《特集》東海大菅生 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

東海大菅生 野球部 メンバーを特集 

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021年 東海大菅生 野球部のベンチ入りメンバー・注目選手・成績データなどを特集する。

秋季東京都大会=優勝:1〜3回戦までをコールド。準々決勝は日大二に5-1、準決勝は関東一に7-5で勝利。日大三との決勝では、エース本田峻也(2年)が7回を1安打・7奪三振の好投で試合を作り、6-1で勝利し優勝。(夏の独自大会では西東京大会で優勝、東西優勝校対決で帝京に勝利し東京No.1に)

◆打撃力・足・投手力で秀でる優勝候補:秋公式戦では1試合平均得点11.6点(1位)、打率.389(2位)と高い攻撃力を誇る。また、左腕エース・本田峻也(2年)を中心に投手力も高く、防御率1.64(9位)、1試合平均失点1.3点(5位)と相手を最小失点に抑える。特筆すべきは盗塁数で、日大三との決勝でも6盗塁を記録するなど、1試合平均6.6個(合計53盗塁)は出場チーム中1位と機動力も極めて高い。打撃面では、秋は控え背番号ながらチーム最多15打点を記録した小山凌暉(1年)などに注目。スポーツ6紙ともにA評価をつけ、選抜優勝候補の筆頭格だ。

◆石川出身の左腕・本田峻也に注目:エース本田峻也(2年)は、最速143キロ左腕。体を深く捻り、インステップから内外にキレのあるストレートと変化球を投げ込む。石川県小松市出身で、中学時代にはU15日本代表に選出。硬式における代表選出は、当時石川県では初。星稜・寺西成騎(日体大へ進学)は親戚に当たるという。

◆沖縄出身の逸材・福原聖矢に注目:本田とバッテリーを組む福原聖矢(1年)は、沖縄県出身。中学2・3年と2年連続でU15日本代表に選出。中2時にはW杯でベストナインに選出されるなど、走攻守で高い野球センスを持つ。本田とは1学年違うが、U15では同室で親交を深め、本田が「一緒に甲子園へ行こう」と福原を誘ったという。秋公式戦は、福原が一人で13盗塁を記録した。

◆小池祐吏の父は松坂と春夏連覇:サードを守る小池祐吏(2年)は、DeNAコーチの小池正晃を父に持つ。1998年に松坂大輔を擁して甲子園春夏連覇を果たした横浜高校の中心メンバーの一人。関東一戦では勝ち越し打を放つなど勝負強い。



東海大菅生 ベンチ入りメンバー

※最終登録選手を反映 [3/17発表分=変更あり]

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01 本田峻也  左左 3年 石川県 小松市立芦城
02 福原聖矢  右右 2年 沖縄県 八重瀬町立東風平
03 堀町沖永  右右 3年 東京都 東海大学菅生中
04 小山凌暉  右左 2年  愛知県 一宮市立萩原
05 小池祐吏  右右 2年 神奈川県 横浜市立岩崎
06 橋本唯塔  右左 3年 富山県 南砺市立吉江
07 山田聖和  右右 3年 大阪府 枚方市立中宮
08 榮塁唯   右左 3年 愛知県 豊橋市立東部 ◎主将
09 千田光一郎 右右 3年 石川県 野々市立布水
10 櫻井海理  左左 3年 千葉県 佐倉市立佐倉
11 鈴木泰成  右右 2年 茨城県 ひたちなか市立田彦
12 岩井大和  右右 3年 大阪府 豊中市立第十六
13 沼澤大翔  右左 3年 山梨県 身延町立身延
14 松永大輝  左左 3年 東京都 大田区立貝塚
15 酒井成真  右右 2年 ※最終登録変更で追加
16 岩田一真  右右 3年 愛知県 一宮市立木曽川
17 鈴木悠平  右右 2年 大阪府 新池
18 多井耶雲  右右 2年 ※最終登録変更で追加
監督 :若林弘泰



秋季大会の主な成績・データ

<東海大菅生の主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】6年ぶり4回目(夏の甲子園=3回)
【成績】東京大会=優勝
【勝敗】8戦8勝0敗
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .389 / 2位 (.332)
【防御率】1.64 / 9位 (2.19)
【失点数】10点 / 4位 (22.3点)
 →平均 1.3点 / 5位 (2.4点)
【得点数】93点 / 3位 (67.4点)
 →平均 11.6点 / 1位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.5本 / 10位 (0.4本)
【盗塁数】53個 / 1位 (15.9個)
 →平均 6.6個 / 1位 (2個)
【失策数】6個 / 11位 (7.2個)
 →平均 0.8個 / 15位 (0.8個)
【部員数】69人(5人) (3位)
【生徒数】1351人 (8位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手



センバツ2021 戦歴・結果

◆3月28日(日) 準々決勝  [第9日目]
16:30 中京大中京 6-0 東海大菅生 [見所]
 中京大中京|310|020|000|=6
 東海大菅生|000|000|000|=0

✍️試合結果コメント
中京大中京が6-0で東海大菅生に勝利。エース畔柳亨丞(2年)は被安打2、四球5、奪三振7で完封。最終回まで馬力が残るスタミナで、9回裏もストレートで相手を押し続けた。攻撃では合計5安打も、序盤に四球や失策から4点を奪い、試合の主導権を握った。一方の東海大菅生は、肩の違和感を抱えていたエース本田峻也(2年)が今大会初先発。初回に1・2番に対して連続四球を出し、その後に送りバント処理を誤って2失点と、立ち上がりで苦しんだ。打線は、最後まで畔柳亨丞(2年)を捉えることができず2安打と沈黙した。

✍️試合の見どころ
中京大中京は、エース畔柳亨丞(2年)がここまでの2試合で241球を投じており、控え投手陣の活躍が期待される。一方の東海大菅生は、エース本田峻也(2年)は京都国際戦の最終回のみで、鈴木泰成(1年)と松永大輝(2年)が力投してきた。ともに攻撃力が高く、上位・下位のどこからでも得点ができる。先発・中継など投手起用が、試合のポイントとなりそうだ。東海大菅生は、1回戦・聖カタリナ学園に4-3、2回戦・京都国際に5x-4(9回サヨナラ)で勝利。2試合ともに背番号11の鈴木泰成(1年)が先発し、背番号14の松永大輝(2年)に継投した。エース本田峻也(2年)は京都国際戦の最終回のみに登板。攻撃面では、大会第1号を放った鈴木悠平(1年)と2号を放った千田光一郎(2年)に加えて、栄塁唯(2年)や小池祐吏(1年)らも好調だ。背番号18・多井耶雲(1年)は、京都国際戦で代打でサヨナラ打を放つなど、どの打者も勝負強さを持つ。中京大中京は、1回戦・専大松戸に2-0、2回戦・常総学院に15-5で勝利。2試合ともにエース畔柳亨丞(2年)が登板し、専大松戸戦は完封、常総学院戦は7回を7安打1失点と好投した。(2試合=合計241球)攻撃面では、専大松戸戦は3安打も、常総学院戦は17安打と好調。特に、常総学院戦では、2番・杉浦泰文(2年)が4打数4安打、6番・加藤優翔(2年)が5打数4安打4打点と活躍している。




◆3月27日(土) 2回戦  [第8日目]
11:40 京都国際 4-5x 東海大菅生  [見所]
京都国際|000|040|000|=4
東海大菅生|011|000|003|=5x

✍️試合結果コメント
東海大菅生が京都国際に5x-4(9回サヨナラ)で勝利し、準々決勝へ進出。2点差で迎えた9回裏にまず1点を返すと、2死満塁から代打の背番号18・多井耶雲(1年)がサヨナラ打を放ち、劇的なサヨナラ勝利。最終メンバー変更で入った1年生が大仕事をやり遂げた。投手陣は、背番号11・鈴木泰成(1年)、背番号14・松永大輝(2年)が継投。最終回はエース本田峻也(2年)がマウンドにあがった。京都国際は、2点を先制されるも5回表に中川勇斗(2年)が2死満塁から走者一掃の2塁打を放ち逆転するなど、中盤以降は主導権を握った。左腕の森下瑠大(1年)は、9回を1人で投げ抜くも、最後はサヨナラ打を浴びた。京都国際は初出場。柴田戦・東海大菅生戦では、いずれも好ゲームを展開し、その強さを発揮した。

✍️試合の見どころ
ともに接戦を勝ち抜いたチーム同士の2回戦は、5〜6点を争う接戦を予想する。東海大菅生は、エース本田峻也(2年)が聖カタリナ学園戦では登板せず、他の3投手の継投で勝ち切った。一方の京都国際は、柴田戦で森下瑠大(1年)と平野順大(1年)が継投するも、本来の持ち味が出しきれなかった。登板が予想される両エースの立ち上がりが、試合のポイントとなりそうだ。


◆3月24日(水) 1回戦 [第5日目]
09:00 聖カタリナ学園 3-4 東海大菅生 [見所]
聖カタリナ|000|000|102|=3
東海大菅生|012|000|01x|=4

✍️試合結果コメント
東海大菅生が、最終回に粘る聖カタリナ学園に4-3で勝利。東海大菅生は、大会5日目での第1号となる鈴木悠平(1年)のソロ本塁打で先制、3回には千田光一郎(2年)が大会2号となる2ランで試合を優位に進めた。投手陣は、背番号11の鈴木泰成(1年)、背番号14の松永大輝(2年)、背番号9の千田光一郎(2年)の3投手が継投し、粘るカタリナを振り切った。一方の聖カタリナ学園は、創部5年目で初の甲子園。最終回には1点差に迫る粘をみせた。注目の好投手・エース櫻井頼之介(2年)は、2本塁打を打たれるも6安打に抑える好投。奪三振は7、129球の熱投だった。9回表、1点差で2死満塁のチャンスで、4番・川口翔大(2年)に回るも、後一本が出なかった。

✍️試合の見どころ
優勝候補筆頭格の東海大菅生に、初出場の聖カタリナ学園が挑む構図だ。試合のキーマンになりそうなのが、聖カタリナ学園のエース櫻井頼之介(2年)だ。小柄で細身な体格ながら、最速145キロのストレートを持つ大会注目の好投手で、秋は8試合55回を投げて、防御率1.15と安定感がある。東海大菅生打線を最小失点におさえ、接戦に持ち込みたい。一方の東海大菅生は、左腕・本田峻也(2年)に安定感があり、チーム防御率は1.64(9位)。攻撃面では、平均得点11.6点(1位)、打率.389(2位)、平均盗塁6.6個(合計53盗塁=いずれも1位)と、機動力を絡めた攻撃力は全国トップクラスだ。一方の聖カタリナ学園の越智良平監督は、早稲田大学では和田毅(SB)と同期。4年時には主将を務めて、東京六大学野球リーグで春秋連覇を達成。石川県の小松高校野球部の監督を務めたことがあり、東海大菅生のエース本田峻也(2年・石川出身)の兄が当時部員として在籍していた縁があるという。

✍️試合のポイント(注目選手)
・東海大菅生でバッテリーを組むエース本田峻也(2年)と捕手の福原聖矢(1年・沖縄出身)は、共にU15日本代表を経験している。秋は、福原聖矢が一人で15盗塁を記録するなど、走攻守で抜群の野球センスを持つ。また、打撃面では、秋は控え背番号ながらチーム最多15打点を記録した小山凌暉(1年)などに注目したい。

・聖カタリナ学園は、エース櫻井頼之介(2年)が大黒柱だ。身長170センチ、58キロと細身で小柄ながら、最速145キロのストレートと90キロ台の変化球を織り交ぜ、得点を許さない。秋は8試合に登板し55回を投げて、被安打35、奪三振51、与死四球20、失点8、防御率1.15を記録。4番の川口翔大(2年)は、打率.440、8打点、本塁打1本を記録し、チーム三冠王と攻撃のキーマンだ。



秋季東京都大会の戦歴・試合結果

【2020年秋季東京大会の戦歴(本大会)】
・決勝戦 東海大菅生 6-1 日大三
・準決勝 東海大菅生 7-5 関東一
・準々決勝 東海大菅生 5-1 日大二
・3回戦 東海大菅生 10-2 桜美林(8コ)
・2回戦 東海大菅生 10-0 目黒日大(5コ)
・1回戦 東海大菅生 15-1 本郷(5コ)

11月15日(日)決勝戦

◆決勝戦 日大三 1-6 東海大菅生 (神)
 日大三・・|000|010|000|=1
 東海大菅生|110|000|40x|=6
(日大三)岡村、宇山ー安田
(東海大菅生)本田、鈴木、千田ー福原
・2塁打:本田(東海大菅生)安田(日大三)
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東海大菅生が日大三に6-1で勝利し優勝、センバツ出場が有力に。準優勝した日大三は、関東大会8強との比較審査でセンバツ1枠を争う見通し。試合は、東海大菅生が先制した。1回裏に4番・堀町のタイムリーで1点、2回裏には、先発の本田のタイムリー2塁打で1点を追加し、2-0。東海大菅生のエース本田は5回表2死まで日大三打線をノーヒットに抑えるも、日大三は四球で出た走者を8番・安田のタイムリー2塁打で1点を返す。しかし7回裏、東海大菅生は1死満塁のチャンスを作ると、相手バッテリーミスで1点、内野ゴロ処理のミスの間に2点を追加。さらに5番・小池のタイムリーで1点を追加し、6-1と突き放した。東海大菅生は、エース本田峻也が7回を投げ被安打1の好投。8回には1年生の鈴木康成、9回には背番号9・千田光一郎が日大三打線を抑えた。大会を通じて盗塁25と機動力で相手を揺さぶる攻撃が光った。・・・2018年秋は決勝で国士舘に1点差で敗れ、準優勝。その後、2019センバツ選考委員会では関東大会8強の横浜高校が選出された。当時、選抜落選の知らせを受けた若林監督は選手たちに「やっぱり決勝で勝てなかったことが一番だ。勝たなきゃ甲子園に出られないんだ」と語っていた。今回、秋季東京都大会で優勝を掴み取り、2021年センバツ出場を確かなものとした。



11月14日(土)準決勝

◆準決勝 東海大菅生 7-5 関東一 (神) 
 東海大菅生|030|000|031|=7
 関東一・・|102|000|020|=5
(東海大菅生)本田、鈴木、千田ー福原
(関東一)市川ー楠原
・3塁打:初谷(関東一)
・2塁打:山田(東海大菅生)
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東海大菅生が関東一に7-5で勝利し、決勝戦進出。関東一は1回裏、先発の4番・市川祐のタイムリーで1点を先制。2回表、東海大菅生は二連打のあとに8番・岩田一真のタイムリーで1点、さらに先発の9番・本田のタイムリーで、3-1と勝ち越す。3回裏、関東一は3番・初谷健心の3塁打で1点、4番・市川祐のタイムリーで1点をあげ、3-3の同点に追いつく。東海大菅生は8回表、5番・小池祐吏のタイムリーで4-3と勝ち越し。小池は、DeNA小池正晃ファーム外野守備走塁コーチの長男。さらに代打・山田聖和がレフトオーバーの2点タイムリー2塁打を放ち、6-3とする。関東一は8回裏、2つの四球からチャンスを作ると、代打・井坪陽生のタイムリーで1点、押出四球で1点をあげ、6-5と1点差に追い上げる。東海大菅生は9回表、四球で出た岩田一真が盗塁を決め、犠牲フライ2つで走者を返し、7-5とした。東海大菅生は9回裏、3人目の千田がマウンドに上がり、試合をしめた。



11月8日(日)準々決勝

◆準々決勝 日大二 1-5 東海大菅生(八) 
 日大二・・|000|000|010|=1
 東海大菅生|010|000|04x|=5
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(日大二)大野、小林ー岩田
(東海大菅生)本田、鈴木→福原
・本塁打:岩井(菅生)
・2塁打:小山(菅生)杉山、藤井、湯江(日大二)
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東海大菅生が5-1で日大二に勝利し、準決勝進出。試合は、東海大菅が2回裏に6番・岩井大和のソロ本塁打で1点を先制する。その後、試合は両チームの先発(日大二=大野、東海大菅生=本田)が好投を見せる。迎えた8回表、日大二は四球と死球で走者を出すと、3番・藤井道万がタイムリーを放ち、1-1の同点。ここで東海大菅生は先発・本田から鈴木に継投。8回表、東海大菅生はヒット2本と死球から2死満塁とし、6番・岩井が押出四球を選び、2-1と勝ち越す。さらに7番・小山のタイムリーで2点、さらに相手失策で1点を追加し、5-1とした。東海大菅生のエース本田峻也は、8回途中まで投げ、死四球5を与えるもヒット4本に抑える好投。一方の日大二の先発・大野駿介(1年・背番号11)は、8回にヒットと死四球で得点を許すも、7回までは東海大菅生打線を本塁打の1失点に抑える力投をみせた。

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手