《試合結果》中京大中京 2-0 専大松戸 センバツ2021

中京大中京 vs 専大松戸 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 中京大中京 vs 専大松戸の試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月25日(木) 1回戦 [第6日目]
09:00 専大松戸 0-2 中京大中京  [見所]
 専大松戸|000|000|000|=0
 中京大中京|000|002|00x|=2

中京大中京が専大松戸との投手戦を2-0で制した。エース畔柳亨丞(2年)が被安打6・死四球2・奪三振12を記録し、完封勝利(131球)。打線は、好投手・深沢鳳介(2年)の前に3安打と抑えられるも、7回裏に7番・櫛田理貴(2年)のランニングツーランホームラン(大会第3号)で2点を先制、これが決勝点となった。

一方の専大松戸は、エース深沢鳳介(2年)が好投。右スリークオーターからの制球力は抜群で、相手打線をわずか3安打に抑えた。打線は相手を上回るヒット6本を放つも、得点を奪えなかった。



試合のみどころ

東海大会王者で優勝候補の中京大中京に、専大松戸が挑む構図か。両チームともに防御率1点台を誇る好投手を擁し、接戦となりそうだ。

中京大中京は、最速151キロ右腕の畔柳亨丞(2年)ら複数の好投手が揃う。一方の専大松戸は、右サイドスローのエース深沢鳳介(2年)が大黒柱で、制球力は極めて高い。

攻撃面では、中京大中京は秋の公式戦では約半分をコールド勝ちしたほか、東海大会の決勝・県立岐阜商業戦は6点差を逆転し、9回サヨナラで勝利するなど、粘り強さもある。

一方の専大松戸も、粘り強さでは負けない。千葉大会の初戦は市立千葉に1-0(延長10回)で勝利。また、準々決勝・千葉学芸戦では、延長16回(4時間25分)におよぶ死闘を演じ、7x-6のサヨナラで勝利した。深沢鳳介(2年)が最小失点に抑え、接戦に持ち込みたい。

◆主なポイント(注目選手など)
・中京大中京は、最速151キロの畔柳亨丞(2年)に注目が集まる。秋は公式戦10試合に登板し、49回2/3を投げ、被安打27、6失点、防御率0.72、60奪三振を記録した。攻撃面では、辻一汰(2年)に注目だ。東海大会では打率.636、8打点、1本塁打(3ラン)を記録し、県立岐阜商業戦ではサヨナラ打を放った。

・専大松戸は、右サイドスローの深沢鳳介(2年)に注目したい。秋季関東大会の鹿島学園・鎌倉学園戦では、2試合連続「無死四球・完封」を記録した。秋は公式戦5勝中4試合で完封、防御率1.44と安定する。



中京大中京のチーム成績・特徴

◆中京大中京(ベンチ入りメンバー)
最速151キロの畔柳亨丞(くろやなぎ きょうすけ 2年)に熱視線が送られる。秋は公式戦10試合に登板し、49回2/3を投げ、被安打27、6失点、防御率0.72、60奪三振を記録。チームは、県大会の6試合中3試合でコールド勝利し、決勝・東邦戦は7-1で勝利。東海大会は、海星・三重を7-0(7回コールド)で圧倒。決勝・県立岐阜商業戦は、6点差を逆転し9回サヨナラで優勝。新チームは、打率.353(8位)、1試合平均得点数7.5点(14位)、防御率1.99(16位)、1試合平均失点2.3点(16位)と高い総合力を持ち、スポーツ6紙は全てA評価。前チームは高橋宏斗(中日ドラ1位)を擁して公式戦無敗、チームは甲子園歴代最多の春夏通算133勝。今大会も優勝候補の一角に。

【回数】2年連続32回目(夏の甲子園=28回)
【成績】愛知大会=優勝、東海大会=優勝
【勝敗】12戦11勝1敗 (8月の地区予選で星城に1敗)
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .353 / 8位 (.332)
【防御率】1.99 / 16位 (2.19)
【失点数】28点 / 25位 (22.3点)
 →平均 2.3点 / 16位 (2.4点)
【得点数】90点 / 5位 (67.4点)
 →平均 7.5点 / 14位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.3本 / 17位 (0.4本)
【盗塁数】17個 / 13位 (15.9個)
 →平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】15個 / 32位 (7.2個)
 →平均 1.3個 / 30位 (0.8個)
【部員数】66人(5人) (4位)
【生徒数】1396人 (7位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



専大松戸のチーム成績・特徴

◆専大松戸(ベンチ入りメンバー)
注目の好投手・右サイドスローの深沢鳳介(2年)を擁する。関東大会では鹿島学園戦と鎌倉学園戦で、2試合連続の「無死四球・完封」を記録。秋は公式戦5勝中4試合で完封、防御率1.44と活躍した。チーム成績は、防御率1.55(8位)、1試合平均2.3失点(16位)と、守り勝つ野球が持ち味。特筆すべきは、千葉大会の準々決勝・千葉学芸戦。延長16回(4時間25分)におよぶ死闘の末、7x-6のサヨナラ勝利。

【回数】初出場(夏の甲子園=1回)
【成績】千葉大会=3位、関東大会=4強
【勝敗】10戦8勝2敗
【評価】A=0、B=4、C=2(スポーツ紙6紙)
【打率】 .333 / 15位 (.332)
【防御率】1.55 / 8位 (2.19)
【失点数】23点 / 17位 (22.3点)
 →平均 2.3点 / 16位 (2.4点)
【得点数】77点 / 10位 (67.4点)
 →平均 7.7点 / 13位 (7.3点)
【本塁打】1本 / 23位 (3.5本)
 →平均 0.1本 / 23位 (0.4本)
【盗塁数】26個 / 7位 (15.9個)
 →平均 2.6個 / 7位 (2個)
【失策数】10個 / 25位 (7.2個)
 →平均 1個 / 25位 (0.8個)
【部員数】34人(3人) (28位)
【生徒数】1270人 (10位)
——————————————
※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手