《特集》仙台育英 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

仙台育英 野球部 メンバーを特集 

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021年 仙台育英 野球部のベンチ入りメンバー・注目選手・成績データなどを特集する。

秋季宮城大会=優勝、秋季東北大会=優勝:県大会では、1回戦から準決勝・柴田戦までの4試合をいずれもコールドで勝利。決勝は東北高校との投手戦で、3-0の接戦制して優勝。東北大会も4試合中2試合をコールド、決勝では満塁本塁打2本などで18-1で柴田を圧倒し優勝。

◆投打の総合力は全国屈指:打率.370(5位)、防御率0.94(3位)、1試合あたりの得点は9.1点(3位)、失点は1点(3位)と攻撃・投手等の全ての成績項目で上位にランクイン。平均盗塁は4.3個(2位)、失策は0.6個(9位)と走攻守に優れる。スポーツ6紙の評価はいずれも「A」と優勝候補本命の1校。

◆最速140キロ超投手陣に注目:須江航監督が「全国屈指」と胸を張る投手陣。最速147キロのエース・伊藤樹(2年)が柱。この他、花巻東戦で先発した左腕の古川翼(1年)、東北大会2試合で先発した右腕の松田隆之介(2年)、小林寛大(1年)、中村和寛(2年)ら、最速140キロ超で制球力の高い投手陣が揃う。

◆躍進の原動力・右腕の松田龍之介に注目:最速144キロの右腕・松田隆之介(2年)に注目。秋季東北大会の初戦・湯沢翔北戦で先発し、7回を2安打無失点・11奪三振。続く羽黒戦でも6回2安打2失点と活躍。秋4試合で25奪三振を記録した。

◆満塁弾2本を放つなど上位下位に長打力:東北大会の決勝・柴田戦では、4番・吉野蓮(2年)と5番・秋山俊(2年)が満塁本塁打(それぞれ1本)を記録。下位の8番・八巻真也(2年)は、ソロ本塁打と3塁打2本を記録。上位から下位まで一発を放つ長打力がある。

◆「足」にも自信と実績:須江監督は「過去3年間のチームの中では圧倒的に走れる選手が多い」と評価。秋公式戦は合計39盗塁、1試合あたり4.3個を記録。これは出場校中2位の成績だ。



 仙台育英 ベンチ入りメンバー

※最終登録選手を反映 [3/17発表分=変更あり]

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01 伊藤樹   右右 3年 宮城県 秀光中等
02 木村航大 右右 3年 宮城県 秀光中等
03 島貫丞 左左 3年 宮城県 秀光中等 ◎主将
04 浅野洸司 右左 3年 宮城県 仙台第二
0吉野蓮 右右 3年 宮城県 東向陽台
06 渡邉旭 右左 3年 福島県 平第二
07 佐藤涼宣 右右 3年 宮城県 六郷
08 秋山俊 右左 3年 北海道 登別緑陽
09 八巻真也 右左 3年 宮城県 秀光中等
10 松田隆之介 右右 3年 宮城県 南光台
11 古川翼 左左 2年 宮城県 秀光中等
12 小原捷平 右右 3年 宮城県 秀光中等1
13 寺田周生 右右 3年 ※最終登録変更で追加
14 大藤想太 右右 2年 宮城県 秀光中等
15 遠藤太胡 右右 2年 山形県 大石田
16 宇治野駿介 右右 3年 埼玉県 所沢市立安松中
17 藤井一太 右右 2年 ※最終登録変更で追加
18 渋谷翔・・ 右左 2年 福岡県 田隅
監督:須江航



秋季大会の主な成績・データ

<仙台育英の主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】2年連続14回目(夏の甲子園=28回)
【成績】宮城大会=優勝、東北大会=優勝
【勝敗】9戦9勝0敗
【評価】A=6、B=0、C=0(スポーツ紙6紙)
【打率】 .370 / 5位 (.332)
【防御率】0.94 / 3位 (2.19)
【失点数】9点 / 3位 (22.3点)
 →平均 1点 / 3位 (2.4点)
【得点数】82点 / 7位 (67.4点)
 →平均 9.1点 / 3位 (7.3点)
【本塁打】4本 / 9位 (3.5本)
 →平均 0.4本 / 12位 (0.4本)
【盗塁数】39個 / 2位 (15.9個)
 →平均 4.3個 / 2位 (2個)
【失策数】5個 / 8位 (7.2個)
 →平均 0.6個 / 9位 (0.8個)
【部員数】62人(0人) (7位)
【生徒数】3394人 (1位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手



センバツ2021 戦歴・結果

3月28日(日) 準々決勝  [第9日目]
08:30 仙台育英 3-10 天理     [見所]
仙台育英|002|000|010|=3
天理・・|200|422|00x|=10

✍️試合結果コメント
天理が仙台育英に10-3で勝利。エース達孝太(2年)は、8回を8安打・8四死球・6奪三振・3失点。計164球の粘りの投球をみせた。初回、3番・内藤大翔(1年)のタイムリーなどで2点を先制。4回には女房役・政所蒼太(2年)が勝ち越し打、5回には杉下海生(2年)が2点打、6回には4番・瀬千皓(2年)が2点打と、仙台育英の3投手を打ち崩した。一方の仙台育英は、失策3が響いた。左腕・古川翼(1年)が先発し2失点。2回からエース伊藤樹(2年)が登板するも8失点を喫した。その後は、右腕・松田隆之介(2年)に継投。中盤に大量失点し、最後まで流れを引き寄せられなかった。

✍️試合の見どころ
両チームともに投手陣の出来がポイントとなりそうだ。攻撃面は、両チームともに2回戦から調子が上向きだ。天理は、初戦・宮崎商業に7-1で勝利。2回戦の健大高崎戦は、達孝太(2年)が、被安打2に抑えて完封。宮崎商業戦では161球、健大高崎戦では134球と、合計295球を投じている。捕手・政所蒼太(2年)が配球やバットでエース達を好リードする。また、好打者の4番・瀬千皓(2年)にもあたりが出てきている。一方の仙台育英は、初戦・明徳義塾戦で、古川翼(1年)と伊藤樹(2年)が継投し、被安打1で1-0の完封勝利。2回戦・神戸国際大付属戦は、背番号10の松田隆之介(2年)が先発し、6回を投げて被安打3・四球2・奪三振8と好投(93球)した。14安打で13得点を挙げ、13-5で圧勝している。投球制限や疲労面からみると、仙台育英がやや有利か。ただ、天理の達孝太(2年)は健大高崎打線を2安打で完封し、中村監督も「出来過ぎ」というほどに調子を上げており、そのポテンシャルを甲子園で開花させている。なお、過去、天理と仙台育英は3度甲子園で対戦があり、仙台育英が2勝1敗としている。




◆3月25日(木) 2回戦  [第6日目]
11:40 神戸国際大付 5-13 仙台育英  [見所]
神戸国際|000|010|310|=5
仙台育英|223|104|10x|=13

✍️試合結果コメント
仙台育英が13-5で神戸国際大付属に勝利。仙台育英は、背番号10の松田隆之介(2年)が先発し、6回を投げて被安打3・四球2・奪三振8と好投(93球)。その後、7回は渋谷翔(1年)が、8回からは背番号5の吉野蓮(2年)が登板し、3投手の継投リレーで相手打線を抑えた。攻撃面では、14安打で13得点。投打ともに強さが光り、日本一が見えてくる戦いぶりだった。一方の神戸国際大付属は、5投手が登板、登録選18名中17人が出場するも、序盤の失点が大きく響き敗れた。

✍️試合の見どころ
神戸国際大付属は、好投手・木村大成を擁する北海との開幕戦を9回裏に同点、延長10回裏にサヨナラで勝利し勢いに乗る。対するは、仙台育英。明徳義塾に対して、古川翼(1年)と伊藤樹(2年)の継投で1安打完封し、前評判通りの投手力を発揮した。神戸国際大付属が、投手王国を誇る仙台育英をどう攻略できるかが鍵を握りそうだ。北海戦は、先発するも途中降板し、バットでも不発だった阪上翔也(2年)の活躍に期待がかかる。


◆3月19日(金) 1回戦 [第1日目]
12:40 明徳義塾 0-1 仙台育英  [見所]
  明徳義塾|000|000|000|=0
  仙台育英|010|000|00x|=1

✍️試合結果コメント
仙台育英が、古川翼(1年)と伊藤樹(2年)の継投リレーで、明徳義塾打線を被安打1に抑え、1-0で完封勝利。先発の古川翼は3回2/3を投げて被安打1、エース伊藤樹は5回1/3を投げては無安打ピッチングと好投した。対する明徳義塾のエース代木大和は被安打10を浴びながらも、要所をしめ、外野の好守備にも助けられながら9回を投げ切り1失点。仙台育英が序盤2回に挙げた1点を守り切り、名門校同士の対決を制した。

✍️試合の見どころ
名門かつ優勝候補に名を連ねるチーム同士の対決は、大会屈指の好カードだ。ロースコアの接戦を予想する。高知高校・森木大智に投げ勝った明徳義塾の左腕・代木大和が、仙台育英打線をどう抑えるかに注目したい。仙台育英は、秋は1試合あたり9.1点(3位)を記録し、一発のある強打者も揃う。また、最速140キロ以上の好投手が複数揃い、相手打線に大量失点を許さない。監督対決にも注目だ。U18日本代表監督の名将・馬淵監督と若き指導者である須江監督の采配も、勝敗を分けるポイントとなりそうだ。

✍️主なポイント(注目選手など)
・仙台育英は、最速147キロの伊藤樹(2年)、古川翼(1年)、松田隆之介(2年)らを中心に最速140キロ超の好投手が複数揃う。打撃面では、4番・吉野蓮(2年)と5番・秋山俊(2年)が、ともに東北大会決勝で満塁本塁打を記録するなど長打力もある。

・明徳義塾は、左腕エース・代木大和(2年)がキーマンだ。秋7試合62回を投げ、与死四球12、失点4点、防御率.058を記録するなど抜群の安定感を持つ。ドラフト候補・森木大智を擁する高知高校との決勝では、延長12回引き分け日没再試合を含む2試合を、全て1人で投げ抜きわずか1失点。攻撃は、打率.500を誇る米崎薫暉主将(2年)らが中心だ。



秋季東北大会の戦歴・試合結果

◆決勝戦 柴田 1-18 仙台育英
 柴田・・|000|000|010|=1 
 仙台育英|014|814|00x|=18
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(柴田)南條、谷木、日下―舟山
(仙台育英)古川、松田、小林、中村―木村、小野、小原
・本塁打:秋山、八巻、吉野(仙台育英)
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仙台育英が2本の満塁弾などで18-1で柴田を圧倒し、優勝。柴田の先発は、初登板の南條康佑(背番号12)。先制は仙台育英、2回表に6番・八巻が3塁打で出塁すると7番・岡田の安打で1点。3回裏には無死満塁から、5番・秋山俊の打った瞬間それとわかるライトへの満塁本塁打で5-0。さらに、4回裏には5番・秋山俊のライトフェンス直撃の2塁打などで7-0とする。ここで柴田は、先発・南條から「投球制限で残り19球」が投球できるエース谷木亮太へ交代。仙台育英は勢いが止まらず、八巻の3塁打と犠牲フライなどで13-0と大量リードする。ここでエース八木が投球制限で降板し、1年生の日下裕翔(背番号11)がマウンドへ。5回裏には、ここまで3塁打2本を放つ8番・八巻のソロ本塁打で14-0。6回裏には、4番・吉野がこの日チーム2本目の満塁本塁打を放ち18-0とする。柴田は8回表、5番・村上太生輔の内野ゴロの間に1点を返すもゲームセット。・・・仙台育英は今大会、エース伊藤・古川・松田・小林・中村と5人の投手が登板。いずれの投手も制球力が高く、層の厚さを見せた。また、柴田は、エース谷木亮太が決勝では残り19球の投球制限を受けるも、大黒柱としてチームの躍進の核となった。ここまで学法石川(福3)・八学光星(青1)・東日大昌平(福1)・日大山形(山1)を撃破し初の決勝進出を果たすなどなど、「柴田旋風」を巻き起こした。

◆準決勝 仙台育英 1-0 花巻東
 仙台育英|000|100|000|=1
 花巻東|000|000|000|=0
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仙台育英が花巻東に1-0で勝利し、決勝進出。センバツ出場が有力に。息詰まる投手戦で、先制したのは仙台育英。4回表に内野ゴロ失策の間に7番・岡田大成が好走塁を見せ、貴重な1点をあげた。仙台育英は、今大会初登板の1年生左腕・古川翼が先発し、4回を投げて1安打無失点の好投。4回裏からは、今大会初登板となるエース伊藤樹がマウンドへ上がり、花巻打線を4安打無失点に抑えた。花巻東の先発・エース菱川一輝は、2戦連続コールドで勝ち上がる仙台育英打線を7安打1失点に抑える好投。バックの堅守もあり9回を一人で投げ抜いた。
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(仙台育英)古川、伊藤―木村
(花巻東)菱川―田代




◆準々決勝 仙台育英 11-2 羽黒(7回コ)
 仙台育英|230|030|300|=11
 羽黒・・|001|010|000|=2
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仙台育英が11-2の7回コールドで羽黒に勝利した。先制は仙台育英。1回表、1番の浅野が3塁打で出塁すると、2番・島貫のタイムリーで1点。さらに失策などで2点を先制する。2回裏にも、9番・木村、1番・浅野のヒットなどで3点をあげ、序盤で5点のリードを奪う。一方の羽黒は、3回裏に1番・櫻井がソロホームランで1点を返す。仙台育英は、5回表に四球・失策などでチャンスを作ると、9番・木村の2塁打、2番・島貫のタイムリーなどで、8-1と大量リード。7回表も3点を加え、11-2の7回コールドで勝利。仙台育英の先発・松田龍之介は6回2安打と、前回・湯沢翔北戦に続いて試合を作った。羽黒は四死球6と失策5が響いた。
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(仙台育英)松田、小林―木村
(羽黒)奥中、本間―高橋柊
・本塁打:櫻井(羽黒)

◆2回戦 仙台育英 7-0 湯沢翔北(8回コ)
 仙台育英|000|100|240|=7
 湯沢翔北|000|000|000|=0
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仙台育英が終盤に得点を重ね、7-0(8回コールド)で湯沢翔北に勝利。0-0で迎えた4回表、仙台育英は6番・八巻のタイムリーで1点を先制。7回表には、先頭の八巻がヒットで出塁すると、7番・岡田のタイムリーと8番・松田の犠牲フライで2点を追加。8回表には、6番・八巻の2点タイムリー2塁打などで4点をあげ、7-0とした。投げては、仙台育英の先発・松田龍之介(背番号10)が湯沢翔北打線を7回2安打に抑え、2番手・中村和馬(背番号18)が試合をしめた。湯沢翔北打線は、ヒット3本に抑えられた。仙台育英・6番の八巻真也は4打数4安打3打点と活躍した。
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(仙台育英)松田、中村―木村
(湯沢翔北)佐藤創、武藤―佐藤悠
・2塁打:八巻2、岡田、小野(仙台育英)



秋季宮城大会の戦歴・試合結果

【東北大会・宮城(3枠)】秋季宮城大会の結果

①仙台育英の戦歴・試合結果・チーム紹介
・決勝戦 仙台育英 3-0 東北
・準決勝 仙台育英 12-2 柴田(6)
・準々決勝 仙台育英 9-0 東陵(7)
・2回戦 仙台育英 10-0 仙台城南(5)
・1回戦 仙台育英 11-4 古川工業(7)

②東北の戦歴・試合結果・チーム紹介
・決勝戦 東北 0-3 仙台育英
・準決勝 東北 2-1 古川学園
・準々決勝 東北 10-3 仙台第三(7)
・3回戦 東北 5-0 仙台南
・2回戦 東北 10-0 仙台向山(6)
・1回戦 東北 7-0 名取(7)

③柴田の戦歴・試合結果・チーム紹介
・3位決定戦 柴田 8-4 古川学園
・準決勝 柴田 2-12 仙台育英(6)
・準々決勝 柴田 6-1 仙台第一
・3回戦 柴田 7-1 聖和学園
・2回戦 柴田 7-2 東北学院榴ケ岡
・1回戦 柴田 7-0 白石(7)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手