《試合結果》天理 4-0 健大高崎 センバツ2021

天理 vs 健大高崎 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 天理 vs 健大高崎の試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月25日(木) 2回戦 [第6日目]
14:20 天理 4-0 健大高崎 [見所]
天理・・|110|000|200|=4
健大高崎|000|000|000|=0

✍️試合結果コメント
天理が強力打線を誇る健大高崎に4-0で勝利。エース達孝太(2年)が、被安打2・四球6で完封(合計134球)。捕手・政所蒼太(2年)が盗塁を刺すなど、バックが相手のチャンスを早摘みし、得点を許さなかった。攻撃では、1回表に先頭の内山陽斗主将(2年)からの3連打で先制。2回には捕手・政所蒼太(2年)の安打で2点目。7回表には、4番・瀬千皓(2年)のタイムリー2塁打で2点を追加し、勝負を決めた。

一方の健大高崎は、達孝太(2年)の前に2安打と沈黙。投手陣は、野中駿哉、今仲泰一、高松将斗の3投手が継投、11安打を浴びた。序盤でリードを奪われ、試合の流れを最後まで引き寄せられなかった。



試合の見どころ

ドラフト候補・天理のエース達孝太(2年)と、2年生の合計本塁打230本超の強打を誇る健大高崎との対戦となる。大会注目の好投手と強力打線の対決は、5〜6点の点の取り合う接戦を予想する。

天理は、初戦・宮崎商業に7-1で勝利。達孝太は強力打線を相手に6安打・1失点・10奪三振とその力を発揮。ただ161球と球数を多く投げていることから、継投も予想される。

健大高崎は、初戦・下関商業に6-2で勝利。エース髙松将斗が3安打2失点と好投し、投手力の高さも示した。打線は、その片鱗を見せるも、まだ爆発まではいっておらず、甲子園の2戦目でその力を発揮しそうだ。

◆主なポイント(注目選手など)
・天理は、最速146キロの達孝太(2年)とメガネがトレードマークの強打者・瀬千皓(2年)が投打の柱だ。このほか、打率.545・打点8・本塁打1本を記録した内山陽斗主将(2年)も好打者として注目したい。

・健大高崎の個人別本塁打数は、小澤周平は通算37本、森川倫太郎は23本、綱川真之佑は21本を記録など、誰でも一発の力がある。小澤周平主将(2年)は、秋は打率.324、本塁打3本(チーム1位)、17打点(チーム1位タイ)を記録し、通算最多37本を誇る。また、3番・櫻井歩夢(2年)にも注目だ。打率.667、チャンスにも強く、関東大会の決勝・常総学院戦では、土壇場9回の同点打を含む6打数5安打2打点と活躍した。



天理のチーム成績・特徴

◆天理(ベンチ入りメンバー)
近畿大会の優勝・準優勝校に1勝1敗。ドラフト候補の長身右腕・達孝太(2年)とメガネがトレードマークの好打者・瀬千皓(2年)を中心に総合力が高い。チーム成績は、打率.327(18位)、平均得点6.9点(18位)、合計本塁打4本(9位)、防御率2.95(26位)、平均失点2.9点(22位)を記録。県大会では近畿大会優勝の智辯学園を撃破し、近畿大会・大阪桐蔭戦は大量失点を喫したものの試合内容は好ゲームを演じた。スポーツ6紙はいずれもB評価。最速146キロの大会屈指の右腕・達孝太(2年)は、秋7試合52回を投げ、被安打34、奪三振67、与四球9、15失点、防御率2.60を記録。高い奪三振力がある。打撃陣は瀬のほか、打率.545、打点8、本塁打1本を記録した内山陽斗主将(2年)が軸となる。

【回数】2年連続25回目(夏の甲子園=28回)
【成績】奈良大会=優勝、近畿大会=8強
【勝敗】7戦6勝1敗
【評価】A=0、B=6、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .327 / 18位 (.332)
【防御率】2.95 / 26位 (2.19)
【失点数】20点 / 14位 (22.3点)
 →平均 2.9点 / 22位 (2.4点)
【得点数】48点 / 27位 (67.4点)
 →平均 6.9点 / 18位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.6本 / 8位 (0.4本)
【盗塁数】9個 / 25位 (15.9個)
 →平均 1.3個 / 25位 (2個)
【失策数】5個 / 8位 (7.2個)
 →平均 0.7個 / 11位 (0.8個)
【部員数】51人(7人) (16位)
【生徒数】1236人 (11位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



健大高崎のチーム成績・特徴

◆健大高崎(ベンチ入りメンバー)
合計本塁打数は、出場校No.1。秋は合計15本、1試合あたり1.5本を記録。打率.389(2位)、1試合平均得点は8.9点(6位)と、打撃力の高さはトップクラスだ。盗塁は1試合平均3個(5位)と、”機動破壊”も健在だ。関東大会では8本塁打を放つなど、2年生の合計本塁打数は”230本”を超える。小澤周平主将(2年)は、打率.324、本塁打3本(チーム1位)、17打点(チーム1位タイ)を記録し、通算最多37本を誇る。また、3番・櫻井歩夢(2年)は、関東大会を通じて打率.667の好打者だ。チャンスにも強く、関東大会の決勝・常総学院戦では、土壇場9回の同点打を含む6打数5安打2打点と活躍した。盛岡大付からコーチを招き「モリフメソッド」で打撃力向上を図る。守りは、防御率.220(19位)、1試合平均失点は2.7点(20位)だが、攻撃力でカバーできる。スポーツ6紙中5紙がA評価。”打”と”足”で魅せる優勝候補の一角だ。

【回数】2年連続5回目(夏の甲子園=3回)
【成績】群馬大会=優勝、関東大会=優勝
【勝敗】10戦10勝0敗
【評価】A=5、B=1、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .389 / 2位 (.332)
【防御率】2.20 / 19位 (2.19)
【失点数】27点 / 23位 (22.3点)
 →平均 2.7点 / 20位 (2.4点)
【得点数】89点 / 6位 (67.4点)
 →平均 8.9点 / 6位 (7.3点)
【本塁打】15本 / 1位 (3.5本)
 →平均 1.5本 / 1位 (0.4本)
【盗塁数】30個 / 4位 (15.9個)
 →平均 3個 / 5位 (2個)
【失策数】11個 / 29位 (7.2個)
 →平均 1.1個 / 28位 (0.8個)
【部員数】58人(3人) (11位)
【生徒数】1461人 (6位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手