《特集》聖カタリナ学園 野球部メンバー徹底分析 センバツ2021

聖カタリナ学園 野球部 メンバーを特集 

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手

センバツ2021年 聖カタリナ学園 野球部のベンチ入りメンバー・注目選手・成績データなどを特集する。

秋季愛媛大会=優勝。四国大会=準優勝:県大会では、初戦・今治西に5-1で勝利し勢いにのると、続く準々決勝・吉田に12-0(5回コ)、準決勝・小松に6-1、決勝・松山城南に11-1と圧倒して優勝。四国大会では、初戦・高松商業に4-1で勝利。続く準決勝・小松戦は延長12回の投手戦の末、3x-2のサヨナラ勝利で選抜当確。決勝は明徳義塾に1-5で敗れた。

◆聖地で”赤い旋風”を巻き起こす:赤いユニホームがシンボルだ。秋のチーム成績は、打率.302(26位)、平均得点6.4点(24位)、防御率1.17(5位)、平均失点1.4点(8位)、平均失策数0.5個(6位)を記録。エース櫻井頼之介(2年)がチームの大黒柱で、秋は55回を投げ防御率1.15と抜群の安定感がある。攻撃面では、打率・打点・本塁打のチームトップを記録した4番・川口翔大がキーマンだ。スポーツ6紙の評価はBが4つ、Cが2つ。

◆頼りになる男・櫻井頼之介:エース右腕・櫻井頼之介(2年)、読み方は”よりのすけ”。身長170センチ、58キロと細身で小柄ながら、最速145キロのストレートと90キロ台の変化球を織り交ぜ、得点を許さない。秋は8試合に登板し55回を投げて、被安打35、奪三振51、与死四球20、失点8、防御率1.15を記録。その名の通り、頼りになるエースの活躍が、春夏通じて初の甲子園出場の原動力となった。また、投手陣には身長184センチの右腕・仲田隆晟(2年)も控える。

◆チームスローガンは「打って勝つ」:4番の川口翔大(2年)は、打率.440、8打点、本塁打1本を記録し、チーム三冠王。50mは6.0秒の俊足を持ち、中学時代には松山市の中学陸上大会では100mで優勝経験も。また、堀越璃雄(2年)は勝負強さがある。四国大会の高松商業戦では8回裏に勝ち越し打、小松戦では延長12回裏 2死1・3塁から、前打者である4番・川口が敬遠され、サヨナラ打を放つ活躍を見せた。このほか、高岡唯(2年)と足達遥都(2年)も打率4割を超える好打者だ。

◆越智監督は早大野球部の元主将:聖カタリナ学園の初代監督である越智良平監督(39)がチームを率いる。同校は1925年創立の女子校で、2016年の共学化に伴い野球部が創部。越智氏は、済美を強豪に育てた故・上甲正典氏の宇和島東時代の教え子で、宇和島東では3度甲子園に出場した。進んだ早稲田大学では、和田毅(ソフトバンク)と同期。4年時には主将を務め、52年ぶりの春秋連覇達成した。



聖カタリナ学園 ベンチ入りメンバー

※最終登録選手を反映 [3/17発表分=変更あり]

【背番号・名前・投打・学年・出身中学校】
01 櫻井頼之介 3年 右右 兵庫 尼崎中央
02 足達遥都  3年 右右 大阪 茨木市立彩都西
03 堀越璃雄  3年 右右 愛媛 松山市立松山南第二
04 上田将史  3年 右右 愛媛 松山市立松山西
05 小澤武門  3年 右右 東京 府中市立府中第三 ◎主将
06 川口翔大  3年 右左 愛媛 松山市立余土
07 石川航大  3年 右右 愛媛 四国中央市立川之江北
08 田代勝也  3年 右右 愛媛 松山市立鴨川
09 高岡唯   3年 左左 愛媛 松山市立城西
10 仲田隆晟  3年 右右 大阪 高槻市立如是
11 井上翼   2年 左左 大阪 高槻市立高槻三
12 疋田昂大  3年 右左 神奈川 厚木玉川
13 守野剛   3年 右右 愛媛 松山市立垣生
14 崎野翔太  2年 右左 愛媛 伊方町立伊方
15 尾崎勇太  3年 右右 愛媛 湯山
16 福井脩介  3年 右左 大阪 茨木市立茨木北
17 桃原光汰  3年 右右 神奈川 相模原市立相武台
18 三原太陽  3年 右右 ※最終登録変更で追加



秋季大会の主な成績・データ

<聖カタリナの主な成績データ|昨秋公式戦>
【回数】初出場(夏の甲子園=0回)
【成績】愛媛大会=優勝、四国大会=準優勝
【勝敗】8戦7勝1敗
【評価】A=0、B=4、C=2(スポーツ紙6紙)
【打率】 .302 / 26位 (.332)
【防御率】1.17 / 5位 (2.19)
【失点数】11点 / 5位 (22.3点)
 →平均 1.4点 / 8位 (2.4点)
【得点数】51点 / 24位 (67.4点)
 →平均 6.4点 / 24位 (7.3点)
【本塁打】1本 / 23位 (3.5本)
 →平均 0.1本 / 23位 (0.4本)
【盗塁数】6個 / 28位 (15.9個)
 →平均 0.8個 / 28位 (2個)
【失策数】4個 / 3位 (7.2個)
 →平均 0.5個 / 6位 (0.8個)
【部員数】40人(0人) (22位)
【生徒数】1032人 (14位)
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※→平均=1試合あたりの平均値
※ (カッコ内)=全32出場校の平均値
※部員数( )=マネ数(内訳)

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手



センバツ2021 戦歴・結果

◆3月24日(水) 1回戦 [第5日目]
09:00 聖カタリナ学園 3-4 東海大菅生 [見所]
聖カタリナ|000|000|102|=3
東海大菅生|012|000|01x|=4

✍️試合結果コメント
東海大菅生が、最終回に粘る聖カタリナ学園に4-3で勝利。東海大菅生は、大会5日目での第1号となる鈴木悠平(1年)のソロ本塁打で先制、3回には千田光一郎(2年)が大会2号となる2ランで試合を優位に進めた。投手陣は、背番号11の鈴木泰成(1年)、背番号14の松永大輝(2年)、背番号9の千田光一郎(2年)の3投手が継投し、粘るカタリナを振り切った。一方の聖カタリナ学園は、創部5年目で初の甲子園。最終回には1点差に迫る粘をみせた。注目の好投手・エース櫻井頼之介(2年)は、2本塁打を打たれるも6安打に抑える好投。奪三振は7、129球の熱投だった。9回表、1点差で2死満塁のチャンスで、4番・川口翔大(2年)に回るも、後一本が出なかった。

✍️試合の見どころ
優勝候補筆頭格の東海大菅生に、初出場の聖カタリナ学園が挑む構図だ。試合のキーマンになりそうなのが、聖カタリナ学園のエース櫻井頼之介(2年)だ。小柄で細身な体格ながら、最速145キロのストレートを持つ大会注目の好投手で、秋は8試合55回を投げて、防御率1.15と安定感がある。東海大菅生打線を最小失点におさえ、接戦に持ち込みたい。一方の東海大菅生は、左腕・本田峻也(2年)に安定感があり、チーム防御率は1.64(9位)。攻撃面では、平均得点11.6点(1位)、打率.389(2位)、平均盗塁6.6個(合計53盗塁=いずれも1位)と、機動力を絡めた攻撃力は全国トップクラスだ。一方の聖カタリナ学園の越智良平監督は、早稲田大学では和田毅(SB)と同期。4年時には主将を務めて、東京六大学野球リーグで春秋連覇を達成。石川県の小松高校野球部の監督を務めたことがあり、東海大菅生のエース本田峻也(2年・石川出身)の兄が当時部員として在籍していた縁があるという。

✍️試合のポイント(注目選手)
・東海大菅生でバッテリーを組むエース本田峻也(2年)と捕手の福原聖矢(1年・沖縄出身)は、共にU15日本代表を経験している。秋は、福原聖矢が一人で15盗塁を記録するなど、走攻守で抜群の野球センスを持つ。また、打撃面では、秋は控え背番号ながらチーム最多15打点を記録した小山凌暉(1年)などに注目したい。

・聖カタリナ学園は、エース櫻井頼之介(2年)が大黒柱だ。身長170センチ、58キロと細身で小柄ながら、最速145キロのストレートと90キロ台の変化球を織り交ぜ、得点を許さない。秋は8試合に登板し55回を投げて、被安打35、奪三振51、与死四球20、失点8、防御率1.15を記録。4番の川口翔大(2年)は、打率.440、8打点、本塁打1本を記録し、チーム三冠王と攻撃のキーマンだ。



秋季四国大会の戦歴・試合結果

◆決勝戦
明徳義塾(高1) 5-1 聖カタリナ(愛1)

 明徳義塾|010|010|030|=5  
 聖カタリナ|000|100|000|=1
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(明徳義塾)代木ー加藤
(聖カタリナ)仲田、櫻井ー石川
・3塁打:代木(明徳義塾)
・2塁打:森松(明徳義塾)高岡、堀越(聖カタ)

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明徳義塾が聖カタリナ学園との投手戦を5-1で制し、優勝。明徳義塾は2回表、相手守備のフィルダースチョイスから1点を先制。一方の聖カタリナ学園は4回裏、5番・堀越が2塁打を放ち、1-1の同点に追いつく。追いつかれた明徳義塾は5回表、死球で出たランナーを犠打で送ると、4番・森松の2塁打で1点を挙げ、2-1と勝ち越す。8回表、明徳義塾は連打でチャンスを広げると、7番・代木の3塁打などで3点を挙げ、5-1とした。明徳義塾のエース代木大和は、四国大会の3試合を全て一人で投げ抜いた(県大会からの8試合中7試合で完投)。この試合も投球数99数で完投、被安打5・四球1・奪三振4と安定感抜群の投球を見せた。一方の聖カタリナ学園は、控えの仲田隆晟が6回を3安打2失点と好投し試合を作った。7回からは前日までの2試合で合計330球を投じてきたエース桜井頼之介に継投するも、その直後に3点を奪われた。今大会の決勝に進出した明徳義塾・聖カタリナ学園は、ともにエース代木・櫻井の両エースの好投が光るチームだった。




◆準決勝
小松(愛3) 2-3x 聖カタリナ(愛1)(延長12回)

 小松・・・|001|100|000|000 =2
 聖カタリナ|000|110|000|001 =3
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(小松)越智、古本ー森井
(聖カタリナ)櫻井ー足達、石川
・3塁打:福島(小松)
・2塁打:川口(聖カタリナ)

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聖カタリナ学園が延長12回の投手戦を制し、3x-2で小松に勝利し決勝進出。センバツ出場が有力に。先制したのは小松、3回表に4番・赤尾のタイムリーで1点を挙げると、4回表には押出四球で1点を挙げ、2-0とリードする。一方の聖カタリナは、4回裏に9番・田代のタイムリーで1点を返し、5回裏には相手失策から1点をあげ、2-2の同点に追いつく。試合はこのまま延長戦に突入。延長12回裏、2死1・3塁から、前の4番・川口が敬遠され勝負打者となった5番・堀越がサヨナラタイムリーを放ち、3x-2で勝利。聖カタリナのエース桜井頼之介は、前回の高松商業戦に続き完投。試合中にオーバースローからスリークオーター気味にフォームを変更するなど工夫をしながら延長12回を一人で投げ抜き、被安打6。6回以降はヒット1本に抑える力投を見せ、チームのサヨナラ勝利を引き寄せた。

◆準々決勝
高松商業(香3) 1-4 聖カタリナ(愛1)

 高松商業|000|000|100|=1 
 カタリナ|010|000|03x|=4
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(高松商)徳田、渡辺-山崎
(聖カタリナ)桜井-石川
・3塁打:桜井(聖カタリナ)
・2塁打:堀越(聖カタリナ)

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聖カタリナが高松商業との接戦を4-1で制した。聖カタリナは2回裏、先発投手の8番・櫻井が3塁打を放ち1点を先制する。その後、試合は投手戦のまま「スコア0」が並ぶ展開となり、迎えた7回表、高松商業は2死満塁から押出となる死球で1点を挙げ、1-1の同点に追いつく。しかし8回裏、聖カタリナは2連続四球でランナーを出すと、5番・堀内の2塁打や内野安打などで3点を挙げる。これが決勝点となった。聖カタリナのエース桜井頼之介は、前回・高知高校の森木大智から11安打を放った高松商業打線を5安打に抑える好投。6死四球を与えたが要所を締めた。



秋季愛媛大会での戦歴・試合結果

【秋季四国大会=愛媛(3枠)】秋季愛媛大会結果

①聖カタリナ学園の戦歴・試合結果
・決勝戦 聖カタリナ学園 11-1 松山城南
・準決勝 聖カタリナ学園 6-1 小松
・準々決勝 聖カタリナ学園 12-0 吉田(5)
・1回戦 聖カタリナ学園 5-1 今治西

②松山城南の戦歴・試合結果
・決勝戦 松山城南 1-11 聖カタリナ学園
・準決勝 松山城南 3x-2 丹原(12)
・準々決勝 松山城南 4x-3 新田
・1回戦 松山城南 15-0 松山北(5)

③小松の戦歴・試合結果
・3位決定戦 小松 5-2 丹原
・準決勝 小松 1-6 聖カタリナ学園
・準々決勝 小松 4-3 松山商
・1回戦 小松 7-0 新居浜商

①日程・結果 ②注目選手 ③優勝候補 ④登録選手