《特集》福岡大大濠 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

福岡大大濠 野球部 メンバーを特集 

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021年 福岡大大濠 野球部のベンチ入りメンバー・注目選手・成績データなどを特集する。

秋季福岡大会=優勝、九州大会=準優勝:県大会は、初戦から3回戦までは2桁得点でコールド。その後、準々決勝・自由が丘戦は7-3、準決勝・北筑戦は8-2で勝利。決勝・九州国際大付戦は、4-3の接戦を制して優勝。九州大会では、初戦・大分商業に3-1、準々決勝・具志川商業に3-0、準決勝・宮崎商業に2-0とロースコアの接戦を制して決勝進出。決勝は大崎に5-1で敗れて準優勝。

◆投打ともに高い総合力:秋のチーム成績は、打率.335(14位)、平均得点8.3点(8位)、平均本塁打0.5本(10位)、防御率.1.94(14位)、平均失点2.3点(16位)を記録。スポーツ6紙の評価は全てB。左腕・毛利海大(2年)は、秋8試合で63奪三振、防御率1.47を記録した好投手。また、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)も控える。打撃面は、川上陸斗(2年)・松尾光氣(2年)・福澤雄太(1年)がいずれも本塁打を記録し、打点10以上を記録。秋はレギュラー9人のうち1年生が5人。冬場にさらなる成長を図り、上位進出を狙う。

◆九州の奪三振王・サウスポー毛利:左腕エース・毛利海大(2年・かいと)は、秋は8試合49回を投げ、被安打27、奪三振63、与死四球28、失点11、防御率1.47を記録。特筆すべきは、合計63奪三振数。初戦・大分商業戦では14奪三振、続く準々決勝・具志川商業戦では9奪三振を奪い完封。九州大会ではこの2試合に登板し失点はわずか1点。最速140キロのストレートは球速以上の伸びを感じさせ、変化球にもキレがある。

◆1年生馬場はプチトルネード投法:右腕・馬場拓海(1年)は、中学2年から始めたというプチトルネード投法で打者を翻弄する。福岡大会決勝・九州国際大付属戦は完投。九州大会の準決勝・宮崎商業戦では、8回1死までノーヒットノーランの好投で1安打完封。秋は7試合30回2/3を投げて、被安打17、奪三振20、与死四球13、失点7、防御率2.05を記録した。

◆川上・松尾・福澤がチームの得点源:攻撃面では、九州大会の4試合合計で6点得点も、福岡大会では7試合中6試合で7得点以上を記録した。川上陸斗(2年)が打率.385・15打点・本塁打1本、松尾光氣(2年)が打率.387・打点13・本塁打2本、福澤雄太(1年)が打率.469、打点11・本塁打1本を記録するなど、チームの得点源。また、ソフトバンク・永井編成育成本部長兼スカウトの長男である永井大斗(2年)も控える。



福岡大大濠 ベンチ入りメンバー

※最終登録選手を反映 [3/17発表分=変更なし]

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01 毛利海大  左左 3年 福岡 田川市立伊田
02 川上陸斗  右左 3年 熊本 玉名市立有明
03 福澤雄太  右右 2年 大阪 大阪市立西
04 吉田颯   右右 2年 福岡 北九州市立八児
05 友納周哉  右左 2年 福岡 福岡市立姪浜
06 山下恭吾  右右 2年 福岡 久留米市立屏水
07 永井大斗  右右 3年 福岡 福岡市立照禁
08 松尾光氣  右右 3年 福岡 福岡市立平尾
09 古川秀弥  右右 3年 福岡 福岡市立壱岐丘
10 馬場拓海  右右 2年 佐賀 佐賀市立諸富
11 森本光紀  左左 2年 兵庫 西宮市立瓦木 
12 北嶋瑞己  右右 2年 福岡 大野城市立大野
13 土山快斗  右左 3年 熊本 荒尾市立荒尾第四
14 中村翔斗  右左 2年 福岡 福岡市立多々良
15 山下諒太  右左 3年 福岡 那珂川市立那珂川
16 井上優生  右左 2年 福岡 北九州市立本城
17 森邊陽斗  右左 3年 福岡 百道
18 川本康平  右右 3年 福岡 福岡大大濠 ◎主将
監督 :八木啓伸



秋季大会の主な成績・データ

<福大大濠の主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】4年ぶり5回目(夏の甲子園=3回)
【成績】福岡大会=優勝、九州大会=準優勝
【勝敗】11戦10勝1敗
【評価】A=0、B=6、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .335 / 14位 (.332)
【防御率】1.94 / 14位 (2.19)
【失点数】25点 / 21位 (22.3点)
 →平均 2.3点 / 16位 (2.4点)
【得点数】91点 / 4位 (67.4点)
 →平均 8.3点 / 8位 (7.3点)
【本塁打】5本 / 7位 (3.5本)
 →平均 0.5本 / 10位 (0.4本)
【盗塁数】15個 / 18位 (15.9個)
 →平均 1.4個 / 22位 (2個)
【失策数】10個 / 25位 (7.2個)
 →平均 0.9個 / 23位 (0.8個)
【部員数】43人(0人) (19位)
【生徒数】1860人 (3位)
——————————————
※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手



センバツ2021 戦歴・結果

◆3月28日(日) 準々決勝  [第9日目]
11:10 東海大相模 8-0 福岡大大濠 [見所]
 東海大相模|241|000|010|=8
 福岡大大濠|000|000|000|=0

✍️試合結果コメント
東海大相模が8-0で福岡大大濠に勝利。エース石田隼都(2年)が先発し、被安打3・四球1・奪三振14で完封(116球)。初回に3番・小島大河(2年)と5番・百瀬和真(1年)のタイムリーで2点を先制すると、2回表には1番・門馬功(2年=門馬監督の息子)の2ラン本塁打など、序盤から試合の主導権を握った。一方の福岡大大濠は、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)が先発し、1回1/3を投げて4失点。その後、エース毛利海大(2年)に継投するも4失点。中盤以降は相手打線を抑え込むも、打線がヒット3本と沈黙した。

✍️試合の見どころ
僅差の接戦を勝ち抜いてきたチーム同士の対決となる。東海大相模は、過去2試合で3投手が登板。中盤以降は、エース石田隼都(2年)に継投し得点を許さない。一方の福岡大大濠は、過去2試合をほぼエース毛利海大(2年)が投げ切った。ともに先発投手の立ち上がりがポイントとなりそうだ。序盤に先制点を奪い、試合の主導権を握りたい。福岡大大濠は、1回戦で大崎に2-1で勝利、2回戦では具志川商業に延長11回の末に8-4で勝利。エース毛利海大(2年)は2試合で278球を投じており、疲労面が懸念される。ただ、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)も具志川商業戦で短いイニングながら好投。両右腕の出来がポイントになりそうだ。東海大相模は、1回戦で東海大甲府に延長11回の末に3-1で勝利。2回戦では、鳥取城北との投手戦を1-0で完封した。東海大甲府戦では、背番号18・石川永稀(2年)が先発し、9回からはエース石田隼都(2年)が登板。鳥取城北戦では、背番号10の求航太郎(1年)が先発し、5回からは石田隼都(2年)が登板。投手陣はいずれも安定している。




◆3月26日(金) 2回戦  [第7日目]
11:40 福岡大大濠 8-4 具志川商業(延長11回) [見所]
福岡大大濠|110|101|000|04=8
具志川商業|102|001|000|00=4

✍️試合結果コメント
福岡大大濠が具志川商業との延長11回に及ぶシーソーゲームを8-4で制した。点を取り合う接戦は、延長11回表に8番・松尾光気(2年)のソロ本塁打で勝ち越すと、その後もヒット3本で3点を追加し、一挙4得点を奪い試合を決めた。エース毛利海大(2年)が粘り強い投球で、9回2/3(135球)を被安打9・四死球4・奪三振8の4失点と力投。その後、プチトルネード投法の馬場拓海(1年)が試合を締めた。

✍️試合のみどころ
秋季九州大会・準々決勝と同一カードとなった。九州大会では福岡大大濠が、3-0で具志川商業に勝利。その試合では、毛利海大(2年)が9奪三振を奪う好投で完封している。ともにセンバツ1回戦では、チームの持ち味を発揮し、接戦が予想される。具志川商業は、初戦でともに21世紀枠の八戸西に8-3で勝利。持ち前の機動力を発揮するなど、勢いに乗る。一方の福岡大大濠は、大崎に2-1で勝利。エース毛利海大(2年)が大崎打線を4安打1失点、10奪三振と好投した。


◆3月22日(月) 1回戦 [第3日目]
11:40 福岡大大濠 2-1 大崎   [見所]
福大大濠|020|000|000|=2
大崎・・|000|000|100|=1

✍️試合結果コメント
秋季九州大会・決勝との同一カードは、福岡大大濠が2-1で大崎に勝利。福岡大大濠の左腕エース・毛利海大が4安打1失点で完投(合計143球)。奪三振は10個と、その持ち味を発揮した。2回表に、8番・松尾光氣のタイムリーで奪った2点を最後まで守り抜き、九州大会のリベンジを果たした。一方の大崎は、初の甲子園。独自大会優勝も甲子園にたどり着けなかった3年生、日常生活を支援する島民の期待を背負い、挑んだ。エース坂本安司は、9回を1人で投げ、被安打6と力投。バックも再三の好守備で支えるも、攻撃面であと一本が出ず、敗れた。

✍️試合のみどころ
秋季九州大会の決勝と同一カードに。九州大会では、大崎が5-1で福岡大大濠を下し、優勝。両チームともに好投手を擁し、ロースコアの接戦が予想される。大崎の坂本安司(2年)は8試合59回を投げて防御率1.53、一方の福岡大大濠の毛利海大(2年)は8試合49回を投げて防御率1.47と、両エースともに抜群の安定感がある。なお、九州大会の決勝では、福岡大大濠の毛利海大(2年)は、連投から登板せず敗戦。手の内を知り尽くす両チームが、今度はベストメンバーで再戦する。

✍️注目ポイント(注目選手)
・大崎は、エース坂本安司(2年・あんじ)に加えて、福岡大大濠戦を4安打1失点で完投した左腕・勝本晴彦(1年)も控える。また、捕手・4番の調祐李(2年・しらべゆうり)は、秋季大会で本塁打2本を記録するなど攻撃のキーマンだ。

・福岡大大濠は、高い奪三振力を持つ毛利海大(2年)に加えて、プチトルネード投法の右腕・馬場拓海(1年)も控える。攻撃面では、川上陸斗(2年)・松尾光氣(2年)・福澤雄太(1年)が本塁打を記録するなど、各人10打点以上を叩き出すチームの得点源だ。



秋季九州大会の戦歴・試合結果

◆決勝戦
福大大濠(福1) 1-5 大崎(長1)

 福大大濠|100|000|000|=1
 大崎・・|100|120|10x|=5
————————————————
(福大大濠)森本、馬場、友納ー川上
(大崎)勝本ー調
・本塁打:山下(福大大濠)
・3塁打:調(大崎)
・2塁打:調(大崎)古川(福大大濠)
————————————————
◆大崎が5-1で福大大濠に勝利し、優勝。両チームの先発は、大崎が背番号11の勝本晴彦(1年)、福大大濠が背番号16の森本光紀(1年生)と今大会初登板の1年生がマウンドへ上がった。試合は福大大濠が1回表、3番・山下恭吾のソロ本塁打で1点を先制。しかし大崎は1回裏、5番・松本のタイムリーで1点を返し、すぐさま同点とした。2回裏、福大大濠は先発・森本から準決勝で1安打完封した馬場拓海がマウンドへ。4回裏、大崎は先頭がヒットで出塁すると犠打で送り、9番・山口のタイムリーで1点をあげ、2-1と勝ち越す。5回裏には、2連打と四球から1死満塁のチャンスを作ると、押出四球で1点、さらに8番・勝本のスクイズで1点。さらに7回裏には、先頭の4番・調が3塁打を放ち、5番・松本がタイムリーで返して5-1とした。大崎の先発・勝本晴彦(1年)は、9回を一人で投げ抜き、福大大濠打線を4回以降ヒット1本に抑えるなど、被安打4・死四球4と好投した。

◆大崎は、エース坂本安司が決勝戦までの3試合を全て一人で投げ抜き、いずれの試合も2失点に抑える好投で躍進の原動力となった。打っては主軸の調祐李、村上直也と、9番・山口剛大が勝負強い打撃を見せ、坂本を援護した。準決勝の延長となった明豊戦では乙内翔太が延長同点打・サヨナラ打と活躍が光った。昨年は、秋の長崎大会で優勝し進んだ九州大会の初戦で大分商業に延長で敗れ、センバツ出場ならず。今夏は長崎独自大会で優勝を果たすも夏の甲子園は中止。人口約5000人の島にある大崎高校が、センバツ出場を確かなものとした。

◆福大大濠は、好投手の活躍が光った。エース左腕・毛利海大は、初戦・準々決勝の2試合(計18回)を投げ、奪三振23を記録。伸びのストレートに力があった。また準決勝・宮崎商業戦では、1年生のプチトルネード投法・馬場拓海が8回1死まで無安打の好投を見せ、強打の宮崎商業を1安打に封じた。ひと冬越えた春、聖地・甲子園で一層成長した姿に注目したい。




◆準決勝
宮崎商業(宮1) 0-2 
福大大濠(福1)

 宮崎商業|000|000|000|=0 
 福大大濠|002|000|00x|=2
————————————————
(宮崎商)日高―平松
(福岡大濠)馬場―川上
・2塁打:友納2(福大大濠)
————————————————
福大大濠が2-0で宮崎商業に勝ち、決勝進出。福大大濠の先発・プチトルネード投法の馬場拓海(1年)が8回1死まで無安打の好投を見せ、強打の宮崎商業を封じた。馬場は9回を一人で投げ抜き、被安打1・四球4・奪三振3の完封勝利。試合は、福大大濠が3回裏に1番・友納と3番・山下のタイムリーで2点を挙げ、これが決勝点。宮崎商業のエース日高も一人で投げ抜き被安打6・四球2・奪三振8と好投したが、打線が8回表に放った内野安打1本にとどまった。

◆準々決勝
福大大濠(福1) 3-0 具志川商(沖2)

 福大大濠|110|000|100|=3 
 具志川商|000|000|000|=0
————————————————
(福大大濠)毛利―川上
(具志川商)新川―比嘉
・3塁打:古川(福大大濠)
・2塁打:島袋、高良(具志川商)

————————————————
福大大濠が具志川商業との投手戦を3-0で制し、センバツ出場有力に。福大大濠は、初回に4番・川上のタイムリーで1点を先制。さらに2回表には8番・永井のタイムリーで1点を追加し、2-0とする。7回表、福大大濠は先頭の9番・古川が3塁打で出塁すると、2番・友納がタイムリーを放ち3-0とリードを広げた。福大大濠のエース毛利海大は、被安打5・死四球6・奪三振9の完封。9回合計163球を投じた(2試合で合計317球)。一方の具志川商業のエース新川俊介(県大会は背番号5)も完投。被安打7・死四球2・奪三振8と好投したが、打線があと一本が出ず(残塁12)に競り負けた。

◆1回戦
大分商業(大2) 1-3 福大大濠(福1)

 大分商業|001|000|000|=1 
 福大大濠|100|010|01x|=3
————————————————
(大分商業)渡辺―舛巴
(福大大濠)毛利―川上
・2塁打:福田(大分商業)毛利(福大大濠)

————————————————
福大大濠が大分商業との投手戦を3-1で制した。先制したのは福大大濠。1回裏、四球で出た走者を犠打と内野ゴロで3塁に送り、その後に相手失策から1点を先制。3回表、大分商業は2つの四球で走者を出すと、4番・三代のタイムリーで1点を返し同点に追いつく。5回裏、福大大濠は先発の8番・毛利の2塁打で1点を挙げ、2-1と勝ち越しに成功。さらに8回裏には、3番・山下のタイムリーで1点をあげ、3-1とした。福大大濠のエース左腕・毛利海大は、9回を一人で投げ、被安打4・与四死球4、奪三振14の1失点と好投。一方の大分商業・渡辺幹太も9回を完投し、被安打4・与死四球2・5奪三振と力投した。



秋季福岡大会での戦歴・試合結果

【秋季九州大会=福岡(2枠)】秋季福岡大会結果

①福大大濠の戦歴・試合結果
・決勝戦 福大大濠 4-3 九国大付
・準決勝 福大大濠 8-2 北筑
・準々決勝 福大大濠 7-3 自由ヶ丘
・4回戦 福大大濠 8-6 祐誠
・3回戦 福大大濠 12-3 福岡工業(7)
・2回戦 福大大濠 17-0 太宰府(5)
・1回戦 福大大濠 26-2 浮羽工業(5)

②九州国際大付の戦歴・試合結果
・決勝戦 九州国際大付 3-4 福大大濠
・準決勝 九州国際大付 3-1 西短大附
・準々決勝 九州国際大付 9-1 沖学園(7)
・4回戦 九州国際大付 11-5 嘉穂
・3回戦 九州国際大付 7-0 須恵(7)
・2回戦 九州国際大付 5-0 直方
・1回戦 九州国際大付 9-1 八幡(7)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手