   3年  左左  光陽(奈良)
12 渡辺優斗   2年  右右  茨田中(大阪)
13 岩本哲    3年  右右  常陽(兵庫)
14 今井士温   3年  右左  足羽第一(福井)
15 阿竹真士朗  3年  右右  常陽(兵庫)
16 細谷俊作   3年  右左  長岡(京都)
17 渡邊飛雄馬  3年  右右  三郷(奈良)
18 川勝郁海   3年  右右  旭陽(大阪)
※野球部員数:88人、◎:主将



[戦歴] 夏の甲子園2021年

◆8/26(木) 敦賀気比(福井) 2-3x 京都国際(京都) ※準々決勝
敦賀気比|000|000|020|=2
京都国際|000|000|021|=3x

——————————————
⭐️試合結果⭐️京都国際が3x-2(9回サヨナラ)で勝利。9回裏に先頭の平野順大がヒットで出塁し、7番植西が犠打で送ると、8番松下がライト前にタイムリーを放ち決着。2点を先制された直後の8回裏に、8番松下・1番武田の安打と2番金田の死球で一死満塁のチャンスを作ると、3番中川の押出四球で1点、4番森下の内野ゴロの間に1点を奪い、すぐさま2-2の同点に追いついた。この日は8番松下恵富が8回裏に同点の足がかりとなる先頭安打、9回裏にはサヨナラ打を放つなど活躍が光った。投げては、先発の背番号9 平野順大(2年・センバツでは背番号1)が5回を投げて、被安打3・四球3・奪三振5と好投(79球)し、ここまで序盤にビッグイニングを作ってきた敦賀気比打線を抑え込んだ。6回から継投したエース森下は、4回を投げて被安打2・四死球5と乱調気味で2点を奪われるも粘投を見せた(68球)。一方の敦賀気比は、先発のエース本田が4回1/3を投げて、被安打4・死球1・奪三振2・失点0と好投(63球)。その後、背番号10 吉崎空が3回2/3を2失点。吉崎が9回裏に先頭打者を出した場面で、福井大会で背番号1を背負った竹松に継投、最後はサヨナラ打を浴びた。現チームは北信越地区で負けなし、福井・北信越大会・センバツでは数々の名勝負を繰り広げるなど、非常に魅力あふれるチームだった。2年生の4番上加世田はこの日3打数3安打と活躍、中学時代からバッテリーを組む渡辺捕手とともに新チームでの活躍が期待される。


◆8/24(火) 三重(三重) 3-6 敦賀気比(福井) ※3回戦
三重・・|000|000|120|=3
敦賀気比|510|000|00x|=6

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⭐️試合結果⭐️敦賀気比が6-3で勝利。1回裏に打者11人・6安打の猛攻で一挙5点を先制。まず、リードオフマン東鉄心が2塁打、2番沼田がセーフティバント、3番大島が死球。無死満塁とすると、4番上加世田の安打で1点、相手失策で1点、6番小西の安打で2点、8番長尾の安打で1点と、計5点を奪った。2回表には6番小西の2塁打で1点を奪い、合計6得点(計11安打)。6番の小西は、初戦・日本文理戦ではチームでスタメンで唯一ヒットなしもこの日は4打数2安打3打点と活躍が光った。投げてはエース本田克が9回を1人で投げ抜き、被安打9・四球1・奪三振2・失点3と好投(107球)。一方の三重は、初戦・樟南戦を完封勝利した2年生エース上山が1回を投げて5失点で降板。その後を受けた2番手の辻(3年)・3番手の谷(2年)が4回以降は、相手打線をヒット1本に抑えた。攻撃陣は、7回表に相手失策から1点、8回表に4番池田彪我がライトへの2ラン本塁打を放つも、計9安打で3点(残塁8)止まりと序盤の大量失点が響いた。チームは1・2年生メンバーも多く、新チームの躍進も期待される。


◆8/20(金) 敦賀気比(福井) 8-6 日本文理(新潟) ※初戦
敦賀気比|150|010|010|=8
日本文理|000|210|012|=6

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⭐️試合結果⭐️敦賀気比が8-6で勝利。両チーム合計30安打を打ち合った”北信越対決”を制した。敦賀気比は、1回表に5番前川の犠飛で1点を先制。2回表には連打と四球から無死満塁のチャンスを作ると、福井大会は低調だった1番東鉄心のタイムリーで1点を奪って勢いに乗ると、さらに2番沼田・4番上加世田・5番前川のタイムリーで一挙5点を奪った。さらに、5回には7番森田の安打で1点、8回には4番上加世田の2塁打で1点を追加し、合計16安打で8得点。投手陣は、エース本田克から背番号10吉崎空に継投し、9回裏に吉崎が1点を奪われた場面で再び本田に継投し、最後は逃げ切った。一方の日本文理は、2年生エース田中は8回を投げて15安打・8失点。計14安打を放つも残塁9で6点止まりと、序盤の大量失点が響いた。攻撃では、4回裏に6番玉木聖大(2年)が”本人バースデー2ランアーチ”を記録。序盤に最大6点差をつけられるも、中盤からはじりじりと追い上げ、9回裏には2点を奪い2点差に迫るなど日本文理が持つ”伝統の粘り”をみせた。



[成績] 夏の福井大会2021年

◆スポーツ紙評価:A=0、B=4、C=0
◆打撃/攻撃力データ=========
・打率   :.366(16位) [平均.351]
・得点   :34点(38位) [平均43.9点]
・平均得点 :8.5点(16位) [平均7.9点]
・本塁打  :1本(32位) [平均3本]
・平均本塁打:0.3本(29位) [平均0.5本]
・盗塁数  :9個(26位) [平均10.9個]
・平均盗塁数:2.3個(17位) [平均2個]
・犠打数  :2(49位) [平均14.1]
・平均犠打数:0.5(49位) [平均2.5]
◆投手/守備力==============
・失点   :5点(7位) [平均10点]
・平均失点 :1.3点(16位) [平均1.8点]
・失策数  :5(34位) [平均3.6]
・平均失策数:1.3(46位) [平均0.7]
◆参考データ===============
※試合数:4試合
※部員数:88人(16位) [部員数ランキング]
※[平均]:出場49チーム平均

【甲子園出場選手 個人成績ランキング特集】
◆投手部門=========
・吉崎空(3年):奪三振数 24:22位(3試合)




[戦歴] 夏の福井大会2021年

・決勝・・:敦賀気比 07-0 金津 
・準決勝 :敦賀気比 09-0 工大福井(7)
・準々決勝:敦賀気比 08-5 坂井
・2回戦 :敦賀気比 10-0 美方


(参考)2021年春季福井大会の戦歴・結果
・決勝・・:敦賀気比 11-5 福井商業
・準決勝 :敦賀気比 05-0 大野
・準々決勝:敦賀気比 06-3 武生工業(13)
・1回戦 :敦賀気比 14-2 武生(7)


(参考)2020年秋季福井大会の戦歴・結果
・決勝・・:敦賀気比 12-5 福井商業
・準決勝 :敦賀気比 10-3 北陸
・準々決勝:敦賀気比 08-2 金津
・2回戦 :敦賀気比 10-1 啓新(8)
・1回戦 :敦賀気比 02-0 坂井



[戦歴] センバツ2021年

《センバツ出場時のチーム紹介》
◆打撃力が持ち味:チーム成績は、打率.350(10位)、1試合あたり得点8.3点(8位)と、打撃力が持ち味のチーム。守りの面では、防御率2.20(19位)、1試合あたり失点2.7点(20位)と安定する。終盤に粘りがあり、接戦をものにするしぶとさも持ち合わせる。夏以降、引退した3年生のエース笠島尚樹や松村力らが打撃練習の投手として、後輩たちの攻撃力UPをサポートしてきた。


◆3月24日(水) 1回戦 [第5日目]
常総学院 9-5 敦賀気比(延長13回TB)[見所]
常総学院|040|000|010|000|4=9
敦賀気比|000|000|320|000|0=5


✍️試合結果コメント
今大会初のタイブレークとなった激闘(3時間15分)は、常総学院が敦賀気比に9-5(延長13回)で勝利。常総学院は、エース秋本璃空(2年)が7回(112球)を被安打2と好投。死四球を8つ与えるも、3失点に抑えた。8回からは、大川慈英(2年)に継投。同点で迎えた9回裏には、申告敬遠で1死満塁のピンチを背負うも冷静な投球で得点を与えなかった。100球を投げ、被安打4、2失点と好投でし、勝利を呼び込んだ。延長13回表、秋本璃空(2年)の勝ち越し打などで一挙4点を奪い、決着をつけた。対する敦賀気比は、エース竹松明良(2年)が2回に4失点。その後、4回から登板した背番号5・本田克(2年)が、劣勢の流れを変えた。8回裏には5-5の同点打を放つなど、活躍が光った。二桁背番号の選手も再三の好プレーを発揮。登録選手18人中17人が出場するなど、全員野球で総力戦を戦い抜いた。

福井県球児の進路・進学先

福井県
敦賀気比 啓新 福井工大福井 福井商 北陸
坂井 金津 高志

⭐️参考:敦賀気比2022年メンバーはコチラ⭐️