《21世紀枠》三島南 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

21世紀枠 三島南高校 野球部(静岡)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 三島南(21世紀枠)野球部のベンチ入りメンバー・注目選手・成績データなどを特集する。

◆創部100年で初の甲子園:1921年創部の野球部は、100年目で春夏通じて初の甲子園。園児・小学生を対象に行う「野球教室」を2014年から開始し、6年間で31回実施し1133人が参加した。現在は、申し込みが殺到する人気行事に。この普及活動の取り組みなどが評価され、21世紀枠に推薦。主な出身者に歌手研ナオコ。

秋季静岡大会=4強:秋季静岡大会では、準々決勝で優勝候補の一角である静岡高校を3-1で破りベスト4進出(1958年以来62年ぶり)。秋の公式戦のチーム成績は、打率.254(32位)、平均得点4.4点(31位)、防御率3.23(28位)、平均失点4.7点(30位)、平均失策1.4(32位)を記録。スポーツ6紙の評価は、全てC。

◆三島南が誇るスラッガー前田銀治:前田銀治(2年・ぎんじ)は、身長182センチ・体重88キロの体格を持ち、高校通算は19本塁打を誇るスラッガーだ。秋は打率.364、6打点を記録。新チーム発足後から投手に挑戦し、1ヶ月で自己最速を139キロにまで高めた。試合では、クローザーを任される。また、4番・小堂湧貴内野手(2年)は、打率.353、チーム最多10打点を記録する強打者。身長171センチながら体重90キロの体格を持ち、チームのムードメーカーでもある。

◆エース植松と深瀬は中学からバッテリー:植松麟之介(1年)は、秋9試合46回1/3を投げて、被安打35、奪三振30、与死四球21、失点23、防御率2.53を記録するなど安定感がある。県大会の準々決勝・静岡戦では、緩い変化球を多用し、6安打1失点に抑えて完投。バッテリーを組む深瀬涼太捕手(1年)は、ともにスルガボーイズ出身。植松が深瀬を同校に誘ったという。

◆キャプテン・伊藤侍玄(2年・じげん):新チーム始動時、ただ1人、主将に立候補。好きな言葉に挙げるのは「嫌われる勇気」。中学時代は生徒会長を務めたという。弟は、三島南野球部の伊藤春風(1年・はるかぜ=最終登録でベンチ外に)。

◆野球部は年末年始にアルバイト:野球部員は年末年始に地元企業でアルバイトに取り組む。社会勉強を積むとともに、遠征費の一部に充てる。エース・植松麟之介(1年)は近所のスーパーで総菜や寿司作りに挑戦した。



三島南 ベンチ入りメンバー

※最終登録選手を反映 [3/17発表分=変更あり]

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01 植松麟之介 2年 右右 静岡 沼津市立金岡
02 深瀬涼太  2年 右左 静岡 沼津市立愛鷹
03 冨岡創   2年 右右 静岡 伊豆の国市立大仁
04 古川龍   3年 右右 静岡 伊東市立対島
05 小堂湧貴  3年 右右 静岡 三島市立北
06 深瀬暖人  2年 右右 静岡 三島市立南
07 山田駿   3年 右右 静岡 伊豆市立修善時
08 前田銀治  3年 右右 静岡 三島市立山田
09 斎藤崇晃  3年 右右 静岡 函南町立函南
10 伊藤侍玄  3年 右右 静岡 沼津市立静浦 ◎主将
11 白鳥翔   2年 左左 静岡 三島市立北
12 近藤耀聖  3年 右右 静岡 函南町立函南
13 馬淵元希  3年 右右 静岡 三島市立南
14 秋山碧生  3年 右右 静岡 伊東市立対馬
15 松本賢志郎 3年 右右 静岡 伊豆の国市立韮山
16 長島颯汰  2年 右右 ※最終登録変更で追加
17 稲村仁   3年 右右 静岡 沼津市立大平
18 長島大幹  2年 右左 静岡 三島市立中郷
・監督:稲木恵介



秋季大会の主な成績・データ

<三島南の主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】初出場(夏の甲子園=0回)
【成績】静岡大会=4強、東海大会=出場なし
【勝敗】9戦6勝3敗
【評価】A=0、B=0、C=6(スポーツ紙6紙)
【打率】 .254 / 32位 (.332)
【防御率】3.23 / 28位 (2.19)
【失点数】42点 / 30位 (22.3点)
 →平均 4.7点 / 30位 (2.4点)
【得点数】40点 / 31位 (67.4点)
 →平均 4.4点 / 31位 (7.3点)
【本塁打】0本 / 28位 (3.5本)
 →平均 0本 / 28位 (0.4本)
【盗塁数】14個 / 20位 (15.9個)
 →平均 1.6個 / 17位 (2個)
【失策数】13個 / 31位 (7.2個)
 →平均 1.4個 / 32位 (0.8個)
【部員数】31人(4人) (31位)
【生徒数】680人 (22位)
——————————————
※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手



センバツ2021 戦歴・結果

◆3月20日(土) 1回戦 [第2日目]
11:40 鳥取城北 6-2 三島南      [見所] 
  鳥取城北|000|030|003|=6
  三島南|010|001|000|=2

✍️試合結果コメント
鳥取城北が、21世紀枠で出場の三島南に6-2で勝利。先制を許した鳥取城北は、5回に相手守備の乱れを突いた好走塁と、3番・畑中未来翔のタイムリーで3点を挙げて、逆転。最終回・相手投手が交代した場面で、ヒットを重ね3点を追加し、勝負を決めた。エース廣田周佑は、9回を完投、8安打を浴びながらも2失点と力投した(122球)。一方の三島南は、1年生のエース植松麟之介が力投し、試合を作った。打者では、前田銀治が3塁打を放つなど、その存在感を強く示した。三島南は、敗れはしたが、ヘッドスライディング・ダイビングキャッチ・盗塁と、果敢に攻め続ける野球を見せた。

✍️試合のみどころ
秋合計6本塁打を放った強力打線の鳥取城北に、”21世紀枠”で春夏通じて甲子園初出場の三島南が挑む構図だ。三島南は、秋の静岡大会で優勝候補の静岡高校に準々決勝で3-1で勝利した。エース植松麟之介(1年)が鳥取城北打線を最小失点に抑え、接戦に持ち込みたい。

・鳥取城北の畑中未来翔主将(2年・みくと)は、秋の公式戦で打率.345・打点6・本塁打2本を記録。夏の甲子園交流試合でも下級生で唯一ベンチ入りし、聖地で3安打を放つなど攻撃面のキーマンだ。投手陣は、エース廣田周佑(2年)・奥田智哉(2年)・山内龍亜(2年)らが揃う。

・三島南は、投打二刀流の前田銀治(2年・ぎんじ)に注目したい。182cm・88kgの体格を持ち、高校通算19本塁打、投げては最速139キロのストレートを持つクローザーだ。チームは、伊藤侍玄主将(2年・じげん)が引っ張る。



秋季大会の試合結果・戦歴

◆秋季静岡県大会の戦歴・結果
・3位決定戦 三島南 2-5 加藤学園
・準決勝 三島南 1-9 常葉大菊川(7回コ)
・準々決勝 三島南 3-1 静岡
・2回戦 三島南 4-2 浜名

◆秋季静岡大会(地区予選)戦歴・結果
・三島南  9-5   星陵
・三島南  3-10 御殿場西
・三島南  2-0   富士宮西
・三島南  11-9 裾野
・三島南  5-1   吉原



21世紀枠の選出理由や基準

21世紀枠は、勝敗にこだわらず多角的に出場校を選ぶセンバツ特性を生かし、技能だけではなく高校野球の模範的な姿を実践している学校を、基準に沿って選出する。

①秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象

②以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校
少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境を克服していること。近年の成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていないこと。校内・地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えていること。学業と部活動の両立を果たしていること。創意工夫した練習で成果を上げていること。など

21世紀枠 過去出場校一覧・成績結果

2001年 安積   (福島) 初戦敗退
2001年 宜野座  (沖縄) ベスト4
2002年 鵡川   (北海道)2回戦
2002年 松江北  (島根) 初戦敗退
2003年 柏崎   (新潟) 初戦敗退
2003年 隠岐   (島根) 初戦敗退
2004年 一関一  (岩手) 初戦敗退
2004年 八幡浜  (愛媛) 初戦敗退
2005年 一追商  (宮城) 2回戦
2005年 高松   (香川) 初戦敗退
2006年 真岡工  (栃木) 初戦敗退
2006年 金沢桜丘 (石川) 初戦敗退
2007年 都留   (山梨) 初戦敗退
2007年 都城泉ヶ丘(宮崎) 2回戦
2008年 安房   (千葉) 2回戦
2008年 成章   (愛知) 2回戦
2008年 華陵   (山口) 3回戦
2009年 利府   (宮城) ベスト4
2009年 彦根東  (滋賀) 初戦敗退
2009年 大分上野丘(大分) 初戦敗退
2010年 山形中央 (山形) 初戦敗退
2010年 向陽   (和歌山)2回戦
2010年 川島   (徳島) 初戦敗退
2011年 大館鳳鳴 (秋田) 初戦敗退
2011年 佐渡   (新潟) 初戦敗退
2011年 城南   (徳島) 2回戦




2012年 女満別  (北海道)初戦敗退
2012年 石巻工  (宮城) 初戦敗退
2012年 洲本   (兵庫) 初戦敗退
2013年 遠軽   (北海道)2回戦
2013年 いわき海星(福島) 初戦敗退
2013年 益田翔陽 (島根) 初戦敗退
2013年 土佐   (高知) 初戦敗退
2014年 小山台  (東京) 初戦敗退
2014年 海南   (和歌山)初戦敗退
2014年 大島   (鹿児島)初戦敗退
2015年 豊橋工  (愛知) 初戦敗退
2015年 桐蔭   (和歌山)初戦敗退
2015年 松山東  (愛媛) 2回戦
2016年 釜石   (岩手) 2回戦
2016年 長田   (兵庫) 初戦敗退
2016年 小豆島  (香川) 初戦敗退
2017年 不来方  (岩手) 初戦敗退
2017年 多治見  (岐阜) 初戦敗退
2017年 中村   (高知) 初戦敗退
2018年 由利工  (秋田) 初戦敗退
2018年 膳所   (滋賀) 初戦敗退
2018年 伊万里  (佐賀) 初戦敗退
2019年 石岡一  (茨城) 初戦敗退
2019年 富岡西  (徳島) 初戦敗退
2019年 熊本西  (熊本) 初戦敗退
2020年 帯広農  (北海道)大会中止 
2020年 磐城   (福島) 大会中止
2020年 平田   (島根) 大会中止
2021年 八戸西  (青森) ——
2021年 三島南  (静岡) ——
2021年 東播磨  (兵庫) ——
2021年 具志川商業(沖縄) ——
※土佐以外はすべて公立校

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手