《特集》明豊高校 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

明豊高校 野球部 メンバーを特集 

※特集:①センバツ日程 ②優勝候補アンケート

センバツ2021年 明豊高校 野球部ベンチ入りメンバーおよび秋季大会の結果・戦歴などを特集する。

秋季大分大会=優勝、秋季九州大会=ベスト4:県大会は初戦から準々決勝までの全3試合をコールド、準決勝・藤蔭戦は10-1で勝利。決勝は、ともに甲子園交流試合に出場した大分商業に20-0で圧勝。九州大会は、初戦・九州国際大付に、8回表に1-1の同点に追いつき、4-1で逆転勝利。続く準々決勝・神村学園戦は、4点リードされて迎えた8回表に3点、9回に3点を奪い、6-4で逆転勝利。準決勝・大崎戦は、延長12回の投手戦の末、2-3xでサヨナラ負け。

◆伝統の強打、高い投手力、機動力と堅守も光る:秋のチーム成績は、打率.330(17位)、平均得点9.1点(3位)、防御率1.89(12位)、平均失点1.8点(9位)を記録した。伝統の強力打線は健在で、1試合平均9.1点(3位)を記録する。また、盗塁は1試合あたり3.4個(3位)、全8試合で失策はわずか1個(1位)と、機動力と堅守も光る。投手陣は、右腕・京本眞(2年)と左腕・太田虎次朗(2年)の継投リレーが勝利の方程式。攻撃面では、九州大会の3試合中2試合で、終盤8回以降に同点・逆転劇を演じるなど、流れを一気に変える力がある。スポーツ6紙の評価は全てB。校歌は、南こうせつ作曲。

◆身長189センチの本格右腕・京本眞:背番号1の京本眞(2年)は、最速143キロのストレートと変化球にキレがあり、制球力の良さが持ち味だ。秋は4試合20回1/3を投げて、被安打17、奪三振18、与死四球7、失点4、防御率1.77を記録した。中学時代は、大阪・大淀ボーイズに所属し、ジャイアンツカップ優勝した経歴を持つ。当時バッテリーを組んだ岸野桂大(2年)は、鳥取城北で正捕手を務めている。

巨人・太田龍を兄に持つ”太田虎次朗”:最速141キロの左腕・太田虎次朗(2年)は、兄に巨人・太田龍投手を持つ。秋は6試合32回1/3を投げて、被安打24、奪三振48、与死四球15、失点7、防御律1.95を記録。また、打撃面でも10打数6安打で打率.600を記録するなど好打者。夏の甲子園交流試合でも1年生ながらベンチ入りし、甲子園マウンドで140キロを計測した。

◆逆転の流れを呼ぶ男・黒木日向:黒木日向(2年・ひゅうが)は、打率.323、本塁打1本、チームトップの10打点を記録した。勝てば選抜当確となる準々決勝・神村学園戦では、4点を追いかける8回表には2ラン本塁打、9回表には同点タイムリーを放つ活躍を見せ、逆転勝利への流れを作った。

◆信頼の厚い寮長・米田友:米田友(2年)は、野球部員が生活する寮の寮長を務める。学業面でもクラストップで、日々の生活態度も模範を示し、チーム全員から厚い信頼を集める。また、九州大会・九州国際大付戦では、1-1の同点で迎えた9回表に、代打で出場し勝ち越しとなる3塁打を放つ活躍を見せた。



明豊高校 ベンチ入りメンバー

※センバツ登録選手は例年3月10日前後公表
※以下:秋季九州大会ベンチ入りメンバー

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01  京本眞    右右 3年 大阪 大阪市立歌島
02  簑原英明   右右 3年 福岡 那珂川市立那珂川南
03  東孝太郎   右右 3年 大阪 堺市立上野芝
04  筒井翔太   右右 3年 福岡 上毛町立上毛
05  黒木日向   右左 3年 大分 津久見市立津久見第一
06  幸修也    右右 3年 大分 別府市立北部 ◎主将
07  阿南心雄   右左 3年 福岡 福岡市立当仁
08  原駿太    右右 3年 大分 別府市立青山
09  山本晃也   右左 3年 山口 下関市立向洋
10  太田虎次朗  左左 3年 鹿児島 さつま町立宮之城
11  財原光優   右右 3年 大阪 大阪市立放出
12  古波藏大斗  右右 3年 大阪 大阪市立今津 
13  竹下聖人   右右 2年 宮崎 宮崎市立生目
14  後藤綾太   右左 2年 大阪 大阪市立長栄
15  米田友    右左 3年 和歌山 美浜町立松洋
16  塘原俊平   右右 3年 福岡 福岡市立三宅
17  嶽下桃之介  左左 2年 熊本 熊本市立東野
18  殿垣内一馬  右右 3年 奈良 天理市立天理南
監督 :川崎絢平



秋季大会の主な成績・データ

<明豊の主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】3年連続5回目(夏の甲子園=6回)
【成績】大分大会=優勝、九州大会=4強
【勝敗】8戦7勝1敗
【評価】A=0、B=6、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .330 / 17位 (.332)
【防御率】1.89 / 12位 (2.19)
【失点数】14点 / 10位 (22.3点)
 →平均 1.8点 / 9位 (2.4点)
【得点数】73点 / 14位 (67.4点)
 →平均 9.1点 / 3位 (7.3点)
【本塁打】2本 / 20位 (3.5本)
 →平均 0.3本 / 17位 (0.4本)
【盗塁数】27個 / 6位 (15.9個)
 →平均 3.4個 / 3位 (2個)
【失策数】1個 / 1位 (7.2個)
 →平均 0.1個 / 1位 (0.8個)
【部員数】61人(0人) (8位)
【生徒数】489人 (26位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

[特集]センバツ全32出場校一覧



センバツ2021 戦歴・結果

①センバツ日程・見所 ②優勝候補アンケート】

◆3月21日(日) 1回戦 [第3日目]
14:20 明豊(大分) vs 東播磨(兵庫)
・・|000|000|000|= 0
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東播磨(兵庫・21世紀枠)のエース鈴木悠仁(2年)と、明豊の強力打線の対決に注目したい。

東播磨は、兵庫大会の決勝で神戸国際大に0-2、近畿大会の初戦で市立和歌山に1-2と、投手戦の接戦の末に惜敗した。鈴木悠仁(2年)は、10試合80回1/3を投げて防御率1.01と抜群の安定感を持つ。対する明豊は、1試合平均9.1得点(3位)と伝統の強力打線は健在だ。

ともに機動力が高く、1試合平均盗塁数は、明豊が3.4個(3位)、東播磨が2.6個(7位)を記録する。両チームともに、どれだけ甲子園で持ち味を発揮できるかが勝敗を分けそうだ。

◆主なポイント(注目選手など)
・東播磨は、最速142キロの鈴木悠仁(2年)がチームの大黒柱。秋は、10試合80回1/3を投げて、77奪三振、与死四球20、失点10、防御率1.01を記録。攻撃は「機動力」が武器で、ロースコアの接戦に持ち込む。先頭打者の原正宗主将(2年)は、チーム1位の打率.375・打点9を記録する攻撃のキーマンだ。

・明豊のダブルエースは、ともに好投手。中学時代にジャイアンツカップで優勝した経験を持つ身長189センチの右腕・京本眞(2年)と、巨人の太田龍を兄に持つ左腕・太田虎次朗(2年)の継投リレーが勝利の方程式。ともに防御率1点台と安定感がある。



秋季九州大会の戦歴・試合結果

◆準決勝
明豊(大1) 2-3x
 大崎(長1)(延長12回)

 明豊|000|010|000|1000=2
 大崎|010|000|000|1010=3x  
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(明豊)財原、殿垣内、太田―簑原
(大崎)坂本―調
・2塁打:原(明豊)
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大崎が延長12回の投手戦を制し、3x-2(サヨナラ)で明豊に勝利し決勝進出。先制したのは大崎。2回裏、2死2塁から6番・村田慶二のタイムリーで1点を先制する。一方の明豊は5回表、1死2・3塁から好調の3番・黒木日向が犠牲フライを放ち、1-1の同点に。5回裏から明豊は3番手・太田虎次朗に継投する。試合は大崎のエース坂本安司と、明豊・太田の好投で延長戦へ突入する。延長10回表、明豊はヒット2本と四球から1死満塁とすると、8番・簑原が犠牲フライを放ち、1点を勝ち越す。しかし10回裏、大崎は2死1・3塁から2番・乙内翔太のタイムリーで、2-2の同点に追いつく。迎えた延長12回裏、大崎は2死2塁から2番・乙内翔太が今度はサヨナラタイムリーを放ち、3x-2と試合を決めた。大崎のエース坂本安司は、延長12回・全172球の熱投、被安打11・死四球6を与えながらも守備陣が堅守で支えた。一方、明豊の3番手・太田虎次朗は5回から最後まで投げ抜き、被安打7・死四球2・奪三振11と好投した。大崎は2番・乙内翔太が5打数4安打2打点と活躍。延長10回裏には同点打、延長12回裏にはサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮した。




◆準々決勝
明豊(大1) 6-4 神村学園(鹿1)

 明豊・・|000|000|033|=6 
 神村学園|001|100|200|=4
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(明豊)太田、京本―簑原
(神村学園)泰、内堀、川井―中島
・本塁打:黒木(明豊)
・3塁打:福田(神村学園)

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明豊が8回表に黒木日向の2ラン本塁打をきっかけに試合の流れを引き寄せ、神村学園に6-4で勝利。センバツ出場が有力に。先制は神村学園、明豊の先発・太田虎次朗が四球を与え、押し出しで1点を先制。明豊は4回裏途中、先発の太田から京本眞へ継投。神村学園は4回裏、2番・寶永のタイムリーで1点を追加、7回裏には6番・福田の3塁打で1点、7番・松岡のタイリーで1点を追加し、4-0とする。一方の明豊は8回表、2死から四球で走者を出すと、3番・黒木日向が右中間に2ラン本塁打を放ち、2点差。さらにヒット2本と死球で2死満塁とし、7番・筒井が押出四球を選び、3-4と1点差。9回表、明豊は1死1・3塁のチャンスから3番・黒木日向がタイムリーを放ち、4-4の同点に。さらにダブルプレー崩れの間に1点をあげて逆転すると、6番・塘原のタイムリーで1点を追加し、6-4とした。神村学園は9回裏、無死1・2塁のチャンスを作るも、無得点に終わった。試合は、明豊の3番・黒木日向が躍動した、8回には2ラン本塁打、9回には同点打を放つ活躍を見せ、一気に流れを引き寄せた。一方の神村学園は、先発のエース泰勝利が8回まで好投し試合を優位に進めるも、明豊の粘りと勢いが勝った。

◆1回戦
明豊(大分1) 4-1 九州国際大付(福岡2)

 明豊|000|000|013|=4 
 九国付|000|010|000|=1
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(明豊)太田、京本―簑原
(九国大付)山本、柳川―野田
・3塁打:黒木、米田(明豊)
・2塁打:太田(明豊)

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明豊が4-1で九国付との投手戦を制した。先制したのは九国付。5回裏に2つの四球で走者を出すと、2番・浜野の安打で1点を先制する。一方の明豊は8回表に、3番・黒木が3塁打で出塁すると、4番・東の犠牲フライで1点を返し、1-1と同点に追いつく。9回表、九国大は先発の山本大揮から柳川大晟へ継投。明豊は2四球からチャンスを作ると、9番・米田友(約50人が暮らす寮の寮長)の3塁打と1番・阿南のタイムリーで3点を勝ち越し、4-1。これが決勝点となった。九国付は、先発の山本大揮が8回を投げて被安打5・四球3・奪三振5・失点1と好投するも、9回表に継投した柳川大晟が2四球からピンチを招き勝ち越しを許した。明豊は、左腕・太田虎次朗(巨人・太田龍の弟)と京本眞の継投で九国付打線を抑えこんだ。



秋季大分大会での戦歴・試合結果

【秋季九州大会=大分(2枠)】秋季大分大会の結果

①明豊の戦歴・試合結果・チーム紹介
・決勝戦 明豊 20-0 大分商業
・準決勝 明豊 10-1 藤蔭
・準々決勝 明豊 13-2 大分舞鶴(5)
・3回戦 明豊 9-1 安心院・日田(7)
・2回戦 明豊 9-2 大分工業(7)

②大分商業の戦歴・試合結果・チーム紹介
・決勝戦 大分商業 0-20 明豊
・準決勝 大分商業 2-1 津久見
・準々決勝 大分商業 11-4 津東(8)
・3回戦 大分商業 5-3 大分
・2回戦 大分商業 11-0 大分高専(5)
・1回戦 大分商業 9-2 佐伯鶴城(8)



センバツ甲子園交流試合メンバー2020年

 [背番号 名前 投打 学年 出身中学校]
01 若杉晟汰  左右 3年 大分 明豊中(主将)
02 居谷匠真  右右 3年 和歌山 岩出市立岩出第二中
03 野上真叶  右左 3年 大分 明豊中
04 中尾圭   右左 3年 大分 臼杵市立臼杵西中
05 中村洸斗  右右 3年 大分 明豊中
06 宮川雄基  右左 3年 大分 宇佐市立安心院中
07 小川聖太  右右 3年 大分 明豊中
08 布施心海  右右 3年 大阪 豊中市立豊中第一中
0狭間大暉  右右 3年 大分 津久見市立津久見一中
10 太田虎次朗 左左 2年 鹿児島 さつま町立宮之城中 
11 楠周弥   右右 3年 大分 別府市立青山中
12 賀来竜馬  右左 3年 大分 宇佐市立安心院中
13 為藤隆心  左左 3年 福岡 吉富町立吉富中
14 川原颯起  右左 3年 大分 明豊中
15 廣次康生  右左 3年 大分 中津市立耶馬渓中
16 幸修也   右右 2年 大分 別府市立別府北部中
17 竹本凪海斗 右左 3年 大分 国東市立国東中
18 山田昭太  右左 3年 大分 佐伯市立蒲江翔南中
19 古川達   右右 3年 熊本 熊本市立城西中
20 奥城幹人  右左 3年 大阪 大阪市立蒲生中

※特集:①センバツ日程 ②優勝候補アンケート