センバツ21世紀枠の歴代出場校・条件・成績一覧(過去最高は4強)

21世紀枠 歴代出場校・条件・成績

センバツ21世紀枠の歴代出場校・成績、選考基準・選出理由を特集する。

21世紀枠は、勝敗にこだわらず多角的に出場校を選ぶセンバツ特性を生かし、技能だけではなく高校野球の模範的な姿を実践している学校を、基準に沿って選出する。

①秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象

②以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校
少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境を克服していること。近年の成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていないこと。校内・地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えていること。学業と部活動の両立を果たしていること。創意工夫した練習で成果を上げていること。



センバツ2021年 21世紀枠

2021年の21世紀枠には、八戸西(青森)三島南(静岡)東播磨(兵庫)具志川商業(沖縄)の4校が選出された。

※前回は帯広農(北海道)平田(島根)磐城(福島)が選出

【21世紀枠・地区推薦9校|今大会は4校選出】
・北海道 :知内(北海道)
・東北  :八戸西(青森)
・関東東京:石橋(栃木)
・東海  :三島南(静岡)
・北信越 :富山北部・水橋連合(富山)
・近畿  :東播磨(兵庫)
・中国  :矢上(島根)
・四国  :川之石(愛媛)
・九州  具志川商業(沖縄)
全国の21世紀枠推薦校(47都道府県一覧)



21世紀枠推薦校の成績・横顔

◉知内(北海道地区)
北海道大会=4強
16年ぶりに出場した秋季全道大会では準々決勝で駒大苫小牧に勝利するなど、ベスト4進出。準決勝では優勝した北海に6-0で敗れた。町の行事への参加やゴミ拾いなどの活動なども評価。過去、1993年春夏通じて初めて町立校として甲子園に出場。知内町の人口は約4200人。歌手・北島三郎さんは知内町出身。

◉八戸西(青森・東北地区)★選出
青森大会=準優勝、東北大会=8強
県大会の決勝では、八戸学院光星に14-3で敗れて準優勝。秋季東北大会では準々決勝で花巻東に2-1で惜敗。身長188センチの福島蓮は注目投手。ヤンキースとそっくりなユニホームも話題。八戸高等支援学校の生徒と交流を続け、傷んだボールの修理を同校の生徒が行い、そのボールで練習に取り組む。

◉石橋(栃木・関東地区)
栃木大会=準優勝、関東大会=初戦敗退
県大会の準決勝では作新学院に3-2で勝利、決勝では國學院栃木に6x-5でサヨナラ負けし、準優勝。秋季関東大会では、初戦で東海大相模に7-0で敗れる。グランドはサッカー部と共有で、外野の守備やフリー打撃は困難で、限られた環境・練習時間の中で、好成績をおさめた。

◉富山北部・水橋連合チーム(富山・北信越地区)
富山大会=4強、北信越大会=初戦敗退
県大会の準々決勝・未来富山戦では、3点差で迎えた9回裏に一挙4点を挙げ、サヨナラ勝利で北信越大会への出場権を獲得。北信越大会では、優勝した敦賀気比に5-0と善戦。県立高校の再編統合に伴い、2022年3月に閉校する水橋の2年生2人と、旧:富山北部の2年生2人、2020年春に誕生した新:富山北部の1年生13人が、計17名の連合チームを組んで戦う。連合チームは、1年生部員が多く、2年生は旧富山北部の2人と、水橋の2人。練習は水橋の2人が富山北部に通う。




◉三島南(静岡・東海地区)★選出
静岡大会=4強、東海大会=出場なし
21世紀枠推薦校への選出は、初。野球部は1921年に創部し100周年。県大会では、準々決勝で優勝候補の静岡高校を破りベスト4進出。4強進出は、1958年以来62年ぶり。園児・小学生を対象に行う野球教室などの普及活動に取り組む。

◉東播磨(兵庫・近畿地区)★選出
兵庫大会=準優勝、近畿大会=初戦敗退
3回戦は市立尼崎に2-1、準々決勝は育英に1-0で勝利。決勝は、神戸国際大付に2-0で惜敗し、準優勝。近畿大会では、1回戦で小園健太を擁する市立和歌山に2-1で惜敗。グランドは他部と兼用で、平日は時間・場所ともに制約が厳しい。ちびっこベースボール塾では、小学生に野球の楽しさを教える取り組みも。演劇部では、野球がテーマの「アルプススタンドのはしの方」が2017年の全国大会で最優秀賞に輝き、2020年7月には映画化。《映画=アルプススタンドのはしのほう Amazonで視聴可能》

◉矢上(島根・中国地区)
島根大会=4強、中国大会=初戦敗退
1回戦・松江農林戦は3x-2のサヨナラで、2回戦・開星戦は3x-2のサヨナラで、準々決勝・大社戦は延長13回の末、5x-4のサヨナラで勝利。3試合連続サヨナラ勝利で4強入りし、秋季中国大会に出場。少子化が進む中で、全国から生徒を受け入れる「しまね留学」などの取り組みを地域と一体で取り組む。大雪に見舞われた1月には、近隣除雪作業も。

◉川之石(愛媛・四国地区)
愛媛大会=8強、四国大会=出場なし
21世紀枠推薦は、5年ぶり3回目で愛媛県内最多。県大会では、宇和島東を破って8強入り。2年前の西日本豪雨で自宅が被災し、避難先から通う部員がいるなどのハンディキャップを抱えつつ、好成績。18年7月の西日本豪雨からの復興支援、ミカン農家への手伝いなど、ボランティア活動にも取り組む。

◉具志川商業(沖縄・九州地区)★選出
沖縄大会=準優勝、九州大会=8強
県大会の準決勝・興南戦では、3-2の接戦を制して、春秋初の秋季九州大会出場権を掴む。決勝は沖縄尚学に8-0で敗れる。九州大会では、初戦で東海大熊本星翔に4-2で勝利し、8強入り。準々決勝では、準優勝した福岡大大濠に3-0で敗れるも接戦を演じた。地元品を販売する「具商デパート」で部員が店長などで中心的な役割を担い、簿記や情報処理などの検定取得にも取り組む。



21世紀枠 過去出場校一覧・成績結果

2001年 安積   (福島) 初戦敗退
2001年 宜野座  (沖縄) ベスト4
2002年 鵡川   (北海道)2回戦
2002年 松江北  (島根) 初戦敗退
2003年 柏崎   (新潟) 初戦敗退
2003年 隠岐   (島根) 初戦敗退
2004年 一関一  (岩手) 初戦敗退
2004年 八幡浜  (愛媛) 初戦敗退
2005年 一追商  (宮城) 2回戦
2005年 高松   (香川) 初戦敗退
2006年 真岡工  (栃木) 初戦敗退
2006年 金沢桜丘 (石川) 初戦敗退
2007年 都留   (山梨) 初戦敗退
2007年 都城泉ヶ丘(宮崎) 2回戦
2008年 安房   (千葉) 2回戦
2008年 成章   (愛知) 2回戦
2008年 華陵   (山口) 3回戦
2009年 利府   (宮城) ベスト4
2009年 彦根東  (滋賀) 初戦敗退
2009年 大分上野丘(大分) 初戦敗退
2010年 山形中央 (山形) 初戦敗退
2010年 向陽   (和歌山)2回戦
2010年 川島   (徳島) 初戦敗退
2011年 大館鳳鳴 (秋田) 初戦敗退
2011年 佐渡   (新潟) 初戦敗退
2011年 城南   (徳島) 2回戦




2012年 女満別  (北海道)初戦敗退
2012年 石巻工  (宮城) 初戦敗退
2012年 洲本   (兵庫) 初戦敗退
2013年 遠軽   (北海道)2回戦
2013年 いわき海星(福島) 初戦敗退
2013年 益田翔陽 (島根) 初戦敗退
2013年 土佐   (高知) 初戦敗退
2014年 小山台  (東京) 初戦敗退
2014年 海南   (和歌山)初戦敗退
2014年 大島   (鹿児島)初戦敗退
2015年 豊橋工  (愛知) 初戦敗退
2015年 桐蔭   (和歌山)初戦敗退
2015年 松山東  (愛媛) 2回戦
2016年 釜石   (岩手) 2回戦
2016年 長田   (兵庫) 初戦敗退
2016年 小豆島  (香川) 初戦敗退
2017年 不来方  (岩手) 初戦敗退
2017年 多治見  (岐阜) 初戦敗退
2017年 中村   (高知) 初戦敗退
2018年 由利工  (秋田) 初戦敗退
2018年 膳所   (滋賀) 初戦敗退
2018年 伊万里  (佐賀) 初戦敗退
2019年 石岡一  (茨城) 初戦敗退
2019年 富岡西  (徳島) 初戦敗退
2019年 熊本西  (熊本) 初戦敗退
2020年 帯広農  (北海道)大会中止 
2020年 磐城   (福島) 大会中止
2020年 平田   (島根) 大会中止
2021年 八戸西  (青森) ——
2021年 三島南  (静岡) ——
2021年 東播磨  (兵庫) ——
2021年 具志川商業(沖縄) ——
※土佐以外はすべて公立校