《試合結果》鳥取城北 6-2 三島南 センバツ2021

鳥取城北 vs 三島南 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021「鳥取城北 vs 三島南」の試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月20日(土) 1回戦 [第2日目]
11:40 鳥取城北 6-2 三島南      [見所] 
  鳥取城北|000|030|003|=6
  三島南|010|001|000|=2

◆試合結果コメント
鳥取城北が、21世紀枠で出場の三島南に6-2で勝利。先制を許した鳥取城北は、5回に相手守備の乱れを突いた好走塁と、3番・畑中未来翔のタイムリーで3点を挙げて、逆転。最終回・相手投手が交代した場面で、ヒットを重ね3点を追加し、勝負を決めた。エース廣田周佑は、9回を完投、8安打を浴びながらも2失点と力投した(122球)。一方の三島南は、1年生のエース植松麟之介が力投し、試合を作った。打者では、前田銀治が3塁打を放つなど、その存在感を強く示した。三島南は、敗れはしたが、ヘッドスライディング・ダイビングキャッチ・盗塁と、果敢に攻め続ける野球を見せた。



試合の見どころ

秋合計6本塁打を放った強力打線の鳥取城北に、”21世紀枠”で春夏通じて甲子園初出場の三島南が挑む構図だ。三島南は、秋の静岡大会で優勝候補の静岡高校に準々決勝で3-1で勝利。エース植松麟之介(1年)が鳥取城北打線を最小失点に抑え、接戦に持ち込みたい。

◆主なポイント(注目選手など)
・鳥取城北の畑中未来翔主将(2年・みくと)は、秋の公式戦で打率.345・打点6・本塁打2本を記録。夏の甲子園交流試合でも下級生で唯一ベンチ入りし、聖地で3安打を放つなど攻撃面のキーマン。投手陣は、エース廣田周佑(2年)・奥田智哉(2年)・山内龍亜(2年)らが揃う。

・三島南は、投打二刀流の前田銀治(2年・ぎんじ)に注目。182cm・88kgの体格を持ち、高校通算19本塁打、投げては最速139キロのストレートを持つクローザー。チームは、伊藤侍玄主将(2年・じげん)が引っ張る。



鳥取城北のチーム成績・特徴

◆鳥取城北(ベンチ入りメンバー)
チーム合計6本塁打など攻撃力の高さが光る。秋は打率.327(18位)、平均得点7.1点(17位)、平均本塁打0.9本(3位)、防御率3.41(29位)、平均失点3.7点(28位)を記録。スポーツ6紙の評価は、Bが3つ、Cが3つ。鳥取・中国大会ともに終盤戦ではドラマチックな試合を演じ、接戦では粘り強さを持つ。攻撃の軸となる畑中未来翔主将(2年)は、打率.345、打点6、本塁打2本を記録。甲子園交流試合でも下級生で唯一ベンチ入りし、聖地で3安打を放った。また、徳山太一(2年)は打率.484、打点6、本塁打2本でチーム三冠王(タイ含)。投手陣は、エース廣田周佑(2年)や左腕・奥田智哉(2年)、身長183センチ右腕・山内龍亜(2年)らがおり、投手陣の成長が上位進出の鍵を握る。

【回数】2年連続3回目(夏の甲子園=5回)
【成績】鳥取大会=準優勝、中国大会=4強
【勝敗】7戦5勝2敗
【評価】A=0、B=3、C=3(スポーツ紙6紙)
【打率】 .327 / 18位 (.332)
【防御率】3.41 / 29位 (2.19)
【失点数】26点 / 22位 (22.3点)
 →平均 3.7点 / 28位 (2.4点)
【得点数】50点 / 26位 (67.4点)
 →平均 7.1点 / 17位 (7.3点)
【本塁打】6本 / 3位 (3.5本)
 →平均 0.9本 / 3位 (0.4本)
【盗塁数】10個 / 24位 (15.9個)
 →平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】3個 / 2位 (7.2個)
 →平均 0.4個 / 2位 (0.8個)
【部員数】73人(2人) (1位)
【生徒数】1125人 (12位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



三島南のチーム成績・特徴

◆三島南(ベンチ入りメンバー)
創部100年で春夏初の甲子園出場。2014年から園児・小学生を対象とする野球教室を開始。これまでに1133人が参加し、今では地域の人気行事に。また、静岡大会では、準々決勝で静岡高校を3-1で破り、62年ぶりにベスト4に進出。普及活動と好成績が評価され、21世紀枠に推薦。中学時代からバッテリーを組む植松麟之介(1年)と深瀬涼太(1年)が、相手打線を最小失点に抑える。また、投打二刀流の前田銀治(2年・ぎんじ)は、182センチ・88キロの体格を持ち、高校通算18本塁打、投げては最速139キロのクローザーとして活躍する。チームは、伊藤侍玄主将(2年・じげん)が牽引する。弟の伊藤春風(1年・はるかぜ)もベンチ入り予定。秋は、打率.254(32位)、平均得点4.4点(31位)、防御率3.23(28位)、平均失点4.7点(30位)、平均失策1.4(32位)を記録。スポーツ6紙の評価は、全てC。「三島南のお兄ちゃん」が聖地で全力プレーをみせる。

【回数】初出場(夏の甲子園=0回)
【成績】静岡大会=4強、東海大会=出場なし
【勝敗】9戦6勝3敗
【評価】A=0、B=0、C=6(スポーツ紙6紙)
【打率】 .254 / 32位 (.332)
【防御率】3.23 / 28位 (2.19)
【失点数】42点 / 30位 (22.3点)
 →平均 4.7点 / 30位 (2.4点)
【得点数】40点 / 31位 (67.4点)
 →平均 4.4点 / 31位 (7.3点)
【本塁打】0本 / 28位 (3.5本)
 →平均 0本 / 28位 (0.4本)
【盗塁数】14個 / 20位 (15.9個)
 →平均 1.6個 / 17位 (2個)
【失策数】13個 / 31位 (7.2個)
 →平均 1.4個 / 32位 (0.8個)
【部員数】31人(4人) (31位)
【生徒数】680人 (22位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手