《試合結果》智辯学園 5-2 広島新庄 センバツ2021

智辯学園 vs 広島新庄 センバツ2021

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021 智辯学園 vs 広島新庄 試合の見どころ・結果を特集する。

◆3月27日(土) 2回戦  [第8日目]
09:00 広島新庄 2-5 智辯学園   [見所]
 広島新庄|010|000|010|=2
 智辯学園|003|101|00x|=5

✍️試合結果コメント
智辯学園が広島新庄に5-2で逆転勝利し、準々決勝へ進出。右のエース小畠一心(2年)が6安打・2四球・失点2で完投(123球)。甲子園マウンドで自信につなげる好投をみせた。試合は、序盤に1点を先制されるも、3回裏には頼りになる主将・山下陽輔(2年)のタイムリーなどで3点を奪い逆転。

一方の広島新庄は、左右のダブルエース花田侑樹(2年)と秋山恭平(2年)が継投。初戦の上田西戦に続き、両投手ともに好投をするも、相手投手の前に打線がつながらず、攻めきれなかった。



試合のみどころ

智辯学園打線と広島新庄のダブルエースの対決に注目したい。

智辯学園は1回戦で、大阪桐蔭との優勝候補対決を8-6で制した。左腕の西村王雅(2年)は、8回を投げ被安打9・四球4・失点6と力投(141球)。6番・植垣洸(2年)が3打点、7番・森田空(2年)が2打点と活躍した。

広島新庄は1回戦で、上田西との延長12回の投手戦を1x-0のサヨナラで制した。エース花田侑樹(2年)が先発し、7回1/3(84球)を被安打6・死四球0・奪三振6。続く、秋山恭平(2年)が4回2/3(73球)を被安打2・死四球1・奪三振6と好投した。

広島新庄の先発花田から秋山への継投という勝利の方程式を、智辯学園打線が打ち崩せるかが試合のポイントとなりそうだ。



智辯学園のチーム成績・特徴

◆智辯学園(ベンチ入りメンバー)
激戦区・近畿大会チャンピオン。秋は、打率.344(12位)、平均得点6.7点(19位)、合計本塁打5本(7位)、防御率3.21(27位)、平均失点3.2点(27位)を記録。甲子園交流試合・中京大中京戦で魂の熱投を見せた左腕・西村王雅(2年)と右腕・小畠一心(2年)のダブルエースは、大会注目の二枚看板だ。また、近畿大会では4試合中3試合で2桁安打を記録した攻撃陣にも役者が揃う。全国屈指の強打者・前川右京(2年)は、高校通算本塁打数は32本を誇り、秋は天理・達孝太、大阪桐蔭・関戸康介からも本塁打を放った。また、キャプテンで4番の山下陽輔(2年)は、打率.536を記録し、大阪桐蔭戦ではソロ本塁打を記録するなど結果でもチームを引っ張る。さらに、チームトップの11打点を叩き出した6番・三垣飛馬は、龍谷大平安戦では勝ち越し打、市立和歌山戦と大阪桐蔭戦ではともに先制打を放ち、攻撃の勢いを作るキーマンだ。スポーツ6紙は全てA評価。下級生時代から活躍を魅せてきた選手たちのラストイヤー、センバツで優勝を目指す。

【回数】2年連続14回目(夏の甲子園=19回)
【成績】奈良大会=準優勝、近畿大会=優勝
【勝敗】9戦8勝1敗
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .344 / 12位 (.332)
【防御率】3.21 / 27位 (2.19)
【失点数】29点 / 27位 (22.3点)
 →平均 3.2点 / 26位 (2.4点)
【得点数】60点 / 19位 (67.4点)
 →平均 6.7点 / 19位 (7.3点)
【本塁打】5本 / 7位 (3.5本)
 →平均 0.6本 / 8位 (0.4本)
【盗塁数】14個 / 20位 (15.9個)
 →平均 1.6個 / 17位 (2個)
【失策数】8個 / 20位 (7.2個)
 →平均 0.9個 / 23位 (0.8個)
【部員数】36人(0人) (26位)
【生徒数】472人 (27位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)



広島新庄のチーム成績・特徴

◆広島新庄(ベンチ入りメンバー)
エースで4番の花田侑樹(2年)と元U15日本代表左腕の秋山恭平(2年)の継投で、守り勝つ野球が持ち味。投手陣をリードする恐怖の9番打者・北田大翔捕手は、チーム最多10打点を叩き出す。生徒会長を務める平田龍輝(2年)は中国大会全試合で盗塁を決めたスピードスターで、チーム1位の打率.469を記録。秋のチーム成績は、打率.345(11位)、平均得点8.2点(10位)、防御率1.37(7位)、平均失点1.3点(5位)を記録し、投打に高い総合力がある。広島大会では市立呉・広陵を撃破、中国大会では初戦以外は1点差の接戦をものにするなど、粘り強さもある。新チームは練習試合も含めて負けなしの39連勝中(春の対外試合解禁前まで)。スポーツ6紙の評価はAが2つ、Bが4つ。迫田元監督の「スモールベースボール」を受け継ぎつつ、宇多村新監督とナインが聖地で旋風を巻き起こす。

【回数】2年連続3回目(夏の甲子園=2回)
【成績】広島大会=優勝、中国大会=優勝
【勝敗】10戦10勝0敗
【評価】A=2、B=4、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .345 / 11位 (.332)
【防御率】1.37 / 7位 (2.19)
【失点数】13点 / 7位 (22.3点)
 →平均 1.3点 / 5位 (2.4点)
【得点数】82点 / 7位 (67.4点)
 →平均 8.2点 / 10位 (7.3点)
【本塁打】2本 / 20位 (3.5本)
 →平均 0.2本 / 21位 (0.4本)
【盗塁数】17個 / 13位 (15.9個)
 →平均 1.7個 / 15位 (2個)
【失策数】7個 / 16位 (7.2個)
 →平均 0.7個 / 11位 (0.8個)
【部員数】56人(2人) (12位)
【生徒数】399人 (29位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手