秋季東海大会 高校野球 2020年
高校野球 秋季東海大会 2020年のスコア速報・結果を特集!日程・出場校は、以下。(開催:三重、無観客)
センバツの出場枠は東海地区=2となり、優勝:中京大中京と準優勝:県立岐阜商業の出場が決まった。
【秋季東海大会2020年 日程・出場校】
・組み合わせ抽選会:10/13(火)
・日程:10/24(土) 25(日) 31(土) 11/1(日)
・開催地:三重県(三重のホテル予約はこちらから)
=出場校(全12校)|秋季県大会の順位===
・静岡(3枠)|①藤枝明誠 ②常葉大菊川 ③加藤学園
・愛知(3枠)|①中京大中京 ②東邦 ③至学館
・岐阜(3枠)|①県立岐阜商業 ②大垣商業 ③岐阜第一
・三重(3枠)|①三重 ②松阪商業 ③海星
11月1日(日) 決勝戦
◆決勝 県岐阜商業(岐1) 6-7x 中京大中京(愛1)
県岐阜商業|500|100|000|=6
中京大中京|000|210|031|=7x
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(県立岐阜商業)松野、大島、松野、野崎―高木
(中京大中京)柴田、松田、畔柳―西川、加藤
・本塁打:加藤(中京大中京)
・2塁打:後藤、梅村(県立岐阜商業)
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中京大中京が6点差リードをひっくり返し、7x-6(9回サヨナラ)で県立岐阜商業に勝利し優勝。先制したのは県立岐阜商業。初回、中京大中京の先発・柴田青を攻め、4番・高木の安打で1点を先制すると、さらに1死満塁から6番・松野の犠牲フライ、8番・後藤と9番・秦の連続タイムリーで得点を重ね、5-0。4回表には5番・山本の安打で1点を追加し、6-0と大量リードする。一方の中京大中京は4回裏、相手悪送球の間に1点、6番・上野の犠牲フライで1点を返し、6-2。5回裏には代打・加藤がソロ本塁打を放ち、6-3とする。県立岐阜商業は先発の松野・大島に続き、6回表から3番手として、エース左腕・野崎がマウンドへ。8回裏、中京大中京は5番・辻のタイムリーで2点をあげ、6-5と1点差。さらに8番・加藤のタイムリーで6-6の同点に追いつく。9回から中京大中京は、エース畔柳亨丞がマウンドへあがる。9回裏、中京大中京は1死1・3塁のチャンスを作ると、4番のキャプテン原は申告敬遠となり満塁に。ここで勝負打者となった5番・辻がレフト前にサヨナラタイムリーを放ち、7x-6。今大会、中京大中京は最速151キロのエース畔柳亨丞に加え、柴田青・松田新叶の複数投手の起用で勝ち上がった。5番・辻一汰は、準決勝まで打率.714、打点5、本塁打1と好調。決勝ではサヨナラ打を放つなど特に活躍が光った。また、加藤優翔は決勝では代打でソロ本塁打、8回裏には同点打を放つなど逆転劇への流れをつくった。県立岐阜商業は、左腕エース野崎慎裕と右腕・松野匠馬の二枚看板が、今回大会はその力を発揮し、準優勝の原動力となった。
10月31日(土) 準決勝
◆三重(三1) 0-7 中京大中京(愛1)(7回コ)
三重・・・|000|000|000|=0
中京大中京|000|403|x00|=7
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(三重)堀田、尾崎、近藤、尾崎、上野―服部
(中京大中京)畔柳―加藤
・2塁打:品川(三重)原、辻(中京大中京)
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中京大中京が三重に7-0(7回コールド)で勝利し、決勝進出。センバツ出場が有力に。先制は中京大中京、4回裏にヒットと2つの四球から2死満塁とし、9番・満田のタイムリーで2点を先制すると、さらに2番・杉浦のタイムリーで2点を追加し、4-0。6回裏には、4番・原と5番・辻の連続タイムリー2塁打で3点を挙げ、7-0とする。中京大中京の先発・最速151キロの畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ=U15)は、7回に初ヒットを許すも、被安打1・与死四球3・奪三振11で完封した。
◆県岐阜商業(岐1) 6-0 岐阜第一(岐3)
県岐阜商|410|010|000|=6
岐阜第一|000|000|000|=0
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(県岐阜商)野崎-高木
(岐阜第一)阪口、古川-高橋
・2塁打:梅村(県岐阜商)岡本(岐阜第一)
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県立岐阜商業が6-0で岐阜第一に勝利し、決勝進出。センバツ出場が有力に。先制は県立岐阜商業、1回表にヒット2本と四球で満塁のチャンスを作ると、5番・山本のタイムリーで2点、8番・秦の安打と押出四球でさらに2点をあげ、4-0とする。2回表には4番・高木の犠牲フライで1点、5回表には相手失策から1点をあげ、6-0とリードを広げた。県立岐阜商業のエース左腕・野崎慎裕は、東邦戦に続いての完封勝利。9回を一人で投げ抜き、被安打8・与死四球3・奪三振8と好投した。
10月25日(日) 準々決勝
◆海星(三3) 0-7 中京大中京(愛1)(7回コ)
海星・・・|000|000|000|=0
中京大中京|002|140|x00|=7
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(海星)山崎―加藤
(中京大中京)柴田―加藤
・本塁打:細江、辻(中京大中京)
・2塁打:山崎(海星)
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中京大中京が海星に7-0(7回コールド)に勝利。先制は中京大中京。3回裏、3番・桑垣のタイムリーで2点を挙げる。4回裏には捕逸の間に1点をあげ、3-0。さらに4回裏には、1番・細江がレフトへソロ本塁打、5番・辻がライトへ3ラン本塁打を放ち、一挙4点をあげ7-0とした。投げては先発・柴田青が、7回4安打無死四球・8奪三振の完封。打撃陣は本塁打2本、中でも辻一汰は3ラン本塁打を含む3打数3安打3打点と活躍した。
◆至学館(愛3) 0-7 三重(三1)(8回コ)
至学館|000|000|000|=0
三重・|050|010|010|=7
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(至学館)石川、清水、古田、山本、小谷、石川―山岡聖
(三重)近藤、尾崎―服部
・3塁打:池田、佐脇(三重)
・2塁打:宝田、品川(三重)
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三重高校が7-0(8回コールド)で至学館に勝利。序盤、三重がビッグイニングを作った。2回裏、6番・池田の3塁打と7番・原田のタイムリーで2点、9番・服部の犠牲フライで1点、3番・森のタイムリーで2点を挙げ、5-0とリード。さらに5回裏には、2番・梅田の安打で1点を追加。8回裏には、8番・尾崎が2死満塁からタイムリーを放ち、8-0と試合を決めた。三重は、至学館が5投手を継投する中で14安打を放ち試合を優位に進めた。投げては、近藤と尾崎がヒット7安打を浴びながら、至学館打線を無失点に抑えた。
◆東邦(愛2) 0-7 県立岐阜商(岐1)(8回コ)
東邦・・|000|000|000|=0
県岐阜商|100|010|230|=7
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(東邦)知崎―落合
(県岐阜商)野崎―高木
・3塁打:中西(県岐阜商)
・2塁打:野崎、中西、山本、宇佐美(県岐阜商)
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県立岐阜商業が7-0(8回コールド)で東邦に勝利。先制したのは県立岐阜商業。1回裏に4番・高木のタイムリーで1点を先制すると、5回裏には1番・中西の2塁打で1点追加。さらに7回裏には、9番・野崎の犠牲フライで1点、前の打者が敬遠されて勝負打者となった2番・宇佐美が2塁打を放ち、2点を追加した。8回裏には内野ゴロと相手エラーから2点を奪ったあと、2死満塁から1番・中西がタイムリーを放ち7点差をつけ、ゲームセット。県立岐阜商業のエース野崎は、8回を一人で投げて被安打7・与死四球3の力投。東邦打線に打たれたヒットは全て単打で長打を許さず、無失点に抑えた。
◆藤枝明誠(静1) 2-3 岐阜第一(岐3)
藤枝明誠|101|000|000|=2
岐阜第一|001|002|00x|=3
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(藤枝明誠)小林―荻原
(岐阜第一)阪口―高橋
・本塁打:岡本(岐)
・2塁打:青木(藤枝明誠)福井(岐阜第一)
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岐阜第一が藤枝明誠との接戦を3-2で勝利した。先制したのは藤枝明誠。1回表に内野ゴロの間に1点を先制、さらに3回表には5番・西岡のタイムリーで2-0とする。一方の岐阜第一は、3回裏に1回戦で躍動した岡本海透がレフトへソロ本塁打を放ち1点を返す。さらに6回裏には、2死1・3塁から8番・福井が2点タイムリー2塁打を放ち、3-2と逆転。これが決勝点となった。試合は、岐阜第一・阪口と藤枝明誠・小林の両エースが共に9回を一人で投げ抜いた。岐阜第一は少ないチャンスを確実にものにし、勝利につなげた。(残塁数:岐阜第一=6、藤枝明誠=10)
10月24日(土)1回戦
◆海星(三3) 7-6 常葉大菊川(静2)
海星・・|000|130|003|=7
常葉菊川|230|000|001|=6
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(海星)山崎、水本―加藤
(常葉大菊川)安西、小山―斎藤
・3塁打:山崎(海星)川淵、神谷(常葉大菊川)
・2塁打:木村2、水本(海星)大石(常葉大菊川)
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海星が5点差を逆転し、常葉大菊川に7-6と勝利。先制したのは常葉大菊川。1回裏、3番・川淵の3塁打で1点を挙げ、さらに5番・河村のタイムリーで2-0とリードする。さらに2回裏には、1番の小原の安打、2番・大石の2塁打、4番・菅沼のタイムリーで3点を追加し、5-0とリードを広げる。一方の海星は、4回表に6番・宝山のタイムリーで1点を返し、5回表には1番・山川の犠牲フライと2番・勝田、3番・木村の連続タイムリーで3点をあげ、1点差に追い上げる。さらに海星は土壇場9回表、9番・牧志の安打で5-5の同点に追いつくと、1死満塁から2番・勝田のスクイズで得点をあげ、7-5と逆転に成功する。9回裏、常葉大菊川は無死1・3塁から1番・小原の犠牲フライで1点を返すも及ばず、7-6でゲームセット。
◆岐阜第一(岐3) 9-5 松阪商業(三2)
岐阜第一|102|010|203|=9
松阪商業|010|220|000|=5
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(岐阜第一)阪口―高橋
(松阪商)高山、北村―北村、坂下
・本塁打:岡本(岐阜第一)
・3塁打:岡本、秋山(岐阜第一)大西(松阪商)
・2塁打:岡本(岐阜第一)
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岐阜第一が松坂商業との接戦を9-5で打ち勝った。岐阜第一は初回、先頭・岡本海透が3塁打で出塁すると、犠牲フライで1点を先制。一方の松阪商業は、2回裏に8番・早川のタイムリーで1点を返す。岐阜第一は3回表、1番・岡本海透がレフトへ2ラン本塁打(高校通算12本目)を放ち、3-1と勝ち越しに成功。しかし松坂商業は、4回裏に6番・大西の3塁打と7番・白石の連続タイムリーで再度同点に追いつく。岐阜第一は5回表、またも岡本海透がチャンスで犠牲フライを決めて4-3と勝ち越しに成功。しかし直後の5回裏、松坂商業はスクイズと4番・北村のタイムリーで5-4と逆転に成功する。逆転された岐阜第一は、7回表に1死1・2塁から9番・秋山の3塁打で2点を挙げ、6-5と逆転。さらに岐阜第一は、9回表1死満塁から、またも1番・岡本海透が走者一層となる三塁打を放ち、3点を追加。岐阜第一の1番・岡本海透は、2ラン本塁打・3塁打・2塁打の4打数3安打6打点と活躍が光った。
◆大垣商(岐2) 4-6 至学館(愛3)
大垣商|002|010|100|=4
至学館|000|012|03x|=6
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(大垣商)谷口、梅森、速水―下野
(至学館)石川、清水、山本、石川、古田―山岡
・本塁打:山岡聖、秋山(至学館)
・3塁打:八神(至学館)
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至学館が大垣商業との接戦を6-4で制した。先制したのは大垣商業。3回表い4番・岩本のタイムリーなどで2点を先制すると、5回表には5番・西脇のタイムリーで3-0とリードする。一方の至学館は、5回裏に内野ゴロで1点を奪うと、続く6回裏には4番・山岡聖弥がレフトへの同点となる2ラン本塁打を放ち、3-3。1点を勝ち越されて迎えた8回裏、至学館は2番・八神の3塁打で同点に追いつくと、続く3番・秋山翔太郎がレフトへ勝ち越しとなる2ラン本塁打を放ち、これが決勝点。至学館は、先発の石川が8回途中まで9安打を浴びながら粘りの投球を見せ、その後に清水・山本・古田の3投手を小まめに継投し逃げ切った。打っては、4番・山岡聖弥(双子の山岡兄弟の兄)が同点2ラン、3番・秋山翔太郎が勝ち越し2ランを放つ活躍をみせた。
◆加藤学園(静3) 4-5 東邦(愛2)
加藤学園|000|010|210|=4
東邦・・|000|200|03x|=5
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(加藤学園)樋口、石山、船橋、岩間、稲葉―雨宮
(東邦)三浦、知崎―落合
・本塁打:平尾(加藤学園)落合、内田(東邦)
・2塁打:植田、水田、佐野(加藤学園)柳瀬(東邦)
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両チーム10安打ずつの打ち合いは、終盤に粘りを見せた東邦が5-4で加藤学園に勝利。先制したのは東邦。4回裏に6番の落合がレフトへ2ラン本塁打を放ち2点をリード。しかし加藤学園は、5回表に内野ゴロの間に1点をあげると、7回表には3番・植田の2点タイムリーで3-2と逆転。さらに8回表には8番・平尾のソロホームランで1点を加え、4-2とリードする。しかし直後の8回裏、東邦は3番・内田龍承のソロ本塁打で1点を返すと、7番・上田琉久の安打で4-4の同点に追いつき、9番・知崎滉平のタイムリーで5-4と逆転。これが決勝点となった。東邦は、三浦心空と知崎滉平の2投手が半分ずつのイニングを粘投した。