【観戦記】2026年3月20日(金) 高校野球【観たこと・感じたこと】

【観戦記】2026年3月20日(金)

■センバツは大会2日目。前日の時点で「前売券は完売」という日であった。

■第1試合は、21世紀枠の長崎西と、キレキレダンスの滋賀学園が対戦。先攻は、長崎西だった。初回から3番芦塚くん、4番細波くんが連打で出塁。超満員の3塁側アルプスを含む甲子園は、大歓声に。ここで滋賀学園のエース土田くんは、少し動揺したのかもしれない。「21世紀枠」の試合は、いつも観ていて清々しい気持ちになる。ついつい応援にも力が入る。ベンチでの宗田監督の表情が、とても柔和だった。選手の背中を押すような、そんな表情が好印象だった。試合では、7番桑原くんが2盗→3盗を決める。素晴らしい機動力を持った個性あるチームだった。8回裏のチャンスの場面では、代打・楊井くんが打席に送られた。間髪入れずに、アルプススタンドからは「ハッピーバースデー」が流れた。この舞台で、この日に、この場面で。監督もアルプスも一体となって戦っている、楽しんでいる、そう感じたシーンだった。


■第2試合は、センバツ連覇を狙う横浜と、圧倒的な総合力を持つ神村学園が対決。試合開始前、横浜のエース織田くんは、サングラス姿でブルペンに。一方の神村学園は、試合前からユニホームを泥だらけにしていた。「スマートエリート vs 魂の泥だらけ集団」といった構図に見えた。小さなエース龍頭くんの制球力は、前評判通りに「抜群」だった。川本捕手のジェスチャーを交えたリードも素晴らしかった。サード森友くんは、長身にも関わらず、身のこなしが軽やかで、好守を連発した。一方の横浜は、2点を追う9回裏に2死満塁の「見せ場」も作った。最後のバッターとなったのは、林田くん。兄は、西部ガス・林田夢大さんだという。鮮明な記憶が蘇った。あれは、2020年の大分大会(コロナで独自大会)の決勝戦。2年生としてマウンドにあがり、気迫あふれるピッチングで、チームを優勝に導いた投手(当時2年生)だった。


■第3試合は、共に屈指のサウスポーを擁す花巻東と智辯学園の一戦。NHKの解説は、杉本真吾さんだった。ちょっとブラックユーモア?!もある解説が、個人的には好みで、ついつい耳を傾けてしまう解説者さんだ。運命的に、智辯学園のドクターK・杉本真滉くんとは、漢字1文字違いだった。試合は、智辯学園の杉本くんが7K、花巻東の萬谷くんが10Kをマーク。智辯学園の1番角谷くんは、3安打3打点と躍動。この3人は、U18日本代表候補に選出されるだろうなと思った。

[春季大会(各地)]

東京:1次予選。小山台は、土壇場の9回裏に3点差を追いつき、延長10回サヨナラで、本大会への出場を決めた。

静岡:地区予選。聖隷クリストファー高部陸が5回を”完全・9K”。「アイドル性」があり、ついつい動向が気になってしまう選手である。

愛知:地区予選。各地区トーナメント表からは「県大会出場枠」が簡易に読み取れず、フォーマット(出場枠など)を合わせてくれると助かるなと感じる。

岐阜:地区予選。各地区トーナメント表は、どこで見れるのか。引き続き確認中。

三重:地区予選。21世紀枠の東海推薦校「四日市」は、10-0(6回コールド)で好発進した。

香川:県大会。藤井高校は、この春から「蓬莱」に校名変更。1x-0(10回サヨナラ)という痺れる試合で、新校名での初勝利を飾った。

徳島:県大会。名西と城北の一戦は、点の取り合うシーソーゲームだった。

愛媛:県大会。松山中央と伊予の一戦は、伊予が9回表に1点を返して1-1の同点。その裏、松山中央が1点を奪い、2x-1(9回サヨナラ)。また、吉田・南宇和・野村連合は、西口くんが本塁打を放ち、松山工業に勝利した。

高知:県大会。上位を争う高知高校・高知商業は、ともに零封で初戦を突破した。

福岡:県大会。常磐は、折尾愛真に5-4で勝利。九産大九産は、修猷館に1-0で完封勝利した。

佐賀:県大会。屈指の好カードとなった佐賀工業vs鳥栖高校の一戦は、佐賀工業が5-1で勝利した。

長崎:県大会。佐世保高専の中元浬玖斗くんが、9回を被安打3・四死球3・奪三振8の好投で、大村高校を1-0で完封した。

熊本:県大会。熊本国府は、コールド発進。黒岩くんが本塁打+3塁打と躍動した。

宮崎:県大会。鵬翔は、小林秀峰に9x-8(10回逆転サヨナラ)で勝利した。

鹿児島:県大会。鹿児島商業は、昨夏準V・れいめいに4-2で勝利した。

沖縄:県大会。”沖縄尚学”が話題を独占する中、興南は浦添工業に7-0(7回コールド)で勝利し、初戦を突破した。

[全国各地] 試合日程・結果

【全国大会】
センバツ夏の甲子園U18代表
国スポ明治神宮大会プロ志望届
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【地区大会】
北海道東北関東東京東海
北信越近畿中国四国九州

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【都道府県大会】
北海道
青森岩手秋田山形
宮城福島
茨城栃木群馬山梨
埼玉千葉東京神奈川
長野新潟富山石川福井
静岡愛知岐阜三重
滋賀京都奈良和歌山
大阪兵庫
岡山広島鳥取島根山口
香川徳島愛媛高知
福岡佐賀長崎熊本大分
宮崎鹿児島沖縄

[目次]